23日サッカーJ1アルビレックス新潟はJ2名古屋グランパスからDF大武峻選手の完全移籍での獲得を発表した。

大武峻選手は2014シーズンに福岡大在籍時に名古屋で強化指定選手として初の開幕スタメンで出場して2015シーズンから名古屋に加入しJ1通算リーグ戦39試合に出場した。しかし今季は名古屋でわずか1試合しか出場できず風間監督の構想から外れていた。

これでアルビレックス新潟は呂比須監督の補強ポイントと位置付けていたストライカーとセンターバックの補強に成功し残り19試合でJ1残留をかけて闘う。

予算が限られている新潟にとって最大にできた補強といえると思う。監督交代で呂比須監督、サンドロコーチ、FWタンキ、そして大武選手とフロンとしてやれるだけの事はやったと思います。もっと予算があれば他の選択肢もあったと思いますけれど、ここで未知数の選手に賭けるよりも特徴を知る選手を獲得できた事はプラスですし、何よりタンキと大武選手が出場可能な19節の東京戦まで1か月以上時間があるのもチームの連携に慣れる時間とフィジカルを鍛える時間がある事も大きい。中断期間がない中で補強しても連携面で上手くいかずに終わるケースもあるだけにその不安はかなり解消される。

さて大武選手については正直なところ名古屋で西野、小倉、ボスコ、風間監督の下でプレーしたものの、小倉監督の時は闘莉王が抜けた事で起用され続けたが、闘莉王復帰後はベンチ外という状況になった。他3監督では西野監督に期待されたが結局レギュラーに定着できずに風間監督の下では構想外となった。実績はユニバーシアード代表経験があるので持っているポテンシャルはあると思う。ただ選手は環境で力を発揮できないケースもあるだけに、今回新潟に移籍した事で力を発揮できる可能性も十分ある。

2012〜2015シーズンに在籍した大井健太郎も新潟に移籍するまではレギュラーに定着できずにいたが新潟に移籍後最初のシーズンでは控えだったものの翌シーズンからレギュラーに定着して不動のセンターバックとしてキャプテンも2シーズン務めてチームを支える選手に成長した。名古屋で求められた役割と新潟で求められる役割はポジションは同じでもやり方は変わるだけに出場するまでの1か月で大きく成長する可能性もない訳じゃない。サンドロコーチの指導で成長してくれたらセンターバックの穴埋めはできると思う。

センターバックに入る事で富澤をボランチで起用する事が可能になる。ロメロが外国人枠の関係で外れるだけにボランチは慶と組む選手を決めないといけないが、大武がセンターバックに入る事で解消される可能性も十分ある。その点は今後定めていきたいところだ。

これでアルビレックス新潟は呂比須監督のリクエスト通りに補強し浮上のキッカケを掴みに行く。