5日J2リーグ19第35節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで20位鹿児島ユナイデットFCと対戦し、6対0でアルビレックス新潟がFWレオナルドのハットトリックを含む4ゴールで大勝し、早川史哉選手が実に3年7か月ぶりの公式戦出場を果たして勝利に貢献し、13勝10分12敗勝ち点49得失点差+15で12位のままだった。

この試合では早川史哉選手が実に3年7か月ぶりの公式戦出場を果たし新たなるリスタートをしたアルビにとって忘れられない1日となった。

ここから残り8試合で全て勝ち続けてようやく6位以内に行けるかどうかなのでもう目の前の試合を勝つしかないという気持ちで選手たちは挑んでいる。試合内容としてはスコアよりも苦戦している印象があるけれど、その中で結果を出していく事で選手たちも自信をもってプレーできるようになってきている。

その中でこの試合は早川史哉選手が白血病の闘病を経て3年7か月ぶりに先発として戻ってきた。前日に新井選手がアクシデントで急きょの先発メンバー入りだったと聞いているけれど、それでも8月17日の岡山戦でベンチ入りまで戻ってきたという事でも試合に出場できるまでのパフォーマンスに戻ってきた事を意味していた。しかし実際に公式戦で試合に出場して果たしてスピードについていけるのか?というのは本人も試合に出るまでわからない部分があっただけに最初のプレーでかなり緊張していたけれど時間が経過するとともに史哉も次第にかつてのプレーを取り戻して行った。

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試合を振り返りたい。

アルビレックス新潟のフォーメーションは4-2-3-1

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新井に代わって史哉、フランシスに代わって至恩が入り試合では至恩が左、新太が右でスタートした。

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試合は20位と残留争いをする鹿児島は前線のFWルカオに合わせようとするがDFが確り対応してゴール前でシュートを打たせない。そんな中で迎えた前半18分に新潟はCKからFWレオナルドが押し込み先制する。レオナルドは昨年の鳥取時代に鹿児島をコテンパンにしたという事で鹿児島にとって嫌な選手という事だった。

そこからはゴールラッシュとなり、前半20分にMF渡邊新太が決めて2点差とすると、前半36分にもFWレオナルドが決めて前半だけで3点リードで折り返した。3点リードを奪った時点で新潟は有利になったし、何よりこれまで2点差では2度逆転を許した経験があっただけに3点のリードはそれだけ心に余裕を与えるリードとなった。

後半は必至で攻める鹿児島に対して守勢になるも決定力に欠く鹿児島相手に助けられるシーンが少なくなかった。忘れてはならないが鹿児島は前半戦で現在首位を独走する柏に勝利しているだけに当然油断はできない。幸い決定力不足に助けられたがこの試合でも守備の改善点を勝って反省できた事はプラスに捉える必要がある。

その後もゴールラッシュはとまらず後半19分にカウンターからFWレオナルドが新潟では初のハットトリックを決めると、後半28分にも前線のバックパスをカットしてGKをかわしてそのままゴールに持ち込んだ。最後は途中出場のMFフランシスのクロスを相手DFがオウンゴールで得点を重ねて新潟は終わってみれば6得点の大勝で勝利し早川史哉選手の復帰戦を飾った。

試合内容とすれば得点差より大賞ではないだけにそこは錯覚してはならない。シュート数だけなら12対13と鹿児島の方がシュート数は多くなっており最終的にはレオナルドの決定力の差といえる。でもそれだけ決定力あるFWがいる事で攻撃力が大幅に向上しているので今後レオナルドが出場停止になった時にどうするかを考えておく必要がある。

あと至恩が初先発という事で至恩については当初右で先発とアナウンスされたけれど試合が始まったら新太が右、至恩が左とこれは慣れたポジションで最初はプレーさせようという意図があったと思う。元々新太は右の選手でもあった訳で両サイドができるという点では全く問題はないし、右でプレーしてゴールも決めたので今後右で起用する目途も経った。善朗を2列目で起用する事を考えた時には新太を右で起用する事を今後あるのだと感じる。

そして史哉の先発には正直驚いたけれどもし出場するなら大量リードして途中出場が濃厚ではと考えたが先日の練習試合で90分プレーしていたので90分プレーできるという事を証明できていた事で先発起用になったと思う。まだ全盛期のプレーではないけれど全盛期のプレーに戻るにはやはり試合を重ねていくしかない訳で史哉にとって今日の試合は再びトップでプレーできる証明をした試合だった。

個人的な事ですが私自身早川史哉選手が白血病で闘病してから3年間ホームへ行けた試合は必ず募金を続けていました。本当なら色々な諸事情があり昨年限りで新潟を退団してこのシーンは生で見れなかったはずでしたが社長の残留説得を受け入れ今日の試合を迎えられた事は1つの運命なのだと感じます。

早川史哉選手には待ってくれた人たちの為にプレーしてほしいと思います。

これで2試合で9得点となり得失点差が+15となり勝ち点も昨シーズンを超えて49として6位以内の57まで勝ち点差8としました。上位にいるクラブも柏や上位との直接対決を多く残しており勝ち抜けられないクラブが必ず出てくる。残り試合全て勝ち続ければ可能性は十分残されているのでこれからアウェイ2試合で勝ち点3を積み重ねられたら現在5位の京都と直接対決を迎えられます。全てはこれからのアウェイ2試合に掛かっているといえます。

次節はアウェイで愛媛と対戦する。ホームではまさかの2点差からの逆転負けを屈しただけにまだ公式戦で勝利した経験はありませんが、この壁を乗り越えなければ昇格はないので何としても勝ち点3を積み重ねてほしい。

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