26日J2リーグ18第30節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで暫定7位アビスパ福岡と対戦し、0対3で新潟は片渕監督になってから初の試合となったが戦術完成度の差が大きく完敗し、8勝5分17敗勝ち点29得失点差-18で19位のままだった。
色々とあった試合ではあったけれど深刻なチーム状態である事に変わりない。
色々とあった試合ではあったけれど深刻なチーム状態である事に変わりない。
冒頭で一体何の謝罪なのか?と思われている方はいると思いますが、クラブ等に向けて謝罪しなければ事が収まらないという事で謝罪文掲載に至りました。別にスタジアムで暴言を吐いたとか、暴力行為を働いた訳ではありません。ただ組織というものは色々面倒な事があるという事です。今後につきましてはクラブから処分があれば受け入れますし、無ければ選手と共に闘うのみです。
さて本題に戻るとして一言で深刻以上のものはないという事です。戦術は意外とハッキリしているんだけれど、完成度と言ったらそれは中途半端に2試合やって正式に監督就任した訳ですからそれまでの2試合は片渕監督が本当にやりたいサッカーを作れなかった訳です。
代行と正式の監督ではできる事は違ってくる訳で正式な監督なら自らやりたい戦術をやれるのでそこから最初の試合だったと言える。
ただほぼ0ベースからのスタートなのでここから急速に重ねられるものではない事は理解しないといけない。戦術をリセットしたという事はそういう事だ。これは本来シーズン前からキャンプをやって試合を重ねていく事で成熟していく訳だけれど、新潟と甲府は今季ルヴァン杯を戦ったために練習による成熟ができなかった。甲府も色々言われながらリセットしてしまっているからね。
もうリセットしてしまった事は仕方ない訳で、サイド攻撃を中心にした攻撃スタイルをどれだけ完成していけるのか?そこから入りたい。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−2−2
前節からMFにカエウ、凌磨、達也、サイドバックに安田、尚紀を入れてスタートした。
まずこの布陣の意図ですが、サイド攻撃するに当たって突破できる選手となると今の新潟は限られてくる訳だけれど、その中でドリブルが得意な達也、個人技とパス力がある凌磨でサイドから崩そうという意図があった。そこに両サイドバックのオーバーラップを含んでいる。
この組み合わせなら確かにサイドからチャンスを演出するという点では当初上手くクロスまで持って行けるけれど、問題はゴール前の選手にどう合わせるかだ。
鈴木前監督時代からサイド攻撃はしていたんだけれど、ゴール前にどうやって入り込むのか?というのがこれまで全く確立されていない状況だ。
本来サイド攻撃の場合中央及び逆サイドからゴールを狙う戦術が必要なんだけれど、これが全く中央は跳ね返されるか合わない。逆サイドにも選手が走り込んでいないので当然ボールをキープできない。
こうなるとサイド攻撃の精度を上げる以外にない訳であり、更にはサイド攻撃に対するポジショニングを確認していかなければいくらクロスを上げてもゴールにならない。
そこにセットプレーからの得点もできない訳だからそれはチャンスに対するゴールへのプロセスがない状況が続いている。そこで攻め切れないと僅かなチャンスを活かされてしまうのが今の新潟の悪循環という事で、先制されたシーンもそれほど難しいクロスではなかったがポジショニングの位置取り良くなかった。
2失点目に至っては完全に崩されてゴールされるというこの時点で選手たちは完全に自信喪失していた状況だ。ここからのプレーは失点する前とは全く別人という方がわかりやすい。
その後は何をやっても空回りしてしまっている訳で何をやっても上手くいかないまま終了間際にダメ押しの3失点目となり新潟はこれで6連敗となった。
1位から7位まで町田との対戦がない以外は全敗という状況なので今の力の差が歴然としてしまっている。今の福岡に勝利しようというのがあまりにも無理難題だったと言える。
チャンスの数では新潟は多かったけれど、チャンスの数を作っているだけにこれを決められない事の方が辛いところだ。劇的に完全できる状況にはないだけに少しでも改善できるようにやっていくしかない。
守備についてはカエウの守備はそれなりに効いていたけれど、まだチームにフィットしていない。梶山、小川がベンチ外になったのは片渕監督がやろうとする戦術的な理由が大きいと思う。カエウを起用すれば梶山はベンチかベンチ外になる。小川にしても凌磨を起用して優汰が控えだと起用するポジションがない。
求める戦術に対して必要な選手が違ってくるのは当然と言えば当然だし、監督が代わるという事はそういう事になる。監督を代えてしまった事でこれまで起用されていた選手が起用されないのはこの世界よくある事なので片渕監督が次の試合で起用する選手である程度これから使われていく選手が見えてくると思います。
6月から8月が鬼門とシーズン前に思っていましたが、ものの見事にこの3か月非常に厳しい戦いを強いられました。3か月でわずか2勝ですから無理もない。問題はここからほぼ直接対決が残されている事と町田を除いて8位以下のクラブしか対戦がない事だ。
次節はアウェイで愛媛と対戦する。前回僅かなチャンスで決められたが、今の状況では五分五分の戦いになる。ここで勝利できなければいよいよデッドゾーンに突入する。どんな形でも勝利を目指すしかない。
さて本題に戻るとして一言で深刻以上のものはないという事です。戦術は意外とハッキリしているんだけれど、完成度と言ったらそれは中途半端に2試合やって正式に監督就任した訳ですからそれまでの2試合は片渕監督が本当にやりたいサッカーを作れなかった訳です。
代行と正式の監督ではできる事は違ってくる訳で正式な監督なら自らやりたい戦術をやれるのでそこから最初の試合だったと言える。
ただほぼ0ベースからのスタートなのでここから急速に重ねられるものではない事は理解しないといけない。戦術をリセットしたという事はそういう事だ。これは本来シーズン前からキャンプをやって試合を重ねていく事で成熟していく訳だけれど、新潟と甲府は今季ルヴァン杯を戦ったために練習による成熟ができなかった。甲府も色々言われながらリセットしてしまっているからね。
もうリセットしてしまった事は仕方ない訳で、サイド攻撃を中心にした攻撃スタイルをどれだけ完成していけるのか?そこから入りたい。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−2−2
前節からMFにカエウ、凌磨、達也、サイドバックに安田、尚紀を入れてスタートした。
まずこの布陣の意図ですが、サイド攻撃するに当たって突破できる選手となると今の新潟は限られてくる訳だけれど、その中でドリブルが得意な達也、個人技とパス力がある凌磨でサイドから崩そうという意図があった。そこに両サイドバックのオーバーラップを含んでいる。
この組み合わせなら確かにサイドからチャンスを演出するという点では当初上手くクロスまで持って行けるけれど、問題はゴール前の選手にどう合わせるかだ。
鈴木前監督時代からサイド攻撃はしていたんだけれど、ゴール前にどうやって入り込むのか?というのがこれまで全く確立されていない状況だ。
本来サイド攻撃の場合中央及び逆サイドからゴールを狙う戦術が必要なんだけれど、これが全く中央は跳ね返されるか合わない。逆サイドにも選手が走り込んでいないので当然ボールをキープできない。
こうなるとサイド攻撃の精度を上げる以外にない訳であり、更にはサイド攻撃に対するポジショニングを確認していかなければいくらクロスを上げてもゴールにならない。
そこにセットプレーからの得点もできない訳だからそれはチャンスに対するゴールへのプロセスがない状況が続いている。そこで攻め切れないと僅かなチャンスを活かされてしまうのが今の新潟の悪循環という事で、先制されたシーンもそれほど難しいクロスではなかったがポジショニングの位置取り良くなかった。
2失点目に至っては完全に崩されてゴールされるというこの時点で選手たちは完全に自信喪失していた状況だ。ここからのプレーは失点する前とは全く別人という方がわかりやすい。
その後は何をやっても空回りしてしまっている訳で何をやっても上手くいかないまま終了間際にダメ押しの3失点目となり新潟はこれで6連敗となった。
1位から7位まで町田との対戦がない以外は全敗という状況なので今の力の差が歴然としてしまっている。今の福岡に勝利しようというのがあまりにも無理難題だったと言える。
チャンスの数では新潟は多かったけれど、チャンスの数を作っているだけにこれを決められない事の方が辛いところだ。劇的に完全できる状況にはないだけに少しでも改善できるようにやっていくしかない。
守備についてはカエウの守備はそれなりに効いていたけれど、まだチームにフィットしていない。梶山、小川がベンチ外になったのは片渕監督がやろうとする戦術的な理由が大きいと思う。カエウを起用すれば梶山はベンチかベンチ外になる。小川にしても凌磨を起用して優汰が控えだと起用するポジションがない。
求める戦術に対して必要な選手が違ってくるのは当然と言えば当然だし、監督が代わるという事はそういう事になる。監督を代えてしまった事でこれまで起用されていた選手が起用されないのはこの世界よくある事なので片渕監督が次の試合で起用する選手である程度これから使われていく選手が見えてくると思います。
6月から8月が鬼門とシーズン前に思っていましたが、ものの見事にこの3か月非常に厳しい戦いを強いられました。3か月でわずか2勝ですから無理もない。問題はここからほぼ直接対決が残されている事と町田を除いて8位以下のクラブしか対戦がない事だ。
次節はアウェイで愛媛と対戦する。前回僅かなチャンスで決められたが、今の状況では五分五分の戦いになる。ここで勝利できなければいよいよデッドゾーンに突入する。どんな形でも勝利を目指すしかない。