12日サッカー天皇杯17第3回戦が行われ、アルビレックス新潟はホームでセレッソ大阪と対戦し、延長戦まで戦い2対3で延長戦で新潟は力尽き3回戦敗退となった。中2日でベストメンバーで挑んだリーグ戦首位のセレッソ相手に新潟は最後まで勇敢に戦った。
J1相手にはもう5月20日の札幌戦以来勝利がない訳で何処で連敗を止めるのかという状況だがここのところの対戦はとにかく絶好調の相手ばかりという本当に厳しい相手ばかりだ。それでも勝利を目指して選手たちは戦い続けているが結果に結びつかない。私も呂比須監督になってから戦いぶりを観ているけれど次第に良くなっているんだけれどやはり最大のポイントは決定力だという事だ。でもこの試合では次の再開までに繋げるチャンスを作る段階は既に見えてきた。この試合を振り返りたい。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−3−1
山崎がウォーミングアップ中に負傷し宗が1トップに入り、富澤がこの試合で復帰した。
試合は中2日の新潟だったが積極的にボールを奪いに走り主導権を握る。セレッソは柿谷、ソウサら主力を温存した事もありボールを回すよりシンプルにサイドから切り崩そうとした。それもあって新潟は大きく崩される事無く前半は戦えた。この中でポイントだったのはFWに宗が入った事だ。宗が入った事で1トップの高さ目掛けてクロスを入れる事ができるようになったのでクロスの本数はいつも以上に増えたし、セットプレーも高さを活かしたキックがいつも以上に可能になった。宗のポストプレーで何度もチャンスを作っていたし、宗自身もヘッドでゴールを決める事ができた。高さを活かすという点ではタンキが入ったらこういうサッカーをする事で空中戦にも競り勝つ事が可能という部分でもある。山崎だとどうしても空中戦に競り勝つ事は難しいですからね。両サイドは山崎、ホニのWでドリブル突破してクロスを上げるそして狙う方が良いと思う。貴章は本来の右サイドバックに戻る手もあるが山崎の故障の状況も踏まえるとしばらくは右サイドハーフで起用される可能性はある。
この試合で1番良かったというのはガリャルドの活かし方がようやく見えてきたという事にあるだろう。これまでガリャルドのプレーを観ているけれどトップ下でプレーするのは悪くないのだが少し下がった位置からボールを触った方がパスで局面を打開できるという事がこの試合では良く見えた。ゴール前でのキープは厳しいけれど、ボランチ位の位置だとキープ力と展開力が発揮される。パスの精度は本当に高いだけに今後ガリャルドは少しトップ下の下がり目の位置具体的にはドイスボランチの中央に入る位でよいと思う。その方が今の新潟にとってボールを回せる展開に持ち込めるしパスも繋がりやすい。
守備面についてはやはり1番のポイントは大のポジションや富澤のポジションになる。特に竜馬が入った右CBで競り勝てなかったという点は大きく、ここで競り勝てばこの試合活かせた試合でもあった。ずっと富澤のポジションはウィークポイントだったりする。そして大が入っているポジションも同じだけれどこの2つのポジションが今の新潟の守備にとって課題である。大も元々攻撃的選手だし、富澤も元々ボランチの選手だ。この2人が元々本職でないポジションに入っている時点で厳しい。一時期ロメロがボランチに入ったけれど運動量と予測力に欠ける部分があり起用されなくなったし、外国人枠の関係で今後起用できない。そう考えるとボランチには獲得が決まった磯村の起用が見込まれるし、CBも大武が起用されるだろう。やはり本職の選手を起用しないと厳しいという事だ。
そして1番のポイントとなる1トップのタンキがどれだけやってくるのか?という部分もある。タンキがかなりの決定力を発揮してくれるようになるなら新潟の戦いは劇的に変わる可能性もある。チャンスまで持ち込めている以上あとは決めるだけであり、ここで決められるようになればそれに連動して周りも自信を取り戻すだけのプレーができるようになると思う。1人のストライカーがチームを変える事があるので得点が獲れるとなれば選手のメンタル面も変わってくる。
残り16試合のリーグ戦のみとなったけれど正直厳しい戦いである。それでも可能性ある限り戦い続けなければならなし、これで終わりじゃない。当然先を見据えて戦っている。この試合で最後まで諦めずプレーした選手たちと共にサポーターも最後まで闘い抜く!
アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−3−1
山崎がウォーミングアップ中に負傷し宗が1トップに入り、富澤がこの試合で復帰した。
試合は中2日の新潟だったが積極的にボールを奪いに走り主導権を握る。セレッソは柿谷、ソウサら主力を温存した事もありボールを回すよりシンプルにサイドから切り崩そうとした。それもあって新潟は大きく崩される事無く前半は戦えた。この中でポイントだったのはFWに宗が入った事だ。宗が入った事で1トップの高さ目掛けてクロスを入れる事ができるようになったのでクロスの本数はいつも以上に増えたし、セットプレーも高さを活かしたキックがいつも以上に可能になった。宗のポストプレーで何度もチャンスを作っていたし、宗自身もヘッドでゴールを決める事ができた。高さを活かすという点ではタンキが入ったらこういうサッカーをする事で空中戦にも競り勝つ事が可能という部分でもある。山崎だとどうしても空中戦に競り勝つ事は難しいですからね。両サイドは山崎、ホニのWでドリブル突破してクロスを上げるそして狙う方が良いと思う。貴章は本来の右サイドバックに戻る手もあるが山崎の故障の状況も踏まえるとしばらくは右サイドハーフで起用される可能性はある。
この試合で1番良かったというのはガリャルドの活かし方がようやく見えてきたという事にあるだろう。これまでガリャルドのプレーを観ているけれどトップ下でプレーするのは悪くないのだが少し下がった位置からボールを触った方がパスで局面を打開できるという事がこの試合では良く見えた。ゴール前でのキープは厳しいけれど、ボランチ位の位置だとキープ力と展開力が発揮される。パスの精度は本当に高いだけに今後ガリャルドは少しトップ下の下がり目の位置具体的にはドイスボランチの中央に入る位でよいと思う。その方が今の新潟にとってボールを回せる展開に持ち込めるしパスも繋がりやすい。
守備面についてはやはり1番のポイントは大のポジションや富澤のポジションになる。特に竜馬が入った右CBで競り勝てなかったという点は大きく、ここで競り勝てばこの試合活かせた試合でもあった。ずっと富澤のポジションはウィークポイントだったりする。そして大が入っているポジションも同じだけれどこの2つのポジションが今の新潟の守備にとって課題である。大も元々攻撃的選手だし、富澤も元々ボランチの選手だ。この2人が元々本職でないポジションに入っている時点で厳しい。一時期ロメロがボランチに入ったけれど運動量と予測力に欠ける部分があり起用されなくなったし、外国人枠の関係で今後起用できない。そう考えるとボランチには獲得が決まった磯村の起用が見込まれるし、CBも大武が起用されるだろう。やはり本職の選手を起用しないと厳しいという事だ。
そして1番のポイントとなる1トップのタンキがどれだけやってくるのか?という部分もある。タンキがかなりの決定力を発揮してくれるようになるなら新潟の戦いは劇的に変わる可能性もある。チャンスまで持ち込めている以上あとは決めるだけであり、ここで決められるようになればそれに連動して周りも自信を取り戻すだけのプレーができるようになると思う。1人のストライカーがチームを変える事があるので得点が獲れるとなれば選手のメンタル面も変わってくる。
残り16試合のリーグ戦のみとなったけれど正直厳しい戦いである。それでも可能性ある限り戦い続けなければならなし、これで終わりじゃない。当然先を見据えて戦っている。この試合で最後まで諦めずプレーした選手たちと共にサポーターも最後まで闘い抜く!