15日J2リーグ19第18節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで19位栃木FCと対戦し、2対0でアルビレックス新潟がFWレオナルド、MFフランシスのゴールで栃木に勝利して今季初の連勝で勝ち点3を獲得し、6勝5分7敗勝ち点23得失点差+3で13位に浮上した。
今日から始まった夏のナイターシーズンの始まりで新潟は大きく浮上していけるのか試金石の試合となった。
今日から始まった夏のナイターシーズンの始まりで新潟は大きく浮上していけるのか試金石の試合となった。
6月までのホームゲームは今日が最後という事で7月からのホームゲームは12試合残す新潟にとってはホームゲームで必ず勝ち点3を獲る事が自動昇格への望みを繋ぐ最大のポイントとなる。特に7月から9月まで3か月連続ホームゲームが月3試合あるだけにこのアドバンテージを活かさなければならない。
色々苦しみながらもようやく新潟のベストメンバーが見えてきたこの試合では守りを堅める相手に対してどうやって崩すのか?そのポイントを含めて試合を振り返りたい。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4-2-3-1
前節と同じメンバーでスタートした。
試合は前半から新潟が主導権を握りながら試合は進んでいく。このメンバーになって2試合目になるけれど、フランシスが右サイドハーフ=右ウイングに入った事により右から大きく崩せるようになった事でかなり変わってきた。何よりフランシスの足が速いので多くの選手は置いていかれる訳で新潟がこれまで苦しんできたサイドからの崩しをフランシス、サントスのコンビで大きく崩せるようになった。
あと左サイドも新太とゴメスのコンビで何度も崩す場面があり、ゴメスの縦への突破並びにクロスは新潟がこれまで欠けていた部分を見事に補ってくれている。ただ全体的にボールを保有できるけれどゴール前を堅める相手に対して多くはセンターバック、DMFでボールを回し続けてしまう事についてはやはり課題と言うべきかそこしかボールを回せるスペースがないという事でもある。
その時にどうやって崩すのか?というのがどうして両サイドハーフにフランシス、新太を起用しているのか?というのがポイントになる。スピードのフランシス、ドリブラーの新太で相手からファウルを獲得もしくはコーナー獲得が求められるという事だ。
そしてゴール前ではサイドを崩しつつ中央からはミドルを狙っていく事で次第に崩していける。中央からシュートを増やせば自然と中央を堅めるのでサイドが多少手薄になる。後半の2得点も退場者を出して中央に相手が意識がいった為に堀米がPKを獲得し、フランシスがサイドから中央に走り込んでゴールを決めた。
J2の多くのクラブは事実上の5バックで守ってくる相手ばかりなので5バックがあまり関係なくなるセットプレーとコーナーを多く獲得し、相手に中央を意識させた後にサイドからゴールを狙うという姿勢が必要という事だ。昨年の松本がセットプレーから、大分がサイドから活路を見出して昇格を勝ち取っただけにサイドハーフの攻撃力が重要になる。
守備についてもサントス、ゴメスともサイドバックの守備を確りできているし、何より祥郎がDMFに入った事によってカウエが以前よりも攻撃に上がる事ができるようになったし、祥郎も場面に応じて縦へ突破する時はカウエが残って上がるバランスが良い。カウエにない祥郎の運動量は多くの場面で新潟を助ける守備をしてくれている事が守備の安定に繋がっている。
色々と紆余曲折を経て見つけ出したこのベストメンバーを中心に浮上の足掛かりにしていかなければならない。
次節はアウェイで金沢と対戦する。昨年2勝した相手だが柳下監督の下で大きくチームとして完成している相手だけに激しい攻防戦になるだろう。このアウェイ2試合で2連勝する事で再びプレーオフ圏内が見えてくる。7月からの3か月ホーム3試合に繋ぐためにもこのアウェイ2試合は非常に重要な2試合となる。金沢も鹿児島も侮れない相手だけに必死になって挑まなければならない。
色々苦しみながらもようやく新潟のベストメンバーが見えてきたこの試合では守りを堅める相手に対してどうやって崩すのか?そのポイントを含めて試合を振り返りたい。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4-2-3-1
前節と同じメンバーでスタートした。
試合は前半から新潟が主導権を握りながら試合は進んでいく。このメンバーになって2試合目になるけれど、フランシスが右サイドハーフ=右ウイングに入った事により右から大きく崩せるようになった事でかなり変わってきた。何よりフランシスの足が速いので多くの選手は置いていかれる訳で新潟がこれまで苦しんできたサイドからの崩しをフランシス、サントスのコンビで大きく崩せるようになった。
あと左サイドも新太とゴメスのコンビで何度も崩す場面があり、ゴメスの縦への突破並びにクロスは新潟がこれまで欠けていた部分を見事に補ってくれている。ただ全体的にボールを保有できるけれどゴール前を堅める相手に対して多くはセンターバック、DMFでボールを回し続けてしまう事についてはやはり課題と言うべきかそこしかボールを回せるスペースがないという事でもある。
その時にどうやって崩すのか?というのがどうして両サイドハーフにフランシス、新太を起用しているのか?というのがポイントになる。スピードのフランシス、ドリブラーの新太で相手からファウルを獲得もしくはコーナー獲得が求められるという事だ。
そしてゴール前ではサイドを崩しつつ中央からはミドルを狙っていく事で次第に崩していける。中央からシュートを増やせば自然と中央を堅めるのでサイドが多少手薄になる。後半の2得点も退場者を出して中央に相手が意識がいった為に堀米がPKを獲得し、フランシスがサイドから中央に走り込んでゴールを決めた。
J2の多くのクラブは事実上の5バックで守ってくる相手ばかりなので5バックがあまり関係なくなるセットプレーとコーナーを多く獲得し、相手に中央を意識させた後にサイドからゴールを狙うという姿勢が必要という事だ。昨年の松本がセットプレーから、大分がサイドから活路を見出して昇格を勝ち取っただけにサイドハーフの攻撃力が重要になる。
守備についてもサントス、ゴメスともサイドバックの守備を確りできているし、何より祥郎がDMFに入った事によってカウエが以前よりも攻撃に上がる事ができるようになったし、祥郎も場面に応じて縦へ突破する時はカウエが残って上がるバランスが良い。カウエにない祥郎の運動量は多くの場面で新潟を助ける守備をしてくれている事が守備の安定に繋がっている。
色々と紆余曲折を経て見つけ出したこのベストメンバーを中心に浮上の足掛かりにしていかなければならない。
次節はアウェイで金沢と対戦する。昨年2勝した相手だが柳下監督の下で大きくチームとして完成している相手だけに激しい攻防戦になるだろう。このアウェイ2試合で2連勝する事で再びプレーオフ圏内が見えてくる。7月からの3か月ホーム3試合に繋ぐためにもこのアウェイ2試合は非常に重要な2試合となる。金沢も鹿児島も侮れない相手だけに必死になって挑まなければならない。