2日Jリーグ17最終節が行われ、アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで3位セレッソ大阪と対戦し、1対0でアルビレックス新潟がMFホニのゴールをこの試合で引退するミスターアルビレックス本間勲の出場でセレッソを完封してリーグ戦4年ぶり4連勝で14年のJ1の戦いを終えて、7勝7分20敗勝ち点28得失点差−32で17位で終えて来季のルヴァン杯予備出場権を獲得した。

ミスターアルビレックス本間勲の最後のプレーを目に焼き付けて新潟来季魔境J2にステージを移し1シーズンでのJ1復帰を目指す事になる。

この1年本当に苦しい試合しか観てこなかったというのもあるんだけれど、最後の最後でこれだけ楽しい試合ができるようになったのは選手たちが自信を取り戻したからこそできたプレーだったと言える。新潟らしさというのはとにかくどんな状況でも諦めない事だった訳だけれど、自信を失ってしまった事で気持ちだけは諦めていないんだけれどどういうサッカーをするのか?という想像ができなくなっていた。


でもこの試合では全員が新潟らしくそして呂比須監督が築き上げたサッカーを見事子体現した。呂比須が目指したサッカーはアグレッシブ(積極性)に前線からボールを奪いに行き、サイドから崩して場合によってはカウンターで相手を沈めるという柳下監督時代のサッカーに戻りつつある状況だった。


具体的にはボールを保持し過ぎずとにかくチャンスと見れば縦パスを出して隙を突く。通常の攻防ではサイドから攻撃して崩すという展開はここにきてそれぞれが体現できるようになった。


新潟らしいサッカーというのはアグレッシブにボールに食らうつくという表現の方が正しいとは思う。新潟サポーターにとって前線から奪いに行かないサッカーは新潟のサッカーじゃないという意識がずっとあると思う。


でもそういうサッカーは時としてミシャシステムのようなおびき寄せられて隙を突かれるサッカーに弱さを見せる事があるので一概に全て良いとは言えないけれど、らしさという点では攻守に渡り積極性が重要という事だ。消極的な選手は好まれないという方が正しいだろう。


ただ選手にはタイプがあり、全ての選手が積極性であればよいか?と問われると実のところ難しい側面があるものだ。試合を振り返りたい。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−3−1

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新潟ベストメンバーで挑んだ。

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試合は前半から積極的に仕掛けていく新潟は再三にCKを獲得するが最後の最後でゴールを割れない。対するセレッソも杉本、柿谷の2トップで仕掛けてくるも前半は決定的なシーンこそあったがチャンスは少なく前半を0対0で折り返した。


後半セレッソの猛攻を受ける時間が続き再三ピンチを迎えるもDFが体を張り、GK大谷のセーブでゴールを許さない。そして新潟は小川に代えて酒井宣福、河田に代えて矢野貴章を投入して前線に活性化を与える。


そして迎えた後半31分裏に抜け出したMFホニがそのまま持ち込んでゴールを決めて新潟が待望の先制点でリードする。そして新潟は後半42分にMF山崎に代えてMF本間勲を投入し逃げ切り体制に入る。そして新潟はこのまま逃げ切り2013シーズン以来となるリーグ戦4連勝で17位に浮上して来季J2の戦いに挑む。

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最後の最後で新潟らしく楽しいサッカーができた事は来季魔境J2を闘う上で大きな自信として挑む事ができる。負けが込み続けたままJ2で戦う事になったらそれこそ1シーズンでのJ1復帰は難しくなるだけに最後の6試合で取り戻した自信は必ず来季に活かされる事だけは間違いない。


鈴木監督がどういうサッカーを展開するのか正直わからないけれど、今年のベースを活かしながら采配を振るって頂くと想像以上の試合を展開できると思う。ただJ2は魔境と言われるほど厳しいリーグなので復帰には勝ち点85以上が必要だ。その為には年間勝利数25勝以上10分以上7敗以下でようやくJ1自動復帰が見える訳だけれど、その為には前線に攻撃力ある常時出場可能な年間20ゴール以上のストライカーが必要だ。


その点では外国人枠を有効に使って守備のベースと攻撃のベースにある程度ずば抜けた選手が必要である。新潟が低迷した要因は何といっても2014シーズンに川又堅碁がいなくなってからだ。それ以来稼働率の悪いラファがいたものの、決定力あるFWがいなかった訳で得点できない事が最終的に守備の限界に達してしまったと言える。結論は出ているだけにより攻撃的な外国人選手が必要である。


守備については磯村、大武、和成が残ってくれるなら十分補えるだけの守備は構成できるので名古屋3人衆が残留してくれるなら十分復帰への道筋は見えてくる。外国人はホニを除いて不透明な状況なのでここは鈴木監督のリクエストを強化部が応えられるかにもよる。


最後になるけれど最終戦セレモニーは本当に色々な想いが交差した。特に成岡と本間勲が今シーズン限りで新潟から離れて、勲はスタッフとして残る。1つの時代が終わったという事でもあるけれど、14年J1で戦った事によりユースから昇格した選手も多くなった事で必ずしも悲観する状況ではない。

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多くの若い人はJ2時代を知らない世代ばかりになってしまったけれど昔のJ2は4回戦総当たりの時代なので同じ相手と2度もホームで対戦するスケジュールだった。当時は四国にチームがなく全国各地にクラブが広がった。特に西に11クラブがあるだけに移動は半端ない。九州2,3回、四国3回、中国2回、関西1回中京1,2回とこれかなり半端ない遠征が増える。近場は金沢、松本、大宮、栃木、山形になる。


昔よりもJ2は過酷な状況になったという事だ。


早い話J2になれば遠征なんて簡単に行けなくなるという事だ。J1の西の遠征は5チームほどで済んだ訳だから四国3回はまず普通の人は遠征で困難を極める。


これらについては年間総括で語りたいと思います。


今季でしばらくの間J1のステージを去る事になりますが1年でも早くJ1に復帰できるように全力を尽くしていく所存です。

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