25日J2リーグ20第36節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで愛媛FCと対戦し、0対3で新潟は前半15分に先制を許すもその直後DF田上の同点ゴールと思われたシーンは1度ゴールは認められながら取り消されそれで緊張の糸が切れたのか後半も立て続けに失点して完敗し、14勝14分8敗勝ち点56得失点差+8で暫定6位に後退した。

この試合前日にアルベルト監督の続投が決まったもののこの直後の敗戦により来季のJ1昇格は非常に難しくなった。

新潟唯一の明るい話題となったアルベルト監督の続投発表直後に最下位付近に低迷する愛媛に大敗を屈するというのは残留宣言が逆効果になってしまったという感じもなくはないが、それ以上にまだ下位に確り勝利できるだけの力が新潟にはないと捉えた方が良いと考えている。

愛媛とはJ2に降格してから対戦しているがこれまでホームでは2戦2敗(アウェイ1勝2分)だった。特に昨年は2点リードしてからの逆転負けというそこからずるずると4連敗へのキッカケとなっていっただけに愛媛のサッカーが何故最下位に低迷しているのか?と疑問になってしまうほどだ。

それ位J2は魔境のカテゴリーであるとも言える。敗れた試合を振り返りたい。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−2−2

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FWに至恩を抜擢して鄭大世はベンチスタートとなった。

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試合は前半から愛媛の捨て身の前線からの守備に苦戦する。対戦するクラブによっては前線からのプレッシャーがあるのかないのかというケースもあるが、愛媛は最初から前線の守備を確りしてきた事で新潟はこういうクラブに実はあまり部が良くない。

失点したシーンも愛媛が上手かったというよりも下手でも強引にプレーした事で生まれたゴールだった。前半15分のシーンは逆に上手くプレーする選手だったらシュートまで持ち込まれなかったと思うが、振り返ると強引に中央へ走り込んでおりDFを振り切った印象だ。

今季1度もリードした試合で逆転勝利がない新潟はここから反撃に出るも前半28分にDF田上が抜け出して1度はゴールが認められるが、その直後まさかのゴール取り消しとなった。VARがあれば多分間違いなくオフサイド判定にされていたとは思うけれど、J2にはVARはないのでこのシーンでゴールが取り消された事は選手たちに動揺を大きく与えてしまった。

ここからどうしてリードを許すと厳しくなるのかだけれど、アルベルト監督のサッカーのベースはバルセロナのサッカーがベースだ。バルセロナのベースはボールを主導権を握り守備の時間を少なくするポゼッションサッカーなのだが、このサッカーはとにかく攻めるのに時間を掛けるだけにリードをすると非常に有効な戦術なのだが、1度リードを許すと攻撃する時間(手数)を掛け過ぎる為にどうしてもゴールに迫る時間がかかってしまう。

最終ラインから縦パス1本より何人も経由してゴールに迫るのだが、これがリードを許してしまうと相手がゴール前を堅めてしまうのでなかなかシュートに持ち込めずゴールを破れないというのが真相だ。

何で下げる?というがこれがポゼッションサッカーと言うしかない。多分カウンターサッカーやパワープレーを好む人にはあまり適さないとは感じます。

この敗戦で次節敗れて福岡が勝利するとJ1昇格はなくなる一戦です。最後まで可能性を繋ぐのか?残り6試合諦めずに戦い続ける。

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