11日J2リーグ18第3節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで京都サンガFCと対戦し、1対1でアルビレックス新潟はFW矢野貴章の2試合連続ゴールで先制するも、その直後にセットプレーから追いつかれ、その後攻めるも勝ち越す事ができずに2試合連続ドローとなり、1勝2分0敗勝ち点5得失点差+1で8位につけた。

2試合連続ホームでは通算して相性の良くない京都相手にゴールをなかなか割れずゴールを狙う積極性が必要だ。

既に大宮が開幕戦を除くJ2相手に2連敗するという波乱含みのスタートなり、甲府も2分1敗と今季のJ2は本当に混戦模様になりそうな状況なだけにいかに勝ち点を重ねていくかが問題となる。その中でやはり新潟最大の課題である得点力というのは3試合を通じて1点止まりという点からもこの状況で勝ち続けるには毎試合完封しなければならないという事でもあるけれど、3試合戦った限りでは大量失点はしないだろうけれど、1失点はする試合は必ずあるという事だけは確かなのでいかに複数得点を獲れるかが問題である。J1時代から得点を獲る事が難しい状況を3年も続けてきている訳だからいきなり大量得点獲れるようになる訳もなく現時点で苦戦の最大の要因は得点力がない事に尽きる。どうやったら得点力が向上するのか?試合を振り返りたい。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−2−2

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前節からGK大谷、DFにゴメス、2列目に小川が入りスタートした。

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試合は新潟がボールを支配しながら展開し、前半15分にCKからFW矢野貴章が決めて新潟が2試合連続先制する。先制の場面は本当に貴章がドンピシャでヘッドを合わせられただけに空中戦の強さはJ2では屈指と言える。しかしその直後に新潟はセットプレーからDF染谷に決められて同点にされてしまった。このシーンは京都がどういうセットプレーをしてくるのかわからなかった側面もあるだろうけれど少なくてもディフェンスが誰もついていなかった事でフリーにさせてしまったのがこの失点の全てだ。


その後新潟は京都ゴールに迫るものの迫るがシュートを放てたシーンは本当に少なく決定的なシーンが作れないまま前半を終了した。3試合とも同じなのだがとにかくシュート数が少な過ぎる事で相手は新潟を脅威に感じず後半になると攻めてくるシーン増えている。これは3試合共通だけれどJ2では新潟は強豪扱いなのでJ1時代のような弱小のイメージで戦ってしまうとまずゴールを破る事はできない。実際にJ1時代には守りを固めた相手に対して全くゴールを破れた印象がここ数年ない。


そうなると当然パスで揺さぶる訳だが、J1時代もそうだけれどパスばかり回しても相手は全く怖くない。ペナルティエリア外でパスを回すだけでそのパスさえパスカットすれば後はカウンターという狙いだけ相手は考えていればいいという感じだ。


カウンターを受けない為にはどうするべきか?それをまず考えなければならない。師匠が考えろというのはカウンターから失点するケースばかりだがカウンターを受けない為にはどうするべきか?答えよ!と言われたら選手たちはどう答えるだろうか?これはサッカーの鉄則であるけれどシュートで終われ!と学んでいたら狙えるシーンは狙っていい!という事にもなる。選手たちは誰が決めなければならないという強迫観念があるのではないか?河田が、貴章が決めなければならないという印象が強い。2列目以下のシュートが少ないのもそういう部分にあるのだと思う。


パスサッカーでも川崎の場合は隙あれば狙え!という具合に常に1試合シュート15本以上も放っている。放つ事で例えゴールが決まらなくてもゴールラインを割ればカウンター攻撃は受けない。誰が決めてもいいという意識がチームに共有されているから1人に頼らないサッカーができる。


今の新潟もFWが決めるではなく、狙えるなら自分が決めてもいいという考える志向が必要だ。相手も色々なポジションからシュートを狙うとなれば当然シュートを構える訳で構えた分隙ができる。今の新潟はシュートを打たれるというイメージが相手にないから怖くない。逆にシュートを多く打たれるようなら簡単に攻めに転じられない訳でそういう部分で誰かが決めるではなく自分も決めて良いという考えがそれぞれに必要だと感じる。


いきなり今までやっていた事を変えるのは容易な事ではないが考えを変える事を今師匠が求めている訳で相手はシュートを打たれるのが嫌がると考える事が必要だ。


選手起用については今は色々な選手を試して試合勘を付けていく状況だという事ではないか?状態の良い選手は即起用する!鉄は熱いうちに打て!という言葉通りに起用してその起用に応えられた選手は今日の試合でいただろうか?というのはあるけれど、個人的にはターレスをこの試合で始めて生で観たけれど、ワンプレー観ただけで次元が違う事がよくわかった。さすがブラジル代表に選ばれただけの実力があるし、普通ならここでプレーする選手じゃない。でもここにいる。ターレスが100%の状態になればかなりやってくれるのは確かだし、周りとの連携向上をしていけば周りも更に良くなると思う。ターレスの状態が上がる事が今求められるところだ。


現時点で1点は獲れるし、1点以内に抑えられるという状況だがまだ今年のJ2は強豪が思わぬ躓きをしており混戦必死だ。何処が強く何処が良くないとは現時点で言える状況じゃない。ただ油断すれば間違いなく勝ち点3は獲れない。


次節はアウェイで横浜FCと対戦する。対戦は8年前の天皇杯以来となるけれど過去の対戦では非常に相性の良い相手ではあるが開幕3試合で無失点を続けておりGK山本はJ1経験豊富なGKなので油断できない。ルヴァン杯から中2日で戦う事になるがリーグ戦のメンバーで戦う分スタミナの問題はないがここで確り勝ち点3を確保して浮上のキッカケを掴みたいところである。

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