5日J2リーグ20第17節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンでジュビロ磐田と対戦し、1対3で新潟は先制を許すもDFマウロのゴールで前半に追いつくも、後半に立て続けのカウンターからオウンゴールとFW中野の2ゴール目を許して完敗し、6勝8分3敗勝ち点26得失点差+3で暫定6位後退した。

これから上位対決の第2ラウンドは昨年までJ1を戦った磐田に対してJ1へ行く為にまだまだ力が足りない事を痛感する試合となった。

上位対決が続く新潟にとってこの前半戦残り5試合が昇格を占う重要な試合が続く。前節の長崎相手に終盤でようやく同点に追いつき引き離されなかった事が大きかったが、均衡順位にいる磐田は昨年までJ1を戦ったクラブだ。降格の仕方も新潟と似ていて2年連続不振(18年16位、19年18位)により降格した訳だが、思えば新潟の場合は3年連続不振(15年15位、16年15位、17年17位)で降格してどん底の状況からJ2で出直す事になり2年前は16位、昨年は10位とようやく立て直してきたところだ。

ただ新潟と磐田の違うところは磐田は降格しても監督が続投した事により戦術を継続できた事だ。降格してから監督を交代するとさらにどん底に落ちたのは新潟が1番良く経験している訳であり、その点からも同じ監督で継続している中で現在の順位というのはそれだけJ2のレベルは高いという事でもある。主力を残せなかった点もあるがJ2の戦いの厳しさを痛感するという事だ。

その中でまだJ1の力を残している磐田相手にどれだけ戦えるのかがポイントだった。しかし今の新潟がまだまだJ1で戦える力が備わっていない事も痛感する試合となった試合を振り返りたい。

アルビ2020.09 (1)


アルビ2020.09 (6)


アルビ2020.09 (28)


アルビ2020.09 (29)


アルビ2020.09 (30)


アルビ2020.09 (31)


アルビ2020.09 (37)


アルビ2020.09 (38)


アルビ2020.09 (40)


アルビレックス新潟のフォーメーションは4-2-2-2

アルビ2020.09 (32)


アルビ2020.09 (34)


前節から8人メンバー変更してスタートした。

アルビ2020.09 (42)


アルビ2020.09 (43)


今季はかなりメンバーを入れ替えながら試合をしてきているのでこの試合に先発したメンバーも試合慣れしているので特に問題はなかった。

これだけのメンバー変更を行ったのは前回の5連戦で新潟は中2日で同じメンバーで戦ったが振るわなかった事にある。運動量を考慮した上での起用であったがやはり新潟の場合ポゼッションを重視したサッカーになる為に相当試合数をしたメンバーでないとパスの連携が上手くいかない点もある。

ただ多くのメンバーが既に試合に出場していたのでその点については特に問題ではなかったが、この試合で1つの収穫があったとすればシルビーニョの使い方だと思う。最近のシルビーニョはFWでの起用が増えているが元々はトップ下の選手なので現在の4-2-2-2の起用では適したポジションが実はない。その中で守備時に2列目の右でプレーしてロメロをトップ下にポジションを取ったり、攻撃時は2トップに上がってプレーしたりもした。

やはりシルビーニョをFWとして先発させる時には個人的にはトップ下か右でプレーさせた方が効果的だと感じる。メンバーによっては2トップに拘る必要性はないので4バックは基本でも前線については柔軟に対応していく事も必要だ。かつて新潟はミシェウというMFがいたけれど、FW起用されていたが、プレーの殆どはトップ下でプレーしていた。FWでの起用だがトップ下でプレーさせるという方がシステム的には機能すると感じた。

ただ磐田の攻撃の殆どはサイド攻撃主体であまり中央から突破する事は多くなかった。ただ新潟にとってはサイドからのカウンターが1番警戒でもあったし、これまで敗戦した試合では多くはカウンターから沈められた試合だった事を踏まえるとボールを奪われた位置次第で大きなピンチを招いてしまうという事を改めて露呈した。

そこが昨年まで同じ監督で継続した戦術を取り組んでいる磐田の強みでもあった訳だが、磐田が苦戦している要因は昨年までJ1という看板が磐田を苦しめている。新潟もそうだったようにJ2のクラブの下位になるほど昨年のJ1に対してはとにかく守備を重視してくる。新潟のようにあまり守らないクラブは少なくゴール前に人数を掛けられた中ではいくらクロスを供給してもゴールは厳しい。

フベロ監督も今日のような相手の方が実はやりやすいのではと思うがそれだけJ2は厳しいカテゴリーという事だ。

新潟も今の戦術になってから17試合を重ねているけれど、この戦術の強みは攻撃の時間を長く、守備の時間を短くというのが強みではあるが、この戦術だと先制した時には強みを発揮するがリードされると前半は良いけれど、後半は厳しい。何故ならポゼッションは攻撃する時間を多く使う反面ゴールまでの手数は当然多くなるからだ。同点ならそれでもよいが2点ビハインドになると時間が無くなった時には実は適さない。

この試合では18分にリードを許したが、その4分後に2点ビハインドを負った。こうなると手数を掛けてパスを出している場合ではなくなるだけにより最短距離でシュートに持ち込む必要があるが、持ち込ませてもらえなかったのがこの試合だった。

確かにシュート数は多くなったがその反面磐田がカウンターを狙ってFWを投入してきた事で反撃封じをされた。改めてリードを許して良いのは前半だけだという事だ。後半はいかにしてリードを許さない戦いができるかだ。

次節はアウェイで千葉と対戦する。既に9敗を屈しているが侮れない相手だ。堅碁は最近後半に登場し、安田は先発で出場している。順位を踏まえると絶対に勝たなければならない相手だがJ2に差はないと自覚して挑まなければ足元をすくわれる。

厳しいアウェイ2連戦だが連勝を目指して戦うのみだ。

アルビ2020.09 (44)


アルビ2020.09 (46)


アルビ2020.09 (45)


アルビ2020.09 (48)


アルビ2020.09 (49)