13日J2リーグ20第19節が行われ、アルビレックス新潟はアウェイミクニワールドスタジアム北九州でギラヴァンツ北九州と対戦し、1対2で新潟は北九州の激しいプレーに苦戦しFKとヘッドで押し込まれて2点ビハインドを負いFWファビオのゴールで1点差としたがもう1点が遠く敗れ、7勝8分4敗勝ち点29得失点差+4で暫定7位に後退した。

試合は前半早々にチャンスを作ったが惜しくもオフサイドとなりチャンスを逃すと前線で激しくプレスをかけてくる北九州の守備に苦戦し前半11分にFKからDF福森に決められて先制を許すとその後新潟はゴールを目指すもゴールを割れずに前半を1点ビハインドで折り返した。

後半早々に新潟は北九州に再びゴールを許して2点ビハインドになると反撃に転じ後半9分にFWファビオが決めて1点差にするも、その後再三ゴールに迫ったがゴールを尽く防がれて新潟は痛恨の敗戦を屈した。

これでアルビレックス新潟は首位との勝ち点差が12に開き2位とも勝ち点差8と開いた事でJ1昇格ラインはしばらく遠くなった。

ALBLINEUP2020-012


北九州が首位に立っている理由が痛いほど解った試合でもあった。上手さでは間違いなく新潟が上だったけれど、激しさという点では北九州が上だった。J2というステージは上手ければ勝てるステージじゃない事はこれまで昇格していったクラブの戦い方を見ればわかるんだけれど、過去4クラブでJ1昇格に導いた名将小林伸二監督はJ2の戦い方を完全に熟知している事がこの試合でわかった。

簡単に言ってしまえば下手でも良い!ただ競り負けるな!走り負けるな!ゴールは執念で決めろ!そういう事だ。新潟にもゴールを決められるシーンが数多くあった。しかし決め切れなかった。それが執念の差と言ってしまえばそれまでだ。チャンスが多かろうと少なかろうと決めるべきところで決めた方が勝つ!それがこの試合だった。

自分たちは相手より下!だからこそ走り負けない、競り負けない、執念を見せる。勝ち続けてきた事でそれがさらに自信となり、先取点のFKなんてこれまでノーゴールだった選手が生涯1度決められるか決められないかのFKをものの見事に決めるというこれが魔境J2の怖さを痛感させられた。

この試合でゴールを決めた北九州の選手2人がプロ初ゴールや今季初ゴールという警戒していた選手ではなく伏兵にやられた事が首位にいるチームの勢いだった。

あと半分終わるまで2試合だがこの時点で首位と勝ち点差12、2位とは勝ち点差9というのは半分を残しているとはいえこれを縮めるには最低でも10数試合必要になる。それだけ勝ち続けてそれだけ相手が引き分け以下の試合がなければならないが、直接対決で広げられたダメージは想像以上だ。

これからは上位には最低でも差を広げられない事と下位には必ず勝つ試合ができなければ今季の昇格はない。

次節はホームで徳島と対戦する。勝ち点差8の相手だけにここで敗れるとさらにJ1昇格が遠のく。最悪でもドロー、勝つ事だけ考えて全力を尽くしていかなければならない。先取点を取れなければ大苦戦必至だ。この試合が今季のJ1昇格ができるのかできないのかの最終分岐点になるだけに勝ち点差5に縮めなければならない。