7日J2リーグ19第8節が行われ、アルビレックス新潟はアウェイシティライトスタジアムで10位ファジアーノ岡山と対戦し、3対3でアルビレックス新潟は一時2点差リードされるも後半怒涛の追い上げでアディショナルタイムにFWフランシスの2ゴールでドローに持ち込み、3勝2分3敗勝ち点11得失点差2で9位に後退した。

試合は開始早々の2分にセットプレーからFW達也の折り返しにDF大武が決めて新潟が先制するも、その5分後にDF大武がPKを献上してしまい、これを1度はGK大谷が止めるもMF仲間に押し込まれて同点に追いつかれ前半は一進一退の攻防で前半を折り返した。

後半開始早々新潟は集中力を欠き、FWイ・ヨンジェに立て続けにゴールを奪われて2点ビハインドとなる。ここから片渕監督は加入後初出場となったFWフランシスを投入して流れを変えると、MFシルビーニョが投入されてからさらに加速し、後半28分にセットプレーから1点差とすると、後半アディショナルタイムにFWフランシスが起死回生の同点ゴールを決めて新潟が勝ち点0から勝ち点1を手にした。

これでアルビレックス新潟は土壇場の同点劇で連勝こそならなかったが勝ち点1を持ち帰る事に成功した。

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今季最多失点の試合でもあったけれど、PKを除いた2失点については正直なところ後半の集中力を欠いた立ち上がりでの失点という事で最初の5分、最後の5分は集中しなければならないところに下を向いてしまい失点を重ねた事はこの試合の反省点と言える。しかしこの後半の5分を除けば良く守っていたので集中力を高める事ができれば問題ないと言える。

攻撃についてはこの試合では今季初めて出場したフランシスがいきなり大活躍するという展開になったが、この試合までフランシスがどんな選手なのか話程度でしか聞いていなかっただけに初めて観た感想として典型的なサイドの選手という事だ。

新潟の場合だと左サイドハーフが適任だろうが、これまで出場させなかったのは新潟の戦術理解度がまだまだだったからだと思う。いずれは善朗が次の警告を受けると出場停止となってしまうだけにその時に左サイドハーフで出場機会が来ると感じる。

そしてこの試合でいきなり新潟復帰後初出場が初先発となった宗だけれど、ポストプレーは流石といえたし、動きも悪くなかった。ただゴールという結果が出なかっただけにFWの組み合わせはまだまだ片渕監督も固定せず入れ替えていく事になりそうだ。

そしてこの試合では終盤に4-1-3-2を初めて採用した。

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これもカウエの守備力があってこそできる事であり、この方がシルビーニョも自由に動けるという事を踏まえると1つのオプションとしてありだと感じた。

もちろんビハインドの場合にリスクが伴うがこれ位攻撃的に行かなければ今日の試合ではゴールをこじ開ける事はできなかった。最後まで諦めずゴールを目指した選手たちは土壇場で勝ち点1を持ち帰る事ができた。

次節はホームで山形と対戦する。現在好調の山形相手に何としてもホームで勝ち点3が必要だ。平成最後のホームゲームを締める為に全力でサポートしていこう!



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