14日J2リーグ19第32節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで12位東京ヴェルディと対戦し、1対1で後半PKを献上してリードを許すもMFシルビーニョのゴールで追いつきドローに持ち込み、11勝9分12敗勝ち点42得失点差+6で13位のままだった。
未勝利の相手の壁を超えるべく果敢に後半ゴールを目指したが壁は想像以上に高かった。
未勝利の相手の壁を超えるべく果敢に後半ゴールを目指したが壁は想像以上に高かった。
15年間未勝利の相手の壁を超えるために選手たちは最後までゴールを目指した。しかしその壁は想像以上に高いものだったという事だ。これだけ初対戦から長い月日を経て勝利経験がないのは東京Vだけになるんだけれど、私がかつて在籍した古巣相手にここまで勝てないのは相性の悪さが強いと言わざる得ない。でも相性を考えるよりも目の前の試合と相手のやってくるサッカーを考えて戦わなければならないがパス回しをしてくる相手に対しては今の新潟はそれほど得意とはしない。
それでも後半に運動量が落ちてきたところをカウンターで狙い続けたのは狙い通りの戦い方だったそれでも最後まで勝ち越しゴールを奪えなかった試合を振り返りたい。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4-2-3-1
前節と同じメンバーでカウエがベンチ入りしてスタートした。
まず前半は完全に東京Vペースで進んだ。あれだけ早いパス回しはむやみにポジションを空けてしまうよりも確りポジショニングを崩さずに対応する事が大切だ。パスで崩せないとどうしても相手はペナルティエリア外で回し続ける事になりシュートを放つシーンを限定できる。苦し紛れにシュートを打っても枠外だったり枠内でもコースを限定できる。
前半の守備についてはプラン通りの守備をしていた。やはり今の新潟にとってセカンドボールを拾えないシーンが目立っているだけに前半は少ないチャンスでゴールを狙ったが前半は東京Vのパス回しに苦戦したが相手のパス回しを見極めるには割り切った前半だった。
後半はやはりPKのシーンが1番悔やまれる。このシーンだけは完全に裏を突かれて堀米が思わず後ろからファウルをしてしまった事でプランが崩れたシーンだった。PKのシーンはGKはどうする事もできないのでこれは決められて当然というシーンだった。でもここから攻撃にシフトさせていった事でゴール前に迫るシーンが増えたし、何よりFWの運動量が東京Vになかった事も後半勝負になった要因でもある。
後半31分のCKからはMFシルビーニョが新潟初ゴールを決めてようやく反撃へのチャンスが増えてきたが、ここからカウンターが2度決定的なチャンスを迎えながら決め切れなかった事がこの試合の全てだった。貴章、カウエと2度も決定的なチャンスがありながら決めれないのは今季の新潟のここというところの勝負弱さでもある。
振り返ればプラン通りに試合展開していた。でも今の新潟は舞行龍が入り守備を構築しつつあるもののそれでも1失点はどうしてもしてしまうという流れがある。ただ舞行龍が入った事で3試合守備は安定してきているだけに守備面では悪くはない。しかし攻撃や中盤をみると確かに3試合で4得点を獲っているけれど、セカンドボールを拾えない。
攻撃では展開するキーマンが定まらないなどゴールを決めるレオナルドだけは決まっているがシルビーニョが攻撃の中心であるという感じではなく守備面ではポジショニングの悪さで思うようにボールを拾えていない。誰を中心に攻撃を展開するのか?を会定めていけば中心から展開していけるのだが善朗をDMFに下げたものの正直攻撃の良さを無くしてしまった。シルビーニョを起用するとなるとやはりトップ下以外に選択肢がなく起用するにもトップ下しか機能しない。
新潟のサッカーを考えた時にサイドハーフがアタックしていく事で2トップがゴールを決めていくという形を今シーズン始めたけれど、それによりシルビーニョを起用するポジションがなく、片渕監督から吉永監督にしたのはシルビーニョを起用する為という意図を感じていたが、結局長くトップ下でプレーしたのは善朗だった。
シルビーニョもゴール前でもう少し力を抜いてシュートを打てばいい枠内シュートを打てると思うが、どうもゴール前になると力が入りふかすシュートが多くなっている。元々アタッカータイプの選手なので司令塔にはならない訳だがトップ下の選手に得点力がないとゴールをこじ開ける事は容易じゃない。
最近の試合を見るとフランシスが思うようなプレーができていない事も気がかりだ。元々スピードを活かした裏を突く選手なのだが最近はフランシスのスピードを警戒して裏を与えないクラブが増えている。裏を狙う選手よりもゴール前で打開する選手が必要なのだと感じる。そうなると小川、凌磨を起用した方がゴール前を堅める相手には有効だ。
課題はあるがまず堅守を完成させて残り試合全て勝ち点3を狙っていくしか今はないだけに可能性ある限り目の前の試合に挑んでいく事だ。
次節はアウェイで甲府と対戦する。前回はホームで全くいいところなく敗れただけにここで勝ち点3を獲らなければ10月の終戦が見えてしまう。果たして崖っぷちを踏ん張れるか?残り10試合に全てが掛かっている。
それでも後半に運動量が落ちてきたところをカウンターで狙い続けたのは狙い通りの戦い方だったそれでも最後まで勝ち越しゴールを奪えなかった試合を振り返りたい。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4-2-3-1
前節と同じメンバーでカウエがベンチ入りしてスタートした。
まず前半は完全に東京Vペースで進んだ。あれだけ早いパス回しはむやみにポジションを空けてしまうよりも確りポジショニングを崩さずに対応する事が大切だ。パスで崩せないとどうしても相手はペナルティエリア外で回し続ける事になりシュートを放つシーンを限定できる。苦し紛れにシュートを打っても枠外だったり枠内でもコースを限定できる。
前半の守備についてはプラン通りの守備をしていた。やはり今の新潟にとってセカンドボールを拾えないシーンが目立っているだけに前半は少ないチャンスでゴールを狙ったが前半は東京Vのパス回しに苦戦したが相手のパス回しを見極めるには割り切った前半だった。
後半はやはりPKのシーンが1番悔やまれる。このシーンだけは完全に裏を突かれて堀米が思わず後ろからファウルをしてしまった事でプランが崩れたシーンだった。PKのシーンはGKはどうする事もできないのでこれは決められて当然というシーンだった。でもここから攻撃にシフトさせていった事でゴール前に迫るシーンが増えたし、何よりFWの運動量が東京Vになかった事も後半勝負になった要因でもある。
後半31分のCKからはMFシルビーニョが新潟初ゴールを決めてようやく反撃へのチャンスが増えてきたが、ここからカウンターが2度決定的なチャンスを迎えながら決め切れなかった事がこの試合の全てだった。貴章、カウエと2度も決定的なチャンスがありながら決めれないのは今季の新潟のここというところの勝負弱さでもある。
振り返ればプラン通りに試合展開していた。でも今の新潟は舞行龍が入り守備を構築しつつあるもののそれでも1失点はどうしてもしてしまうという流れがある。ただ舞行龍が入った事で3試合守備は安定してきているだけに守備面では悪くはない。しかし攻撃や中盤をみると確かに3試合で4得点を獲っているけれど、セカンドボールを拾えない。
攻撃では展開するキーマンが定まらないなどゴールを決めるレオナルドだけは決まっているがシルビーニョが攻撃の中心であるという感じではなく守備面ではポジショニングの悪さで思うようにボールを拾えていない。誰を中心に攻撃を展開するのか?を会定めていけば中心から展開していけるのだが善朗をDMFに下げたものの正直攻撃の良さを無くしてしまった。シルビーニョを起用するとなるとやはりトップ下以外に選択肢がなく起用するにもトップ下しか機能しない。
新潟のサッカーを考えた時にサイドハーフがアタックしていく事で2トップがゴールを決めていくという形を今シーズン始めたけれど、それによりシルビーニョを起用するポジションがなく、片渕監督から吉永監督にしたのはシルビーニョを起用する為という意図を感じていたが、結局長くトップ下でプレーしたのは善朗だった。
シルビーニョもゴール前でもう少し力を抜いてシュートを打てばいい枠内シュートを打てると思うが、どうもゴール前になると力が入りふかすシュートが多くなっている。元々アタッカータイプの選手なので司令塔にはならない訳だがトップ下の選手に得点力がないとゴールをこじ開ける事は容易じゃない。
最近の試合を見るとフランシスが思うようなプレーができていない事も気がかりだ。元々スピードを活かした裏を突く選手なのだが最近はフランシスのスピードを警戒して裏を与えないクラブが増えている。裏を狙う選手よりもゴール前で打開する選手が必要なのだと感じる。そうなると小川、凌磨を起用した方がゴール前を堅める相手には有効だ。
課題はあるがまず堅守を完成させて残り試合全て勝ち点3を狙っていくしか今はないだけに可能性ある限り目の前の試合に挑んでいく事だ。
次節はアウェイで甲府と対戦する。前回はホームで全くいいところなく敗れただけにここで勝ち点3を獲らなければ10月の終戦が見えてしまう。果たして崖っぷちを踏ん張れるか?残り10試合に全てが掛かっている。