24日J2リーグ18第20節が行われ、アルビレックス新潟はアウェイ町田市立陸上競技場で3位町田セルビアと対戦し、0対0で前半は町田に再三押し込まれて、後半も押し込まれるシーンが多かったが踏ん張るもゴールははるかに遠くスコアレスドローに終わり、7勝4分9敗勝ち点25得失点差-3で暫定13位に浮上した。

試合は前半から町田が完全に試合を支配し、新潟は防戦一方の展開ばかりになるも、ゴールは割らせず前半は2試合連続シュート0で折り返した。後半も町田に押し込まれたが間延びしてきた後半は攻撃できる展開になるもゴール前の精度があまりにも悪く枠内すらいかない。最大のチャンスだった1対1でもFW貴章が決める事ができず結局このまま終わり新潟は連敗はしなかったが勝ち点3が遠いままだった。

これでアルビレックス新潟は自動昇格から勝ち点差14となり6位以内を目指す事が現実となった。

ルヴァン杯の代償が練習不足による戦術完成度の遅れという状況の試合だった。同じ監督が続けているならまだしもこれだけ監督交代を繰り返した中で連戦を戦えばチームの戦術完成する時間は当然遅くなっていくし、選手に迷いも生じる。大宮がようやくかみ合ってきたのは練習した成果が出てきたという部分が強い訳で、ルヴァン杯の代償がこれだという事だ。多くの人はJ2を知らずに挑んだ訳でJ2がこんなに大変なステージである事を更に痛感する事になったスコアレスだと思います。

ALBLINEUP2018-23


この試合でもわずか3日で初めてやった4-1-4-1ですけれど、守備としては柳がアンカーになる事で中央を蓋する事はできるけれど、攻撃については本来インサイドハーフの大、戸嶋がボールをコントロールしなければならないがコントロールすらできない。これではこのシステムは守りだけのシステムになってしまう。2列目にボールをコントロールできる選手がいないというのが非常に厳しいものになる。まして交代枠もこれだけ機能していないのに2枚目を切ったのが85分とこの時間で打開する事は限りなく難しい。


私の不満とすれば10番が10番の仕事を全くできていない事が不満だ。ゴールが少なくてもたくさんアシストや得点に繋がるパスがあるなら別だが、走行距離以外に全くいい所なしではこれ以上起用する事が良いとは言えない。守備でもかなり足を引っ張っていた訳で2列目に上げてもこの状況では今の新潟不振の象徴と言わざる得ない。


師匠が何を良くて10番を重宝するのか?という感じだ。磯村を下げるならキャプテンマークは安田が巻くのが1番適任だと思う。インサイドハーフなら1人は守備、1人は攻撃という感じにならないといけないが、個人的には戸嶋が守備意識を持ってもう1人が攻撃の意識を持ってプレーする事が望ましかった。どちらにしても攻撃力のない10番は1度ベンチに下げて善朗や万全なら小川を起用する事がベストだ。


今言いたいのは頭を使え!考えろ!は頭の良い人向けの言葉だという事!そうじゃない人にはこの言葉逆効果になるのでゴールに近づいたら2択を与える位の選択肢を絞りやすくする戦術指導も必要だ。選択肢が多すぎて決められない状況に陥っているように映る。


次節はホームで水戸と対戦する。15年ぶりの対戦となるが侮れない相手だ。今の新潟は全部格上という覚悟!全て挑戦という気持ちで挑まないと勝利はない。100点は無理でも100%の力を出せるように準備してほしい。



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