24日J2リーグ19第29節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで8位ツエーゲン金沢と対戦し、2対3で2度のリードを追いつくも最後まで守り切れずに最後はFWレオナルドのPK失敗で敗れ、10勝7分12敗勝ち点37得失点差+5で暫定13位に後退した。
同じ相手にシーズン3度も敗れる現状を踏まえれば昇格という2文字は大きく遠のいた試合だ。
同じ相手にシーズン3度も敗れる現状を踏まえれば昇格という2文字は大きく遠のいた試合だ。
今季2度も敗れている相手に再び苦杯を舐める事になった。選手のポテンシャルではない戦術理解度の差の大きさを物語った試合だったと言える。積み重ねのないクラブになってしまった新潟にとってやろうとするサッカーに迷いが生じたまま試合が展開したと言える。今の新潟のサッカーはどういうサッカーなのか?と問われてしまうと表現しづらい。カウンターサッカーでもサイド攻撃サッカーでもポゼッションサッカーでもない。強いて言うならこの3つを良いどころ取りした3分割サッカーという感じだ。
ボールも保持するけれど、サイド攻撃もカウンターもするよ!というサッカーになってしまっているだけにやる事が中途半端になってしまっている。金沢のサッカーと何が違うのか?そういう点を踏まえて振り返りたい。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4-2-3-1
舞行龍が右SBに入り堀米が左SBに復帰しトップ下にはシルビーニョが入った。
まず舞行龍が復帰してからCB、右SBと入っている訳だけれどもし私が監督なら舞行龍、將成、大武の3人を使うなら私なら思い切って3バックにしますね。その方が攻撃をしやすいと思うし何よりもSBとCBは別物だからだ。フランシスをサイドハーフでというよりもウイングバックとして起用した方があれだけ足が速いのだから攻撃の時にもそれなりの推進力で一気に上がる事が可能だ。
このシステムにする事でメリットもあり攻撃的にする場合はウイングバックに攻撃的な選手を起用しやすくなる。そしてFWを1トップから2トップにする事ができる。
一時期サムエルサントスを右SBに起用した時にはフランシスが下がって守備を重視した事があったけれど、最初から3バックにしてしまった方が守るという点ではかなり意識を持って守れる。両ウイングバックにした時には5バックになるからね。
私なら3-4-1-2にしますね。
中央をある程度厚くしてより得点を狙いやすくする反面守りでも中央に人数をかけて守る事が可能であり、組み合わせによっては中央は身長の高い選手である必要はない。
新太をもっと得点機会のあるポジションでプレーさせたい狙いもあるし、FWの起用の幅も増やせる側面もある。
この試合で感じたのは攻撃オプションを使うにも意外と代えるポジションに悩むという事だ。凌磨を起用するにも至恩も起用するにも攻撃的なポジションを起用するには今の4-2-3-1は難しい。DMFを1枚にするにも今度は守備が破たんしかねない。
それなら最初から3バックにしてしまった方が交代の幅も広げやすい。
2トップでも1トップ2シャドーでも起用できるからだ。選手の距離感もこの試合では遠すぎただけによりポジショニングを明確にして戦う狙いもある。
話は戻すと新潟と金沢の違いは何か?と言えば明確か明確でないかだ。金沢のサッカーを観ていた人はかつての新潟が1番良かった2013シーズン後半から2014シーズン前半のサッカーを思い出した人がいただろう。
あの時は選手たちが次のプレーをどうするかが既に阿吽の呼吸でわかっていた。だから奪ったら次のプレーがすぐにできるから動けた。だから例えそこに選手が来るか来ないにかかわらず来ると信じてプレーしている。CKのシーンもここに該当する選手が来るという選手共通の意識があるから周りの選手がどうすればよいのかわかる。だから2度のCKでフリーになったのはこの選手が来る!俺たちはその選手のサポートをすればいいと割り切れる。それ故にフリーにさせるプレーができていた。
しかし新潟の場合はそういうプレーが非常に曖昧だ。この試合でも選手たちは次のプレーをどうしようかプレーが止まってしまっているシーンが目立った。要するに次のプレーがイメージできない。だからプレーが続かない。やっと続けてようやくクロスを上げているような状況だ。ボールを保持した時点で周りがどういうプレーをしようとしているのか?というのが選手たちが共有できていないという事もある。
奪った時にカウンターにしても選手が走り出していなければカウンターは成立しないし、サイド攻撃にしてもサイド攻撃に対する動きが思うようにできていない。
これは守備面でも言える事だけれど誰がどう守るのか?という意思統一が定まり切れていないと言える。少なくても今シーズンは同じメンバーでプレーしている時間が長いだけにこれだけ時間を要しても改善できないという事は今のやり方を考え直さないといけないと言える。
現時点で29節で12位以上の成績は
3勝5分9敗 残り7試合
14位以下の成績は
7勝2分3敗 残り6試合
この成績を見てもわかる通り12位以上の対戦では全く勝てていない。
この成績だけみたら昇格するクラブではありません。上位に6勝1分、下位に全勝してやっと6位に行けるかどうかというところまで追い込まれました。
残り13試合で打開できるかどうかは9月の戦いに掛かっています。9月で終戦を迎えた時にその時から来季の事を考える時です。残留はほぼ確実ですがその残された試合で来季を見据えた決断は必要なのだと感じます。
次節はアウェイで柏と対戦する。現在無敵の強さを誇る柏相手に果たして新潟は勝利できるのか?終戦を迎えない為にも死に物狂いで闘わなければならない。
ボールも保持するけれど、サイド攻撃もカウンターもするよ!というサッカーになってしまっているだけにやる事が中途半端になってしまっている。金沢のサッカーと何が違うのか?そういう点を踏まえて振り返りたい。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4-2-3-1
舞行龍が右SBに入り堀米が左SBに復帰しトップ下にはシルビーニョが入った。
まず舞行龍が復帰してからCB、右SBと入っている訳だけれどもし私が監督なら舞行龍、將成、大武の3人を使うなら私なら思い切って3バックにしますね。その方が攻撃をしやすいと思うし何よりもSBとCBは別物だからだ。フランシスをサイドハーフでというよりもウイングバックとして起用した方があれだけ足が速いのだから攻撃の時にもそれなりの推進力で一気に上がる事が可能だ。
このシステムにする事でメリットもあり攻撃的にする場合はウイングバックに攻撃的な選手を起用しやすくなる。そしてFWを1トップから2トップにする事ができる。
一時期サムエルサントスを右SBに起用した時にはフランシスが下がって守備を重視した事があったけれど、最初から3バックにしてしまった方が守るという点ではかなり意識を持って守れる。両ウイングバックにした時には5バックになるからね。
私なら3-4-1-2にしますね。
中央をある程度厚くしてより得点を狙いやすくする反面守りでも中央に人数をかけて守る事が可能であり、組み合わせによっては中央は身長の高い選手である必要はない。
新太をもっと得点機会のあるポジションでプレーさせたい狙いもあるし、FWの起用の幅も増やせる側面もある。
この試合で感じたのは攻撃オプションを使うにも意外と代えるポジションに悩むという事だ。凌磨を起用するにも至恩も起用するにも攻撃的なポジションを起用するには今の4-2-3-1は難しい。DMFを1枚にするにも今度は守備が破たんしかねない。
それなら最初から3バックにしてしまった方が交代の幅も広げやすい。
2トップでも1トップ2シャドーでも起用できるからだ。選手の距離感もこの試合では遠すぎただけによりポジショニングを明確にして戦う狙いもある。
話は戻すと新潟と金沢の違いは何か?と言えば明確か明確でないかだ。金沢のサッカーを観ていた人はかつての新潟が1番良かった2013シーズン後半から2014シーズン前半のサッカーを思い出した人がいただろう。
あの時は選手たちが次のプレーをどうするかが既に阿吽の呼吸でわかっていた。だから奪ったら次のプレーがすぐにできるから動けた。だから例えそこに選手が来るか来ないにかかわらず来ると信じてプレーしている。CKのシーンもここに該当する選手が来るという選手共通の意識があるから周りの選手がどうすればよいのかわかる。だから2度のCKでフリーになったのはこの選手が来る!俺たちはその選手のサポートをすればいいと割り切れる。それ故にフリーにさせるプレーができていた。
しかし新潟の場合はそういうプレーが非常に曖昧だ。この試合でも選手たちは次のプレーをどうしようかプレーが止まってしまっているシーンが目立った。要するに次のプレーがイメージできない。だからプレーが続かない。やっと続けてようやくクロスを上げているような状況だ。ボールを保持した時点で周りがどういうプレーをしようとしているのか?というのが選手たちが共有できていないという事もある。
奪った時にカウンターにしても選手が走り出していなければカウンターは成立しないし、サイド攻撃にしてもサイド攻撃に対する動きが思うようにできていない。
これは守備面でも言える事だけれど誰がどう守るのか?という意思統一が定まり切れていないと言える。少なくても今シーズンは同じメンバーでプレーしている時間が長いだけにこれだけ時間を要しても改善できないという事は今のやり方を考え直さないといけないと言える。
現時点で29節で12位以上の成績は
3勝5分9敗 残り7試合
14位以下の成績は
7勝2分3敗 残り6試合
この成績を見てもわかる通り12位以上の対戦では全く勝てていない。
この成績だけみたら昇格するクラブではありません。上位に6勝1分、下位に全勝してやっと6位に行けるかどうかというところまで追い込まれました。
残り13試合で打開できるかどうかは9月の戦いに掛かっています。9月で終戦を迎えた時にその時から来季の事を考える時です。残留はほぼ確実ですがその残された試合で来季を見据えた決断は必要なのだと感じます。
次節はアウェイで柏と対戦する。現在無敵の強さを誇る柏相手に果たして新潟は勝利できるのか?終戦を迎えない為にも死に物狂いで闘わなければならない。