23日J2リーグ20第14節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンでFC琉球と対戦し、1対0で新潟はMF高木善朗のゴールを最後まで守り抜き3試合ぶりの勝利で、5勝7分2敗勝ち点22得失点差+4で暫定5位に浮上した。

真夏の5連戦最後は勝ち点3を積み重ねる事に成功し次の5連戦が今季最大の試練の5連戦となる。
真夏の5連戦もこれが最後という事でこれから5連戦が5回続いていく事を踏まえるといかに勢いをつけて戦うかがポイントになってくる。これまで連敗はないものの連勝もない状況でさらにはドローが既に7つ数えている。まだ半分まで7試合あるものの、1度躓くとかなり後退するし、1度勢いに乗るとかなり上昇するという流れが5回ある。特に次の5連戦は首位、2位との直接対決に侮れない相手ばかりでこの相手との対戦でどれだけ浮上できるのか?それとも後退するのか?になってくる。

私の見立はまず半分を終わって勝ち点差3以内で折り返せればという感覚ではある。さすがに勝ち点差6以上離れると追いつくまで厳しくなるだけに差は少ない方が良い。現時点で2位との勝ち点差9という事で負けない事さらには勝つ為には何が必要なのかをこの試合を通じて振り返りたい。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは4-2-2-2

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荻原が移籍後初スタメン、FW矢村もプロ入り初スタメンでスタートした。

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試合は序盤から新潟がボールの主導権を握ってスタートし、前半は殆どの時間新潟がボールを支配し相手の脅威になる攻撃はなかった。琉球は移動だけでも他のクラブと違って大変だ。その疲労を考慮してメンバーを入れ替えてきたとは思うけれど、前半のメンバーは正直なところ怖さはなかった。

ただ新潟もボールは支配するものの前線でシュートまで持ち込むシーン決め切れなかった。FWが170前後の新太と矢村なのでこの2人では空中戦はほぼ勝てない以上はどうしても足元のプレー中心になる訳だが、前線からの守備についてはかなり前半は効いていた。何度かチャンスは作れたもののシュートを決め切れないまま迎えた前半42分に新潟はカウンターからMF高木善朗のゴールで新潟が先制して折り返した。

後半になると今度は琉球に多くのチャンスを作りピンチを招くがDFの奮闘でゴールを許さない。新潟も追加点を狙ってゴールを狙うがゴールを奪えずにそのまま逃げ切り新潟は3試合ぶりの勝利で暫定5位に浮上した。

最近の守備が安定している分1点差でも逃げ切れるだけの力は身に付いたがやはり最近の得点力の低下は否めないだけに怪我人が1日でも早く戻ってきてくれる事が1番の特効ではある。特にFWファビオがいるといないでこれだけ高さで違うのは一目瞭然なのでまずはファビオが何時復帰できるかで得点力が大幅に違ってくる。

守備についてはこのところずっと1失点以下なので守備については中盤のパスミスからの失点以外ではほぼ失点はない。それだけ守備は洗練されてきた。

あとはいかに攻撃で崩せるシーンを増やして決めるシーンが増えるかという事だけなので次は連勝を目指していきたいところだ。

次節はアウェイで福岡と対戦する。現在下位に沈んで次から大宮と共に11連戦が待っているだけにかなり過酷なスケジュールになる。そこまでにどれだけの怪我人が復帰できるか?昨年2敗の相手だけに油断したら思いっきり痛い目に遭うだけに心して挑まなければならない。

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