18日J2リーグ19第14節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで21位愛媛FCと対戦し、2対3で前半に2点を先制したものの、後半2点差を逆転されて敗れ4勝5分5敗勝ち点17得失点差1で暫定11位に後退した。

監督交代して5試合目となるが、選手の適材適所の起用なのか疑問視される起用が続いており監督交代は逆効果になっている内容だ。

本来なら仕事で欠場予定だった試合だけれど休みを取ってスワンへ闘いに行ってきたが、これだけ最悪な結果の試合を観る事になったのは本当に情けないという言葉しかない。

本来監督を交代するというのは病気によって指揮する事が困難という理由以外は明らかに成績が不振であるか前監督よりも成績が上がるという根拠がなければ監督交代するものではないという事だ。

交代時3勝3分3敗勝ち点12という状況なのだから5試合で2勝2分1敗が勝ち点8最低ラインになるところだが、今日の試合で1勝2分2敗勝ち点5と逆に成績が下がっている状態だ。しかも相手が片渕監督が対戦した相手よりも戦力的に落ちると言われる相手だけに是永社長の「外から見てもわかる?」という説得力が全くないと言える。

あのまま片渕監督が続投していたらこれ以下の成績になった?という根拠も片渕監督が解任されてしまっているので現時点で証明できないが、私も何度か是永社長と話をしているけれど、私が退団を伝えこれ以上できる事がない(その前にもろもろ詳しい説明をしている)と伝えると「できる?」と何を根拠にできるのか?とその時点で???になりましたが、私なりに経営者として私を残す意味はそういう事ですか!と割り切りましたが根拠なき根拠でできると私を残した方なので、あのまま続けていたら悪くなるという「外から見てもわかる?」という根拠なき根拠で通してしまう側面があるという事です。

私の場合は色々とデータで示しながら相手を納得させるタイプなので片渕監督が解任時の昨年の松本の成績と比べてこれまで対戦した相手と昨年対戦した相手との比較で示した訳で昇格したクラブと比べてどうなのか?というところから相手に理解を求めました。

こういう言い方は大変悪いのかもしれませんが、是永社長も吉永監督も昨年1年間J2の試合をスタンドで観ていない訳じゃないですか。是永社長にしても9月以降に会長から呼び出されて1番悪かった時からしか観ていない訳です。ずっとシンガポールにいて当時のJ1にいた状況でJ2の試合をゆっくり見ていたとは感じづらいんですよね。

私の場合は国内に住んでいるのでJ1を観ながらJ2を観る事は可能でしたし、これまで数多くJ1から降格したビッククラブの動向も見てきた訳で、そういうクラブが1年で復帰できない、自動昇格を勝ち取れないのを見ていたら新潟の予算と戦力で5位以内に入っていて当然と思う事そのものがどうなのか?という事です。J2には外国から優秀な指導者も監督として指導していますが、そういう監督ですら苦戦しているカテゴリーです。

何でもそうなのですが結果が伴わなければ説得力を成さない訳で、どんなに苦しい状況でも結果が出れば説得力が増すという事なのです。

現状では是永社長の外から見てもわかる?という説得力はない状況なので経営的な部分は切り離して監督交代という点では説得力がないという状況です。

果たして私が感じる何処が適材適所じゃないのかについても触れていきたいと思います。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは4-2-3-1

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パウロンが初めて右のCBに入り、小川がDMF、大が右SH、新太がトップ下、凌磨が左SHという2列目の選手は殆どプレー経験不足かプレー経験のないポジションでスタートした。

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まずこの試合については先発メンバーについては新潟日報の予想通りだったのでこれまでのシステムを踏まえても善朗が出場停止に新太が左SHに入って小川がトップ下という事で考えていましたが、まさか4人もポジションをシャッフルするなんて長年リーグ戦を見続けてきていますが、出場停止やけが人などで4人以上メンバー入れ替わったという事はありました。ところが4人ともポジションが変わるというのは観た事がない。

そのポジションで活躍できないから2人のポジションを入れ替えたり別の選手を起用するから他のポジションで出場させるケースはありますが、これだけメンバーは変わらずポジション経験がないところに配置するというのはキャンプならわかりますが、試合が続くリーグ戦では絶対にやるものではないという事です。


というのも片渕監督から吉永監督に代わってから起用した選手がミスしたり、どうみても不慣れなポジションで起用してそこから失点するというケースが本当に目立っていたんですよ。

吉永監督に代わって最初に試合で泰基がベンチ外となり代わりに新井を初めて左SBで起用し、怪我から復帰した広瀬をCBで起用してその広瀬が決定的なパスミスから失点してドローになった試合、極めつけは片渕監督体制でパスミスで敗れた徳島戦からベンチ外となっていた祥郎をまさかの右SBで起用し、左にJ1でも数試合しか経験のない尚紀を起用するという山口戦は何となく上手く行きましたが、長崎戦では尽く不慣れな両サイドバックを狙われて3失点するという・・・

そして今日の試合も前半こそ攻撃面で機能しましたがやはり90分となると全く別物であり、途中出場から20分間プレーするのとはスタメンは訳が違うという事です。

慣れたポジションなら選手は体で動きを覚えているので危機的な察知能力は上がるのですが、不慣れなポジションでは当然察知能力は下がる訳です。これを自分に置き換えれば解り易いのですが得意な事と不得意な事は絶対にある訳で、得意な事なら勝手がわかるものですが、不得意なものだと当然経験値もありますが、察知能力は下がる訳です。

そうならない為に適材適所という言葉がある訳でそれぞれの長所短所を踏まえて起用しないとこういう事態になるという事です。前半と後半全く別のチームになったのは2列目3人がこれまで殆どプレーしていないポジションでプレーした為に守る勝手がわからずボールに寄せても尽く抜かれました。

当然そうなると本来本職の選手も負担は増になる訳でチーム全体に広がってしまったと言えます。

私としても攻撃力のない大を右SHで起用した意図が全くわからない。片渕監督が守備固めで運動量のある大を左SHに上げて守備をさせたという事とは全く違う訳で前半は攻撃で上手くいったからあまり目立たなかったが後半は全く機能しなかった。

凌磨にしても新太にしてもやり慣れていないポジションで守備をする事はそれだけで勝手が違う訳です。そしてパウロンの起用については意図がわからない訳ではありませんが、大武と役割が重なってしまうのがこの試合のCBの混乱を引き起こしてしまった。それ以上にコンビを殆ど組んでいなかったという点を差し引いてもこの2人をこれからも起用し続けるなら我慢が必要だが、パウロンの起用により穴になったのは尚紀のカバーだ。

これまで新井がCBに起用された事で尚紀がオーバーラップをしている時には新井が常にその後ろをカバーしていた。そして新井は元々DMFの選手なので判断力が良かった事もCBで上手くいったし、サイドバックなら左より右が得意だ。ところがパウロンが入った事で尚紀のカバーができたのか?と言われると難しい。2失点目では完全に寄せが甘かったために山瀬に目の覚めるようなミドルを決められた。

CBというのはそれぞれ同じタイプだとあまり機能しない。1人は高さを1人はカバーをする位でないと務まらない。3バックだと両サイドのCBはストッパータイプで良いが中央はカバーリングできる選手が望ましい。

新井と大武のコンビはそれだけ住み分けができていたが、パウロンの場合は身長で大武と同じタイプなので同じボールだと重なってしまう。故に1失点目ではお互い見合ってしまった印象があったのはその為だ。役割が違ったら1人は必ずボールホルダーへ競り合いに向かっていた。

泰基をベンチ外にしてしまった事で得点源だったロングスローは新井ではやはり無理があるという事が判明した。それ以上に左サイドバックとしての守備が変わりに入った選手が専門でないためにそこから失点を重ねているし、守っていてもピンチを招いているケースも目立つ。

守備を重視するという点と攻撃もしなければならないというバランスを考えると不慣れな選手を起用して解決しようという発想がそもそも今する事なのか?と言いたい。

どれだけ適材適所じゃないのかと示すと・・・

祥郎

これまでは・・・右SHとしてプレー

吉永体制では・・・右SBとしてプレー

過去に一時的に右SBに入る事はあったけれどあくまで一時的であり、祥郎の場合DMFでプレーしたケースはあったがまだ起用するなら運動量が活かせるDMFの方が圧倒的に適任だ。SHとSBでは全然求められる守備が違ってくる。本来DFは2列目より守備力が高いことが求められる。1人強力な守備ができる選手がいれば良いDMFとは全く違うという事だ。

尚紀

これまでは・・・右SBとしてプレー

吉永体制では・・・左SBとしてプレー

中には高徳や駒野のような両サイドができる選手もいますが、尚紀の場合左SBはJ1時代に2,3試合しか経験していませんし、何より柳下監督にサイドバック不合格とベンチ外にされていただけに、本当なら右SBでも攻撃で良いところを見せないと守備は今一つな選手なのにどうして左SBで起用したのか?百歩譲って経験がある新井を右SBで起用し、左には復帰した本職の堀米を起用するならまだわかります。

本職の堀米を起用せず不慣れな尚紀を起用する時点で尚紀の何を観ているのか?と問われるのは間違いありません。尚紀が今季活かされていたのは新井がCBとして適正が証明されたからカバーリングで埋めていたという事実を無視しています。

凌磨

これまでは・・・右SHとして祥郎からレギュラーを奪って8試合4ゴール

吉永体制で・・・この試合初めて左SHで起用した。

結果が出ていないならわからないではありませんが、右の守備にしても右の攻撃力にしても確り結果を出している選手をわざわざこれまで新潟ではポジションチェンジ以外で数分程度しかプレーしていない左で長い時間プレーさせる意味があったのでしょうか?確かに新太の先制ゴールのアシストは素晴らしかったですが90分通じて右に専念させていた方が防げた失点があったと感じます。



これまでは・・・DMFとしてカウエとコンビを組んでいた。

吉永体制で・・・この試合J1の2017シーズン以来となる右SHでプレーするというただですら攻撃力のない大に2列目をプレーさせる意図が全くわかりません。

DMFで上手く行っていたのはリーグ屈指の走行距離がある事とパスを活かせるという側面が強かった選手です。大のこれまでの得点通算成績を知ってこの起用をしたというなら明らかに起用ミス!凌磨が覚醒したポジションで起用させた意図が全く見えなかった。

新太

これまでは・・・FWもしくは左SHで起用した。

吉永体制で・・・新潟に加入して初めてトップ下でプレー

これは流石に驚いた。シルビーニョに代えてトップ下に新太ですからね。別に新太がトップ下に不適任という事ではなく、善朗の出場停止でやり慣れた左SHでプレーするものだと思っていましたし、小川がスタメンでシルビーニョが外れていただけにJ1時代にトップ下で終盤6試合負けなし5勝をした時のイメージをみんな描いていたと思います。ところがその小川選手がDMFですからそれは驚いた訳です。

小川選手は昨年DMFでの出場経験がありますが、元々は右SHの選手としてスタートしており、新潟では2列目で力を発揮していた選手です。それをわざわざあまりプレー経験の少ないDMFでプレーさせる意図が何処にあるのか?と言いたくなる訳です。

小川選手が片渕体制の4-4-2で出番が恵まれなかったのは両SHで凌磨、善朗が好調だったからであり、調子が悪くて起用されていなかった訳ではありません。

これだけ見てもこれが適材適所なのか?と疑問視せざる得ないほど90分通すと守備が2試合連続3失点した原因は適材不適所に他ならないという事になるのではないでしょうか?

本当にけが人続出で起用できる選手が本当にいないというなら苦肉の策でDMFの選手をCBで起用したりSBで起用するケースはありますし、2列目でも本来右の選手を左で起用するケースはありますが、これだけ4人も適材不適所な起用をされたら機能するものも機能しないのは必然になるでしょう。

サッカーはバランスが大切なので極端な起用をすると攻撃力は上がっても守備力は低下したり、守備力は上がるが、攻撃力が低下するのが同じ選手がプレーしてもサッカーの難しいところです。

私が長年新潟の選手たちの特徴を見続けてきた点とこれまで数多くの他のクラブの選手を代表などを通じて観て来たり、多種競技である野球で適材適所を学んだ私にとっては吉永監督がとても適材適所で起用したと説明する事が困難なのですよね。

この試合の敗戦の原因は適材適所の起用ではなかったと結論付けられると言えます。

かなり久しぶりに書き込みましたがこの試合の敗因は何処なのか?と冷静に考えれば慣れ親しんだポジションでこの試合をしてしまったなら別の理由を考えますが、明らかに不慣れなポジションでプレーした選手が多すぎた事は選手云々ではなく起用する側に原因があると言えます。

次節はアウェイで琉球と対戦する。初の沖縄での公式戦に挑む新潟だが今の状況だと琉球の方が上である事はハッキリしている。柏ですらドローゲームになった相手なので心して挑まなければ今日以上の悲惨な結果を観る事になる。勝ち点3に勝る内容はない!適材適所に選手を起用しなければ再び同じ悲劇を招く事になるだけに確り適材適所の起用にしてもらいたい。

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