9日J2リーグ19第40節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで22位FC岐阜と対戦し、2対0でアルビレックス新潟はMF本間至恩、MF渡邉新太のゴールで岐阜を圧倒し、16勝10分14敗勝ち点58得失点差+18で暫定10位に浮上した。

今季の昇格はなくなったが来季へのスタートはもう始まっている。
今季の昇格こそ無くなってしまったけれど、それだけJ2は厳しいという事を改めて痛感したシーズンであるという事だ。ただチームは数多くの若手が台頭し始めておりそういう意味では来季若手が大きく成長すれば新潟にとって明るい材料は多く残されていく。

試合前には社長と色々話をしてきたのですけれどクラブの厳しい実情も聞きましたし、それを外から見ながらも理解しなければならないという事を感じましたし、それを感じないサポーターが多いのが私としてはまだまだなのだと感じます。

もちろん来季を戦う為には必ず残さなければならない選手もいるのだが、それは社長に託すという事で今必要な事は何なのか?振り返りたい。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは4-2-3-1

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前節と同じメンバーでスタートした。

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試合は前半から終始新潟が試合を支配する展開となり、前半7分MF本間至恩のゴールで新潟が先制する。元々素晴らしい素質を持った選手なのでここでレギュラーを確実なものにしてくれれば来季はスタートからレギュラーとして大きく貢献してくれることは間違いない。

前半だけでも新潟は圧倒的にボールを支配したがボールを失ってカウンターされるシーンはありそれが唯一のピンチと言えばそれまでだ。

後半についてはやはり1点しかリードを奪えなかった事で必ずしも有利に見えて実は危険な状況だったりする。内容的には余裕な状況でもサッカーは1点差では何が起きるかわからない。その点で後半19分にMF渡邉新太のゴールは試合内容を決定づけるゴールとなった。

試合はそのまま逃げ切り新潟が9月以降負けなしのホーム4連勝とした。

来季を見据えると新太、至恩のコンビが両サイドで暴れる事は非常に大きいし、何よりもボールを失わないという点では今後サイドアタッカーとして定着させる事で攻撃面で大きなプラス要素になる。

DMFについても戸嶋が定着し、そこにルーキーの秋山が試合で使える目途が付いた事と、展開力あるDMFが必要だった事を踏まえても秋山の急成長は来季へ明るい材料となっている。ただ守備を考えた時はもう少し運動量あり守備力あるDMFがいた方が守備は更に安定するとは感じる。

DF陣については舞行龍が復帰してCBに固定された9月以降大崩れする事は本当に少なくなった。J1川崎で経験したリーグ優勝とACL出場経験は舞行龍を大きく成長させた。史哉の復帰も来季DFでの守備構築に欠かせないピースになってきたのであとは大武、堀米の去就がどうなるかだが、舞行龍を中心としたDF陣は来季更に構築すれば守備力は格段に上がる。

GKについては大谷がずっと守り続けているが現状大谷がこのまま残るのかどうかはわからない。ただ仮に残らなかったとしても来季GKには阿部航斗が加入するので1,2年目のルーキーたち同様に開幕から起用していく事も視野に入れてよいと思う。

問題があるとすればレオナルドの去就だがこれはレオナルドの残留は新潟の至上命題だ。今季27ゴールという驚異的なゴール数が新潟の得点源である事は疑う余地がない。ただ現状の1トップトップ下システムを考えた時に高さで競り勝てる状況じゃないのが今の新潟の攻撃面での最大の欠点である。

レオナルドと現在コンビを組むシルビーニョは確実にフィットしているとは言い難い側面もあり善朗の去就もあるが2トップにするのか?1トップトップ下にするのかはここが1番の悩みどころではある。

とはいえ残り2試合は1,2年目の選手に試合経験をさせていくという点からも今出場している選手が来季の主軸と捉えてよいと思う。

次節はアウェイで大宮と対戦する。大宮も次の試合次第では自動昇格が決まるだけにかなり厳しい試合となる。大宮程の戦力ですら2年を要している事を踏まえてもよりチームの戦術を固めていく事が必要だ。それは監督を続投させるかどうかにもよるが何度も代えてしまってその都度戦術を再構築してしまう時間を考慮したら継続していった方が良いとは感じている。

無駄な試合は1つもない。来季昇格への布石は既に始まっている。

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