1日J2リーグ20第30節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで東京ヴェルディと対戦し、2対2で新潟は先制を許す苦しい展開もFW鄭大世MF本間至恩のゴールで2度追いついてドローに持ち込み、11勝13分6敗勝ち点46得失点差+10で5位のままだった。

これまで初対戦から1度のしょうりしていない東京ヴェルディ相手にまたも壁を乗り越えられず残り12試合で勝ち点差13という差はかなり厳しいものとなってきた。

DFに多数の怪我人が判明という状況に残り13試合で総力戦になってきたが、それ以上に勝つ事ができなければますます勝ち点差が開く事になり今季のJ1昇格が消滅するのも時間の問題という状況にもある。

そうでなくても勝ち点差をなかなか縮まらない中で1位2位の福岡、徳島は順調に勝ち点を積み重ねているだけにプレーオフがあればこの順位を維持でも十分可能性はあるが、下手すれば来季もプレーオフなしという状況になりかねないだけにいかに驚異的な勢いがなければ昇格はできないかを痛感する。

チームとしては着実にレベルは上がっているもののそれでも勝ち切れないのはどうしてなのか?試合を振り返りたい。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは4-2-3-1

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前節と同じメンバーでスタートした。

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試合は前半から新潟が前線からボールを奪ってゴールに迫ったここで決める事ができない。今季の新潟は先制すればかなりの確率で勝利しているだけに先取点が重要なのだが、肝心の決定的なシーンで決め切れない事が今季の新潟が勝ち切れない要因でもある。

今季先制を許した試合では1勝もしていない。その理由としては今季から用いる戦術にあるのだが、今季から用いるポゼッション戦術はボールを長く保有して守備の時間を短くする戦術だ。

この戦術は同点の時やリードしている時には本当に有効な戦術で相手にボールを与えない事でまず失点のリスクは減る。しかし1度リードを許してしまうと得点を狙っていかなければならずボールを保持するだけでなく得点を素早く狙っていかなければならなくなる。試合開始からなら隙を見つけてゴールを狙えばよいが、リードを許すと隙を見つけてゴールを狙うという訳にもいかずどうしてもある程度強引に崩していかざる得ない。

この試合では前半のうちに追いつけて後半と行きたいかったが、1度リードを許すと流れは不思議なもので先取点を奪ったチームに流れがあるケースが多い。特に後半開始早々はGK小島の負傷交代によりGKが藤田に代わっていた事で多少なりとも選手は動揺していた。そこを凌げれば良かったのだが凌ぐ事ができずに追いつくのがやっとという状況だった。

サッカーは先取点を取った方が勝率が良いのは当然なんだけれど、リードをすれば強みの戦術もリードを許すと弱みの戦術になるという裏表がある戦術だという認識を選手たちが確り持たなければならない。

ただサッカーの内容は30試合を経て選手たちのレベルも上がっており、戦術理解度も開幕当初から思えばかなり進歩している。ただこの戦術で勝ち切るところまで至っていないというのが今の現在地だ。

それでも後半戦は4勝4分1敗と1敗は福岡との1敗なので悪い訳ではない。但し昇格する為にはこれではいけない訳で横浜FCが昨年後半戦に15勝5分1敗で昇格を決めた事を踏まえれば残り12試合で11勝1分でいかなければならない。最もそのペースで勝ち続けて2位以内のクラブが勝ち点80以下である事が前提になる訳だが80に到達できたとしても得失点差が果たして上に行けるのかは別問題になる。

残り試合11勝1分で行けるかどうかは選手たちのこの戦術で勝ち切る事ができるかにかかっている。

次節はアウェイで山形と対戦する。マウロが出場停止となり、GK小島も負傷交代しており藤田が入る事になるだろうが誰が出場しても勝つという意識を持って挑んでほしい。

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