8日J2リーグ20第32節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンでギラヴァンツ北九州と対戦し、1対0で新潟はMF福田の負傷交代というアクシデントがあったものの、後半途中出場のMF大本のゴールを最後まで守り抜いて6戦負けなしの2連勝として、13勝13分6敗勝ち点52得失点差+12で4位に浮上した。

是永社長が辞任し、Jリーグからけん責と罰金300万で決着した直後の試合だったが、残り10試合でJ1昇格の望みを繋いでいく。

是永社長が辞任して迎えた試合だけれど、まず辞任しなければクラブを守れなかった事についてはこれが現実と捉えている。自分1人の首と引き替えにそれ以外の人たちを残すという事は監督問題を含めても玉乃GMを何としても残してスペインに精通する人を残す必要があったという事でもある。

玉乃GMまでいなくなったらそれこそ強化は完全に空中分解していたのは間違いないからそこを含めていたとは思う。

これまで2年間是永さんとはクラブの事、チームの事、そして色々な事について話をしてきただけにこれまでクラブに伝えても伝わらない事でも直接是永さんと話す事で色々な事を知りそして理解してきた。これまで社長がスタンドに出てくる事なんてなかったし、サポーターと話す機会すらなかったが、是永さんは違った。

だから私も是永さんならついていこうと思い留まった訳だが、是永さんがいなくなった状況では私はクラブに対して意見を述べる機会をほぼ失ったようなものだし、述べようとしても圧力によって消されるような状況なので今後はクラブの事については一般リリースに関する事中心になるし、クラブ関係者と話す事はまずないと思う。

元々21年このクラブに所属してスタジアムで話し込んだ人って是永さんしかいないのであれだけ経営手腕に長けた人を失った事はどれだけの損失なのかという事は私自身1番理解している。あれだけの経営者を見つけるなんて宝くじに当てるようなレベルだからそれだけ経営は難しい。それを任せる会長の度胸も必要だけれど満を持して登板した切り札を失ったクラブの行く末は本当に厳しいものだ。

そんな中でも是永さんが残してくれたチームは残り11試合で全て勝つ事を目指していく事になる。全て残り試合勝利して勝ち点82が上限の今そこまで勝ち抜いてダメなら諦めがつく。でも近年勝ち点80に到達する事がどれだけ難しいのかはデータ上よくわかるだけに残り10試合で10勝すればまだ可能性はある。

ここまで32試合!FWを欠いても誰が出場してもカバーできるだけのチームに成長してきた。その試合を振り返りたい。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは4-2-3-1

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舞行龍の出場停止に新井が怪我から復帰しスタートした。

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試合は前半から両チームとも激しいボールの奪い合いとなり攻守の入れ替わりの激しい展開となる。前回の対戦でも新潟は北九州のダイレクトプレーに苦戦していたが、あの時以上に新潟はチームが成長していた。だからこそ選手1人1人のがボールへの予測と予知が確りできるようになっているし、ピンチも球際で確り競り勝っている。

そしてこの試合ではMF福田が負傷で途中交代というアクシデントが発生した。福田の加入からずっと中盤の攻守のつなぎ役を担ってきただけにこの交代とその後を踏まえると非常に痛いところだが、ここで前半戦に色々なオプションを増やしてきた事が活きてきた。

この窮地にMF中島をDMFに回して高木を右に、入ったロメロをトップ下に起用した。中島を加入当初DMFで起用した事がこのピンチでここまで活きるというのは前半戦に様々な実験の成果と言える。

そして後半には押されるシーンもあったけれど、途中出場の選手が活躍する。トップ下に入ったロメロが抜群のフィジカルによるキープ力でゴール前に持ち込むとこれを途中出場のMF大本が決めて新潟が待望の先制点を手にした。

今季の新潟は昨年のレオナルド1人頼みではなく誰でも決められるだけの攻撃オプションがある事でFW3人欠いてもそれを補うだけの戦術が今の新潟にはある。これも1人に頼らない11人と控え7人でカバーしていくというアルベルト監督の考え方がこれだけ色々な選手が連日ゴールを決める要因となっている。

1人の選手に頼るとこれだけ過密日程だと出場し続ける事は難しいし、何よりも1人の選手の欠場で戦力が大幅ダウンしてしまうので、誰が出場しても得点できる戦術は選手層を底上げするにも重要な事だ。

終盤苦しい時間が続いたけれどGK藤田を中心に最後まで守り抜き6戦負けなしとなる2連勝で2位との勝ち点差を10とした。

残り10試合で勝ち点差10という事で2位が引き分けでも2縮まる。逆に開いているようでプレッシャーがかかるのが2位以上のクラブだ。例年ならこの順位でもプレーオフ圏内なので昇格の可能性は残るのだが、今年はないので2位以内しか昇格できない。

ただこれだけ連日試合を重ねていく事で今の戦術が誰が出場しても誰でも点が取れるというのはとても強みになるし、それだけ相手もマークし切れないという事になる。1人の選手だけずば抜けていてもその選手が封じられたら何もできないというのは良く見た光景だ。

でも今の新潟は違う!誰が出場しても連日得点者が代わるだけ誰でも決められる。

是永さんが残してくれたこのチームで残り10試合勝ち続けるのみだ。

次節はアウェイで磐田と対戦する。

新型コロナウイルスによる感染者で11人離脱している状況でさらに感染者が出ると開催すら危うい状況だ。まず無事開催できるかが最大の山場の2日間となる。開催すれば戦力的に厳しい磐田だけに遠藤をどう封じるかだ。

無事開催できる事を祈る!

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