12日J2リーグ18第14節が行われ、アルビレックス新潟はアウェイフクダ電子アリーナで14位ジェフユナイデッド千葉と対戦し、2対1で新潟は前半に先制を許したものの、後半FWに入ったFW新太のミドルシュートとダイビングヘッドで逆転に成功して逃げ切り、6勝2分6敗勝ち点20得失点差+1で暫定8位に浮上した。

試合は前半からホームの千葉がサイドを有効に使ってボールを展開し、前半21分左サイドからのクロスにFWラリベイにヘッドを決められ新潟は先制を許す苦しい展開となる。しかしこの試合では前半からチャンスを作れていたが前半はゴールを割る事ができずに折り返した。

後半開始早々にMF小川に代えて善朗を投入し、後半7分にはFWターレスに代えてFW貴章を投入した事が流れが変わり後半22分中盤で奪ったボールを展開し、これをFW新太がミドルシュートを決めて同点に追いつくと勢いは新潟に傾き、後半30分にDF安田のクロスにFW新太がダイビングヘッドで逆転に成功した。その後新潟は千葉に決定的なシーンを作らせずに逃げ切り新潟は今季初の先制されてからの逆転勝利を飾り暫定8に浮上した。

これでアルビレックス新潟は今季初の逆転勝利で1つ1つ勝ち点を積み重ねていく。
ALBLINEUP2018-16


メンバーは前節と同じだったけれどスタートからFWに新太を起用し、MFには右に小川、左に戸嶋を起用した。前節にFWに小川を起用した事でカウンター攻撃ができずに苦戦した反省を確りこの試合で修正してきた事はさすがと言える。


FW新太を起用した事で当然ながら新太はスピードがあり、自らのドリブルで仕掛けられる選手である事からもわかるように相手にとって突破を許したら厄介な選手である。ターレス、矢野が入る事で高さと低さで高低の役割がハッキリする事も大きい。ターレス、貴章が落としたところを新太が拾ってドリブル突破していく。


この試合で2ゴールだけでなく何度もゴールになりそうなシーンがあった事でもいかに積極的にゴールを狙う姿勢があるかという事だ。これまで開幕から10試合ではこういう姿勢を書いて10試合連続2桁シュートなしという低迷になったが、新太が起用されてから2桁シュートを放っている。3試合で4ゴールという事でもうレギュラーの座を掴んだと言ってよいだろう。


現状では貴章が入った方がシステムとして機能したけれど、ターレスも段々良くなってきておりターレスを先発させて途中から貴章、達也を起用した方が新潟にとって流れを変えるのに良いと思う。貴章と達也を先発で起用してしまうと交代する選手で流れを変えられる選手がいなくなるだけにリーグ戦だけに集中する事になっても貴章と達也はスーパーサブとして控えている方が心強い。


守備では前半は千葉のサイド攻撃に苦しんだが、後半は修正しセカンドボールを拾えるようになった。もちろん貴章が入った事でボールを収められるようになった事も大きいが、千葉も要所を抑えられた事でパスの出しどころがサイドしかなくなった事でサイドを上手く封じた。


今季これが初の先制されてからの逆転勝利という事でルヴァン杯での逆転勝利の勢いをそのまま持ち込めた事もよかった。


次節はリーグ戦は山形と対戦する。現状山形も3バック=5バックで守ってくるだけに5バックをどう攻略するかだ。そしてルヴァン杯は横浜と対戦する。勝利すればプレーオフ進出だが控えメンバーでどれだけ戦えるか?勝てばプレーオフ、敗退すれば2週間の中断期間とどちらになっても新潟にとってメリットがある。

連戦もあと2試合!みんなで乗り切ろう!




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