2日J2リーグ20第16節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンでVファーレン長崎と対戦し、2対2で新潟は2点ビハインドを追う事になった後半に加入したFW鄭大世のゴールで1点差とすると後半アディショナルタイムにMF本間至恩の同点ゴールでドローに持ち込み、6勝8分2敗勝ち点26得失点差+5で暫定4位のままだった。

これから続く上位対決の第1ラウンドは最後まで諦めない姿勢が敗色濃厚の試合をドローに持ち込んだ。

ここから前半が終わる6試合で長崎、磐田、千葉、北九州、徳島、愛媛とここの5試合が大きくJ1昇格を左右すると言っても過言でない試合が続く。その最初となる長崎はここまで首位を走り続けているが、その原動力は手倉森監督が2年かけて積み重ねた戦術と今季の補強だ。

元々仙台及び五輪代表での手腕は見事だっただけに着実にチーム作りをすれば力を発揮するチームにできる監督なのでやはりその手強さはある。

そんな中で迎えた新潟は鄭大世が加入後初のベンチ入りをして初出場から早速チームに効果をもたらした。

その試合を振り返りたい。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは4-2-2-2

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前節から契約で出場ができない島田に代わって秋山が入った以外は前節と同じメンバーで挑んだ。

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試合は前半から両チームとも均衡したい展開が続いた。40分までは両チームともチャンスがありそしてお互いに均衡していたが、前半42分にCKから新潟はオウンゴールで先制を許した事で1点ビハインドで折り返した。

新潟の場合は0対0からだとボールをポゼッションしてゴールを伺う戦い方なのだがリードを許した時にはそういう戦い方ではやはりゴールを破れない訳で後半開始から加入した鄭大世が新潟初出場となった。

鄭大世の仕事は言うまでもなくゴールを狙う姿勢だ。清水時代にはJ2得点王で清水をJ1昇格に導いただけにやはり彼が入るとゴールを狙う姿勢も周りは触発された。

そして迎えた後半19分にMF中島のシュートのこぼれ球をFW鄭大世が押し込んで1点差とすると、殆どの時間は新潟がゴールを狙い続けた。ファビオが復帰し、鄭大世が入った事で両サイドバックは高いクロスを供給する事が可能になった。192cmと181cmがゴール前に張る事で相手は自然と高いボールを警戒するようになる。そして低いボールはそれ以外の選手が狙い続けていく事で高低で戦える。ファビオが離脱してからは高がなかっただけにこの武器は非常に大きい。

何度も新井、荻原がクロスを供給して迎えた後半アディショナルタイムに新潟はロメロフランクのグラウンダーのボールをMF本間至恩が見事に決めて新潟は土壇場でドローに持ち込み長崎に勝ち点3を与えなかった。

もちろん勝利すれば1番良かったが最低限の勝ち点3を与えない事も重要な訳で差を維持する事も長丁場のJ2では必要な事だ。特に新潟にとっては山口戦以来となる複数得点になる訳でしばらく複数得点を獲れる試合が少なかっただけに鄭大世効果が早速現れた。そして補強した選手を即起用している事からも新潟に不足していた左サイドバック、守備もできるDMF、2列目ができる攻撃的MF、そしてここという仕事ができるストライカーと補強ポイントを補強選手が確り仕事を果たしている。

私としては1番大きな補強となったのは福田の完全移籍での補強になる。新潟の開幕時の陣容を見ても守備ができるDMFってゴンザロ位だったのでそこに福田が加入した事でDMFの幅が広がったし、秋山も起用しやすくなった。島田が良い働きをしているし、誰が出場しても質が落ちない。そこに中島もDMFを経験した事で途中からオプションとしてDMFに入ってプレーもする。

連戦が続く中でやはり中盤とFWの層を厚くできた事で上手く入れ替えながら戦える。控えにシルビーニョ、ロメロフランク、高木がいる事で2列目の交代も豊富だ。FWも鄭大世だけでなく達也、矢村も相手によっては出番があるのでこの夏の補強で選手のローテーションも可能になった。

守備も確りしてきた中で後はいかにして複数得点を獲る試合を増やして勝利していくかだ。

次節はホームで磐田と対戦する。2年間J1で低迷した影響でやはり戦力ダウンしている印象がある。それでも強敵に変わりないが群馬に引き分けているあたり本調子とは言い難い相手だ。

ここで勝ち点3を獲れれば再び上位へ行けるだけに中2日しかないが確り挑んでほしい。

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