11日サッカーJ1アルビレックス新潟は

新監督に呂比須ワグナー氏の就任を発表した。

呂比須ワグナー氏は19歳の時に日本に来日して

日産自動車(現横浜Fマリノス)でプレーをし、

その後柏、平塚、名古屋、東京、福岡でプレーし、

1997年に日本国籍を取得し1998年のフランスW杯出場権獲得に貢献し、

本戦でも日本初ゴールとなるアシストを記録した。

引退後はブラジルで指導者として経験を積み、

2012年に一度はガンバ大阪の監督に内定したが

ライセンス問題で監督に就任できずヘッドコーチとして来日したものの

チームの不振でわずか5試合で解任されて失意のうちにブラジルに帰国した。

その後ブラジル1部の監督などを経験し、

今回の来日ではS級ライセンス相当と判断され

日本で初の監督業として新潟の監督に就任する事が内定した。

これでアルビレックス新潟は厳しいクラブを火中の栗を拾って頂いた

呂比須ワグナー監督の元でJ1残留を目指す。
新潟史上でも最も知名度のある監督が就任する事になり、

外国人監督も初代監督である故フランツ・ファン・バルコム氏以来となる。

予算のない新潟にとってこれまで外国人監督を招聘する事はかなり困難であり、

更には戦力に乏しいという事もあってオファーしても

就任を断られるという事例が続いていたが

今回元々日本で監督をやりたいという希望もあった呂比須ワグナー氏が

このオファーを引き受けて頂けた事は新潟にとって最後の頼みの綱を思った方が良い。

ここで再び呂比須ワグナー氏を解任するような事があれば

それこそ次に監督を引き受けて頂ける方は本当にいないと

私は危機感を抱いているので成績問わず4年は続投してチームの再建に努めてほしい。

今の新潟の戦力では監督をコロコロ交代していたら

それこそチームの基礎が全くなくなってしまうし、

強くないチームほど同じ監督でやる事を継続しなければならない。

今の湘南、松本、福岡、かつての広島のミシャのように降格をしたとしても

監督は交代しないでチームを作り上げる事が新潟のサッカーを再建する事になる。

この状況で残留を目指さなければならないというミッションがある以上尚更だ。

まず私自身は呂比須ワグナー氏についてだけれど、

監督としてはガンバ大阪でヘッドコーチ経験があるものの

ガンバ大阪の時はあまりにも特殊過ぎる環境過ぎて全く参考にならない。

ただブラジルではあまり強くないチームの監督を歴任し

好成績を上げたチームもあるという事なので

強くないチームを指揮するという点では現実志向の采配を振るうと思う。

参謀にサンドロコーチが就任し攻撃は呂比須、

守備はサンドロという事で攻守の役割がハッキリする事も大きい。

今季は外国人が全員入れ替わった事もあり日本でのプレー経験がある

ロメロがいるもののチームの中で新潟を知る選手が

不在というこれまでにない環境も影響し意思疎通や戦術理解度という点で

思うように機能しなかったという点も呂比須氏なら

日本語も外国語も問題なく話せるので外国人選手の意思疎通はこれから問題なくなる。

戦術、システム、采配については

これまでのブラジルでの経験値と新潟では異なるために、

同じ国内で監督経験があると比較できるが、

正直なところ傾向、志向は実際に観なければ判断できないというのが実情だ。

話では4−4−2がベースになるという事で

大幅にシステムが変更される事はないようだ。

問題はこれまで起用されていた選手、

これまで起用されなかった選手がどれだけ入れ替わるか?

現状貴章が怪我人として6月まで出場が困難であり、

輝綺もU-20代表として1か月不在となる。

攻撃面の再建がまず最大の急務であり、

守備はこれまで構築したものをサンドロがどう修正するか?になる。

厳しい状況ではあるけれど来季もこのステージで戦うという当然の目標ではなく、

現在残されている天皇杯のタイトルを目指しながらも

残留ラインの勝ち点40ではなく50を目指す位の目標にしなければ

ラインは突破できない気持ちで戦っていかなければならないだろう。

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