4日J2リーグ20第24節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンスタジアムでFC町田ゼルビアと対戦し、4対0で新潟は前半45分のMF中島元彦のゴールで先制し、後半途中出場のFW鄭大世のJ2史上2人目の途中出場からのハットトリックで大勝し、9勝10分5敗勝ち点37得失点差+8で6位に浮上した。
試合前には骨折で離脱した渡邉新太選手の挨拶もあり改めてこのメンバーでJ1昇格を目指すという強い気持ちにさせた試合となった。
試合前には骨折で離脱した渡邉新太選手の挨拶もあり改めてこのメンバーでJ1昇格を目指すという強い気持ちにさせた試合となった。
後半戦ここまで1勝1分と順調に勝ち点を伸ばしている新潟だが、まだ今季連勝が今季1度しかない状況をまず超えなければならない試合でもあった。
9月の上位対決では尽く勝てずに後退してしまったが、8月までの10試合では失点僅か6という期間もあり、これからは下位との対戦では確実に勝利し、今後前半戦上位だった対戦では勝っていく事で浮上できるので次の上位対決となる京都、福岡戦に向けて弾みを付けたいところだ。
そんな試合では新潟史上初の出来事がいくつかあり初尽くしの試合となった。一体何が初だったのか振り返りたい。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4-2-3-1
最近アルベルト監督が用いる偽りポジションだが始まって初めて意図がわかるシステムでもある。
まずこの試合ではDFが発表では右から新井、マウロ、田上、荻原だが、始まってみると田上、マウロ、新井、荻原と新井と荻原のポジションが全く別だった。
2列目については流動的な側面もあるけれど、2トップから1トップにしてからはトップ下の選手が中盤で守備をする事でスペースが空かなくなっている利点がある。
新太が故障するまでは2トップを敷いていたけれど、新太の故障によりFW登録でMFの選手を起用するケースが増えてきた。しかし試合が始まってみるとファビオ、鄭大世を除くとほぼトップ下に1人入る事で対応しているし、ファビオも故障明けからまだ故障以前のような状況に戻ってきていないだけにむしろ1トップにして2列目の選手を多数起用した方が良いと思うし、2列目をできる選手が多い事もこのシステム変更をアルベルトは決断させたと感じる。
この試合では前半開始早々から新潟がチャンスを掴むも決められずに迎えた後半30分過ぎに新潟はこの試合最大の大ピンチを向かえたがここはDF田上のクリアで難を逃れた。この試合ではCBには新井を起用したが、新井は昨年デビューした時にはCBで起用されるなど幅広い守備のポジションをできる選手だ。昨年のCB経験があったからこそ舞行龍を休ませる事ができたし、舞行龍の代役は十分新井で対応できる事が証明された。
舞行龍も連戦でかなり疲労困憊だっただけに1試合休養させて次の京都、福岡戦に備えさせた方が良いという判断だったと思うが、これが故障で外れたとなると後で影響が大きくなるので今の内から代役を確り昨日できる事を証明していく必要があった。
攻撃は両チームとも攻め手を欠いて迎えた前半終了間際に新潟はカウンターからMF中島元彦の移籍後初ゴールが決まって新潟が先制した。ここまで決める機会があったものの決められずにいただけにようやく吹っ切れるキッカケが掴めたと思う。
後半は新潟がリードした事で選手が落ち着いて対応していたし、後半に限ると新潟は攻められるシーンもあったけれど決定的なピンチはなかった。その中で迎えた後半32分に新潟はカウンターからMF中島のクロスに途中出場のFW鄭大世のゴールで新潟が追加点を上げると、後半44分には鄭大世自らPKを獲得して決めて、最期はMF福田のクロスに鄭大世がジャンピングボレーで途中出場からのハットトリックを決めて新潟が4得点の大勝で5連戦を締めくくった。
鄭大世の途中出場からのハットトリックはJ2史上2人目で新潟ではもちろん初!そしてJ2最年長ハットトリックも達成するなど新潟史上初の出来事でもあった。鄭大世が出場したのは後半19分からなので事実上26分の出場で3ゴールを決めた事になる。
Jリーグでは13年ぶりという事でJ2だった清水時代にも決めた事がないという事でこれで鄭大世が一気にゴール感覚を取り戻してくれた事で新潟に明るい材料となった。
やはりハットトリックを決めたジャンピングボレーは私がビックスワンで長年観ている中でもかなりスーパーなゴールだ。7月の至恩が決めたゴールも凄かったけれど、あの後ろから来るクロスにヘッドで合わす事はできる選手は多いけれど、あれを強烈なジャンピングボレーを決めるのは本当にドンピシャなタイミングと完璧な動作をしなければまず決まらないだけに10月ベストゴールに選ばれても不思議はないほどだ。
これで順位を6位に上げて2位との勝ち点差を9に縮めました。次は勝ち点差1の京都にその次が勝ち点差9の福岡と対戦です。福岡が現在9連勝中と勢いが止まりませんが新潟に敗れてから負けなしと次に止めるのは新潟になるようにしないといけません。
次の5連戦は最後に徳島との対戦も控えているだけにここで一気に現在の1位、2位対決が待っています。この5連戦が今後の昇格争いの最大の山場になるのは間違いなく、ここで一気に直接対決に勝利すれば大きく差は縮まりますし、負けると大きく後退する事になります。
次節はアウェイで京都と対戦する。ピーターウタカを自由にさせない事が全てとなる試合ですが、今の新潟の守備陣なら十分対応できるだけの力を持ち合わせているのでまず上位対決第1弾で勝利して現在2位の福岡に勝利していけば2位が大きく見えてくる。負けられない戦いがそこにある!その戦いに勝つための準備をこの1週間確りしてほしいと思います。
9月の上位対決では尽く勝てずに後退してしまったが、8月までの10試合では失点僅か6という期間もあり、これからは下位との対戦では確実に勝利し、今後前半戦上位だった対戦では勝っていく事で浮上できるので次の上位対決となる京都、福岡戦に向けて弾みを付けたいところだ。
そんな試合では新潟史上初の出来事がいくつかあり初尽くしの試合となった。一体何が初だったのか振り返りたい。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4-2-3-1
最近アルベルト監督が用いる偽りポジションだが始まって初めて意図がわかるシステムでもある。
まずこの試合ではDFが発表では右から新井、マウロ、田上、荻原だが、始まってみると田上、マウロ、新井、荻原と新井と荻原のポジションが全く別だった。
2列目については流動的な側面もあるけれど、2トップから1トップにしてからはトップ下の選手が中盤で守備をする事でスペースが空かなくなっている利点がある。
新太が故障するまでは2トップを敷いていたけれど、新太の故障によりFW登録でMFの選手を起用するケースが増えてきた。しかし試合が始まってみるとファビオ、鄭大世を除くとほぼトップ下に1人入る事で対応しているし、ファビオも故障明けからまだ故障以前のような状況に戻ってきていないだけにむしろ1トップにして2列目の選手を多数起用した方が良いと思うし、2列目をできる選手が多い事もこのシステム変更をアルベルトは決断させたと感じる。
この試合では前半開始早々から新潟がチャンスを掴むも決められずに迎えた後半30分過ぎに新潟はこの試合最大の大ピンチを向かえたがここはDF田上のクリアで難を逃れた。この試合ではCBには新井を起用したが、新井は昨年デビューした時にはCBで起用されるなど幅広い守備のポジションをできる選手だ。昨年のCB経験があったからこそ舞行龍を休ませる事ができたし、舞行龍の代役は十分新井で対応できる事が証明された。
舞行龍も連戦でかなり疲労困憊だっただけに1試合休養させて次の京都、福岡戦に備えさせた方が良いという判断だったと思うが、これが故障で外れたとなると後で影響が大きくなるので今の内から代役を確り昨日できる事を証明していく必要があった。
攻撃は両チームとも攻め手を欠いて迎えた前半終了間際に新潟はカウンターからMF中島元彦の移籍後初ゴールが決まって新潟が先制した。ここまで決める機会があったものの決められずにいただけにようやく吹っ切れるキッカケが掴めたと思う。
後半は新潟がリードした事で選手が落ち着いて対応していたし、後半に限ると新潟は攻められるシーンもあったけれど決定的なピンチはなかった。その中で迎えた後半32分に新潟はカウンターからMF中島のクロスに途中出場のFW鄭大世のゴールで新潟が追加点を上げると、後半44分には鄭大世自らPKを獲得して決めて、最期はMF福田のクロスに鄭大世がジャンピングボレーで途中出場からのハットトリックを決めて新潟が4得点の大勝で5連戦を締めくくった。
鄭大世の途中出場からのハットトリックはJ2史上2人目で新潟ではもちろん初!そしてJ2最年長ハットトリックも達成するなど新潟史上初の出来事でもあった。鄭大世が出場したのは後半19分からなので事実上26分の出場で3ゴールを決めた事になる。
Jリーグでは13年ぶりという事でJ2だった清水時代にも決めた事がないという事でこれで鄭大世が一気にゴール感覚を取り戻してくれた事で新潟に明るい材料となった。
やはりハットトリックを決めたジャンピングボレーは私がビックスワンで長年観ている中でもかなりスーパーなゴールだ。7月の至恩が決めたゴールも凄かったけれど、あの後ろから来るクロスにヘッドで合わす事はできる選手は多いけれど、あれを強烈なジャンピングボレーを決めるのは本当にドンピシャなタイミングと完璧な動作をしなければまず決まらないだけに10月ベストゴールに選ばれても不思議はないほどだ。
これで順位を6位に上げて2位との勝ち点差を9に縮めました。次は勝ち点差1の京都にその次が勝ち点差9の福岡と対戦です。福岡が現在9連勝中と勢いが止まりませんが新潟に敗れてから負けなしと次に止めるのは新潟になるようにしないといけません。
次の5連戦は最後に徳島との対戦も控えているだけにここで一気に現在の1位、2位対決が待っています。この5連戦が今後の昇格争いの最大の山場になるのは間違いなく、ここで一気に直接対決に勝利すれば大きく差は縮まりますし、負けると大きく後退する事になります。
次節はアウェイで京都と対戦する。ピーターウタカを自由にさせない事が全てとなる試合ですが、今の新潟の守備陣なら十分対応できるだけの力を持ち合わせているのでまず上位対決第1弾で勝利して現在2位の福岡に勝利していけば2位が大きく見えてくる。負けられない戦いがそこにある!その戦いに勝つための準備をこの1週間確りしてほしいと思います。