2日J2リーグ20第9節が行われ、アルビレックス新潟はアウェイ栃木県グリーンスタジアムで栃木FCと対戦し、0対0で新潟は栃木の前線からの守備に苦しみ再三の大ピンチをGK藤田再三のファインセーブでゴールを許さず今季初の無得点試合も藤田の活躍で勝ち点1を確保し、3勝5分1敗勝ち点14得失点差+4で暫定4位に浮上した。

試合は前半から栃木のハイプレスに苦しみ、前半にミスから大ピンチを迎えるもGK藤田がファインセーブでゴールを許さず前半は0対0で折り返した。

後半も思うようにゴールに迫る事ができずに逆に何度もカウンターからピンチを迎えるもGK藤田が体を張った守備で再三ゴールを阻止し続けて新潟は最後まで栃木ゴールを破れずに今季初の無得点でスコアレスドローとなった。

これでアルビレックス新潟は完全な負け試合をGK藤田の大活躍で勝ち点1の試合にして苦手栃木のアウェイで引き分けに持ち込めた。

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今季初の無得点試合となったが、試合内容からして90分間でゴールを予感させたシーンが1,2度しかなく殆どは栃木の整備された守備の前に尽く跳ね返された。ファビオの欠場が響いたのではなくファビオがいたとしても同じ結果になっていただろう。それ位今日の栃木の守備は素晴らしかった。

それ以上にやはり新潟はこういうカウンターのクラブにはあまり強くないという事も感じた試合だった。ボールポゼッションのチームは途中でボールを奪われてカウンターから失点するというのは良く見る光景だけれど、守備をがっちり堅められてしまった時にいかにセットプレーを獲得できるかもこの試合ではポイントだったが、思った以上にセットプレーは獲得できなかった。

後半に至恩、シルビーニョを投入したもののペドロマンジーを下げてしまった事で前線にゴールを狙える選手が新太しかいなくなった事は正直マイナスとなった。今日の試合だと2列目が全く機能していなかっただけに秋山と中島を下げた方が良かったのでないか?と感じる。中島はチームに合流したばかりでまだ連携に不安が残る中で即起用しているがこういう時には連携の精度も考慮した方が良いのではないか?

攻撃面では少し課題を残したがペドロマンジーの初ゴールが決まれば彼もさらにゴールを量産するだろうからしばらく我慢なのだろうと思う。

そしてこの試合は何と言ってもGK藤田の活躍なしには勝ち点1を持ち帰れなかった。栃木とは3シーズン戦ったがこのスタジアムでは本当に良い思いではない。2年前にはスローインから尽くゴールを許し、昨年はJ1昇格の可能性がなくなる栃木のJ2残留の執念の前に屈した。それにこのスタジアムの芝はカウンタークラブに有利な芝だった事も新潟のパスを封じられた要因でもある。

J2の場合アウェイの芝は想像以上に悪い芝も少なくないだけにJ1ならこのスタイルのサッカーも良いと思うがJ2ではスタジアムによってやるサッカーを切り替える必要性があるという事だ。

その中でGK藤田は何度もピンチを防いでくれた事はプロ2試合目で自らのミスから5失点した試合など最初の4試合は本当にこのまま起用して良いものか?と思ったがアルベルト監督の鉄は熱い内に打て!という言葉通りこの4試合で本当に大きく成長した。藤田のフィードからチャンスを演出するシーンもありこれで失点しないGKになれば新潟にとっても新たなる守護神は藤田で決まりというほど成長している。

これからは藤田にはさらなるクリーンシートの試合を増やしてほしいし、そうなれば自然と勝ち点3を積み重ねられる試合が増えていく。

次節はホームで大宮と対戦する。今節対戦相手だった福岡から新型コロナウイルスの可能性がある選手が出たという事で急遽中止となり中9日空いてくるが、今週は1週間なので空いた期間のアドバンテージはない。むしろこれからは突然試合が中止になるという事も十分あり得るという事を肝に銘じなければならないという事だ。観客から感染者を出さない事が来場者に求められるだけに心してスワンへ行こう!