3日J2リーグ18第12節が行われ、アルビレックス新潟はアウェイ石川県西部緑地公園陸上競技場で9位ツエーゲン金沢と対戦し、5勝2分5敗勝ち点17得失点差+1で11位に浮上した。
約4000人以上が乗り込んだアウェイ金沢は事実上のホームに変えてしまうほどの勢いで応援し、最後の最後で劇的なドラマが待っていた。
約4000人以上が乗り込んだアウェイ金沢は事実上のホームに変えてしまうほどの勢いで応援し、最後の最後で劇的なドラマが待っていた。
山口戦での劇的PKからの勝利でここで連勝しなければ意味がなくなるという試合に近場である金沢に4000人を超えるサポーターが終結した。金沢にとってはこれだけのサポーターが訪れるという経験はあまりないことであるだろうけれど、かつて山形でのアウェイで4000人を埋めた実績がある新潟にとっては珍しい事ではない。まさか同じ敷地で高校野球が開催されることになっているとは思わなかったが、それほど普段にない事態であった。私も今回金沢は初参戦になったけれど、初参戦だからこそJ2という世界を知らないければならないという事もありますし、これだけのサポーターが集まる場所で感じられた事を踏まえていきたいと思います。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−2−2
前節と同じメンバーでスタートした。
試合は前半から新潟が主導権を握り、前半12分にFKからFWターレスのヘッドが決まり新潟が先制する。先制した試合では負けなしという新潟にとっては大きな先取点だった。その勢いのまま新潟は前半29分にもFW河田のゴールが決まり2点のリードを奪う。しかしその河田は前半40分に負傷交代というアクシデントで退くという状況で前半を折り返した。
2点リードは危険というのはサッカーでは言われることで、その言葉通りの後半となり、後半に新潟は運動量の落ちたところに金沢の猛攻を受ける。後半29分にオウンゴールで1点差にされると、後半37分に金沢はクロスからFW佐藤に決められてしまい同点とされてしまう。ここから新潟はFW矢野貴章を投入し、貴章が入った事で前線で競り勝てる機会が増えた事で攻撃に変化をもたらすことに成功し、後半44分新潟はゴール前の混戦からMF新太が決めて新潟が劇的な勝利で今季初の連勝となり順位を11位に上げた。
前半は新潟が終始主導権を握ってプレーできていたものの、後半に押し込まれる展開を作ってしまったことは新潟にとってもこれからの課題ではある。ただ先制した試合では選手たちが同点にされても落ち着いてプレーできているのでやはり先取点がもたらす効果は非常に大きい。先制された試合全て負けている事を踏まれば当然と言えば当然だ。
その中でこの2試合逆転勝利をもたらしたのはシュートへの意識が増えた事とそれに伴う難しいプレーをしなくなった事だ。難しいプレーというのは考えてボールを回せという鈴木監督の志向をそのままにプレーし続けた結果10試合2桁シュートなしというリーグ最低のシュート数となりゴールへのシュートが少なくなっていた。
今はまだ鈴木監督が指揮してからそれほど長い時間が経過していないし、今できるプレーができなくなったら何も意味がなくなるのでまず今できるプレーに戻すことは必要な事だった。もちろんこのままで良いわけじゃないし、これからさらに向上させなければならないが、今の戦術が確りプレーできるようになってから次の段階へ移していっても遅くはないと思う。あまりにも劇的な変化は選手たちに戸惑いを与えるだけに1度システム変更で選手たちが混乱してしまった事を踏まえても今はこの戦術とシステムを継続して勝利を積み重ねる事が重要だ。
そしてこの試合では私も金沢遠征に参加した訳ですけれど、朝の4時過ぎに新潟を出発して待機列に並んだのは8時40分でしたが、もうその時点でかなり凄い状態でした。今回先頭は何時に並んだのかは聞いていませんが、過去の事例を総合すると7時には現地にいたのだけは間違いないと思います。この日は朝から晴れていたら9時30分から高校野球準々決勝第1試合が同じ敷地で開催される予定でしたが、雨のために開始時間が11時30分に変更になっていました。臨時駐車場も稼働させないといけないほどでしたので相当な数の車が来場されていましたが、10時30分位にはメイン駐車場は満車だっただけにそれぐらいに来場された方は駐車に大変な状況になっていたと思います。事前にリサーチできていたのである程度のサポーターには今日高校野球がある事を知っていた人もいましたのである程度の事を踏まえて来場されたと思います。
席もそれぐらいの時間に並んだ事で確保する事はできましたが、それぐらいの時間に並ばないと今日のようなキャパでは席の確保も難しいほどの来場者でしたので改めてアウェイで席の確保をするなら開門3時間前ぐらいから並ぶ必要があるという事です。
今日の石川県西部緑地公園陸上競技場ですが、キャパとしては新潟市営陸上競技場と同じぐらいなのでJ2ライセンスでは十分満たすキャパではあります。J2の平均観客数を踏まえるとアウェイ側はほぼ数百人程度でしょうから新潟では今季のルヴァン杯位の規模ではあります。
今の新潟市営陸上競技場が証明でクラブライセンスの規格を満たさないという事なので新潟市営陸上競技場の規格はJ2クラブライセンスになります。ただ照明の規格を満たせば開催する事は可能なので今の規模数の観客だと1万人を割り込む事も考えられるだけに1度新潟市営陸上競技場で試合を開催してそれなりの観客数で埋めるスタンドで試合をする事も必要なのではないかと感じます。
今のビックスワンだと2万人でも空席が目立ちすぎる訳でカップ戦は新潟市営陸上競技場で開催する事を今後考えてもよいのではないかと思うのですが、近隣の騒音問題などで難しいのかもしれません。やってもデーゲーム位なのでしょうね。
この試合でやはり感じた事は新潟サポーターの人数はJ2では明らかに規格外である事は確かであり、色々あるにせよまだ1万人を超える事そのものが14年J1で戦い続けた積み重ねによるものであることは確かです。
そしてもう1つ感じたことはJ2の各クラブはとにかく来場されたアウェイサポーターを確りもてなしている事ですね。J1経験のないクラブほどJ2で生き残るにはアウェイサポーターの来場も非常に重要な事であり共存共栄という観点をJ2の世界では1番良く知る機会です。J1を長年戦っているとどうしても共存共栄という観点を忘れがちなサポーターを何人も見ているのですが、やはりアウェイに行って知る事はこのJリーグという世界は共存共栄で成り立っているという事をJ2を戦うクラブの人たちが示しているのだという事です。試合が終われば同じJリーグを盛り上げる同志であり、私も試合が終われば金沢を観光して地域貢献する事で色々と学ぶ機会を得られます。
今新潟がJ2を戦っている中で学ばなければならない事は共存共栄!自分たちだけ良ければよい世界じゃない事を今の若い世代は学んでほしいし、色々な世界がある事を知ってそこから今の新潟にない部分を取り入れていってもらえたら今年J2で戦う意味がこれから先得られると思います。
次節はホームで首位大分と対戦する。かつてはJ1、J2で戦った両チームですが大分はJ3を経験した事で地獄を見たクラブです。何時大分のようになるか誰にもわからないだけにこの試合はJ1復帰のためには絶対に勝ち点を確保しなければなりません。中2日の厳しい戦いとなりますが全力で勝ち点3を目指して闘いましょう!
アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−2−2
前節と同じメンバーでスタートした。
試合は前半から新潟が主導権を握り、前半12分にFKからFWターレスのヘッドが決まり新潟が先制する。先制した試合では負けなしという新潟にとっては大きな先取点だった。その勢いのまま新潟は前半29分にもFW河田のゴールが決まり2点のリードを奪う。しかしその河田は前半40分に負傷交代というアクシデントで退くという状況で前半を折り返した。
2点リードは危険というのはサッカーでは言われることで、その言葉通りの後半となり、後半に新潟は運動量の落ちたところに金沢の猛攻を受ける。後半29分にオウンゴールで1点差にされると、後半37分に金沢はクロスからFW佐藤に決められてしまい同点とされてしまう。ここから新潟はFW矢野貴章を投入し、貴章が入った事で前線で競り勝てる機会が増えた事で攻撃に変化をもたらすことに成功し、後半44分新潟はゴール前の混戦からMF新太が決めて新潟が劇的な勝利で今季初の連勝となり順位を11位に上げた。
前半は新潟が終始主導権を握ってプレーできていたものの、後半に押し込まれる展開を作ってしまったことは新潟にとってもこれからの課題ではある。ただ先制した試合では選手たちが同点にされても落ち着いてプレーできているのでやはり先取点がもたらす効果は非常に大きい。先制された試合全て負けている事を踏まれば当然と言えば当然だ。
その中でこの2試合逆転勝利をもたらしたのはシュートへの意識が増えた事とそれに伴う難しいプレーをしなくなった事だ。難しいプレーというのは考えてボールを回せという鈴木監督の志向をそのままにプレーし続けた結果10試合2桁シュートなしというリーグ最低のシュート数となりゴールへのシュートが少なくなっていた。
今はまだ鈴木監督が指揮してからそれほど長い時間が経過していないし、今できるプレーができなくなったら何も意味がなくなるのでまず今できるプレーに戻すことは必要な事だった。もちろんこのままで良いわけじゃないし、これからさらに向上させなければならないが、今の戦術が確りプレーできるようになってから次の段階へ移していっても遅くはないと思う。あまりにも劇的な変化は選手たちに戸惑いを与えるだけに1度システム変更で選手たちが混乱してしまった事を踏まえても今はこの戦術とシステムを継続して勝利を積み重ねる事が重要だ。
そしてこの試合では私も金沢遠征に参加した訳ですけれど、朝の4時過ぎに新潟を出発して待機列に並んだのは8時40分でしたが、もうその時点でかなり凄い状態でした。今回先頭は何時に並んだのかは聞いていませんが、過去の事例を総合すると7時には現地にいたのだけは間違いないと思います。この日は朝から晴れていたら9時30分から高校野球準々決勝第1試合が同じ敷地で開催される予定でしたが、雨のために開始時間が11時30分に変更になっていました。臨時駐車場も稼働させないといけないほどでしたので相当な数の車が来場されていましたが、10時30分位にはメイン駐車場は満車だっただけにそれぐらいに来場された方は駐車に大変な状況になっていたと思います。事前にリサーチできていたのである程度のサポーターには今日高校野球がある事を知っていた人もいましたのである程度の事を踏まえて来場されたと思います。
席もそれぐらいの時間に並んだ事で確保する事はできましたが、それぐらいの時間に並ばないと今日のようなキャパでは席の確保も難しいほどの来場者でしたので改めてアウェイで席の確保をするなら開門3時間前ぐらいから並ぶ必要があるという事です。
今日の石川県西部緑地公園陸上競技場ですが、キャパとしては新潟市営陸上競技場と同じぐらいなのでJ2ライセンスでは十分満たすキャパではあります。J2の平均観客数を踏まえるとアウェイ側はほぼ数百人程度でしょうから新潟では今季のルヴァン杯位の規模ではあります。
今の新潟市営陸上競技場が証明でクラブライセンスの規格を満たさないという事なので新潟市営陸上競技場の規格はJ2クラブライセンスになります。ただ照明の規格を満たせば開催する事は可能なので今の規模数の観客だと1万人を割り込む事も考えられるだけに1度新潟市営陸上競技場で試合を開催してそれなりの観客数で埋めるスタンドで試合をする事も必要なのではないかと感じます。
今のビックスワンだと2万人でも空席が目立ちすぎる訳でカップ戦は新潟市営陸上競技場で開催する事を今後考えてもよいのではないかと思うのですが、近隣の騒音問題などで難しいのかもしれません。やってもデーゲーム位なのでしょうね。
この試合でやはり感じた事は新潟サポーターの人数はJ2では明らかに規格外である事は確かであり、色々あるにせよまだ1万人を超える事そのものが14年J1で戦い続けた積み重ねによるものであることは確かです。
そしてもう1つ感じたことはJ2の各クラブはとにかく来場されたアウェイサポーターを確りもてなしている事ですね。J1経験のないクラブほどJ2で生き残るにはアウェイサポーターの来場も非常に重要な事であり共存共栄という観点をJ2の世界では1番良く知る機会です。J1を長年戦っているとどうしても共存共栄という観点を忘れがちなサポーターを何人も見ているのですが、やはりアウェイに行って知る事はこのJリーグという世界は共存共栄で成り立っているという事をJ2を戦うクラブの人たちが示しているのだという事です。試合が終われば同じJリーグを盛り上げる同志であり、私も試合が終われば金沢を観光して地域貢献する事で色々と学ぶ機会を得られます。
今新潟がJ2を戦っている中で学ばなければならない事は共存共栄!自分たちだけ良ければよい世界じゃない事を今の若い世代は学んでほしいし、色々な世界がある事を知ってそこから今の新潟にない部分を取り入れていってもらえたら今年J2で戦う意味がこれから先得られると思います。
次節はホームで首位大分と対戦する。かつてはJ1、J2で戦った両チームですが大分はJ3を経験した事で地獄を見たクラブです。何時大分のようになるか誰にもわからないだけにこの試合はJ1復帰のためには絶対に勝ち点を確保しなければなりません。中2日の厳しい戦いとなりますが全力で勝ち点3を目指して闘いましょう!