30日Jリーグ162nd第6節(年間第23節)が行われ、
アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで年間13位FC東京と対戦し、
0対1で東京の僅かなチャンスでゴールを許し、東京の堅い守りを最後まで崩せず
5勝6分12敗勝ち点21得失点差-10で年間14位のままだった。
監督交代した東京に対して新潟はゴールをこじ開ける事ができず
再び苦しいまま抜け出せない戦いが続く。
アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで年間13位FC東京と対戦し、
0対1で東京の僅かなチャンスでゴールを許し、東京の堅い守りを最後まで崩せず
5勝6分12敗勝ち点21得失点差-10で年間14位のままだった。
監督交代した東京に対して新潟はゴールをこじ開ける事ができず
再び苦しいまま抜け出せない戦いが続く。
監督交代をした直後のチームはやりにくいというけれど、
実際に監督が代わると戦術やシステム、
さらに選手を入れ替えてくる可能性もある訳でふたを開けないとわからない部分もある。
実際には福岡で監督経験がある方だったので
ある程度のサッカーは見えていたけれど、
それを差し引いても元々東京のポテンシャルの高さは言うまでもなく、
昨年4位のチームであった事を少し忘れている。
悪い悪いと言いながらACLベスト16ですから強豪に変わりない。
新潟も後半戦6試合で大敗はない。
ただし1点差というやり切れない点差が続いている。
大敗が続いているチームから比べればどん底ではないが現場所から抜け出せない。
何が足りないのか?何が必要なのか?確り見つめていくレビューにしたい。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4−1−4−1
GK守田
DF
右SB慶 CB舞行龍 CB和成 左SB前野
MF
アンカー小林
右SHラファエル トップ下野津田 トップ下レオ 左SH山崎
FW成岡
前節と同じメンバーでスタートした。
試合は新潟が東京で様子を探る展開でスタートした。
まあ無理もないけれど監督が代わった事でやり方をうかがう事が必要だ。
その意味で15分の間で東京がどういうサッカーをやってくるのかはある程度見えたけれど、
正直連携不足であり、個人技任せという戦術だった。
強いて言えばサイド攻撃がある程度だけれど、
これも通ればの状況だったが、
そんな中でも元々ポテンシャルのあるチームなので
ある程度ボールが収まればゴールを奪えるだけの力を持っている選手が多い訳で、
そういう意味では個人技任せという部分が強い。
今のJリーグは戦術が完成されたチームが1番強いと言われるだけに、
今季は浦和、川崎がその象徴と言える。
これも長期政権であるからこそ完成を迎えている訳で
選手がある程度長く在籍しているチームでないと難しい。
東京もこの5年で監督4人目という状況なので一時期は攻撃的に、
昨年まで守備的にとなったが、また攻撃的にとなったものの、
結局戦術が固まらないというよりポテンシャルを持ちながら
方向性が見えないサッカーを続けている。
新潟の場合はJ1昇格後13年で5人の監督という
J1に在籍しているチームでは少ない方になる。
方向性を決めて継続するという姿勢があるチームは目指す方向性はブレないものだが、
ポテンシャルという点ではどうしても違いが出てしまうために
東京のポテンシャルと新潟のポテンシャルでは同じに計れない。
その意味で今日の東京は今後どんなサッカーを目指すのか?
という点では客観的視点ではよく分からなかった。
ただこの試合において決定的に違ったのは東京はとにかく
どんな形でも勝つ事だけに徹したという事だ。
正直なところかなり汚いサッカーをやったし、
現在地として戦術が全くやり直しな状況だからこれまでのベースの守備を重視して
最悪1点取れれば逃げ切るという決め込んだサッカーだった。
対して新潟はパスで崩す拘りがこの試合でも出てしまった。
パス力が向上したのは悪い事ではないが、
私自身はバルサのようなパスサッカーは好きではない。
私自身がフランスとイタリアのサッカーを2で割ったサッカーが理想なので
回せる力はあるけれど、守備が確りしてカウンターを狙い、
通常の攻撃の時は中盤でパスを素早く展開するサッカーが理想形だ。
結局のところ今の新潟は何が足りないのか?
と言われれば決定力云々という部分を言ってしまうと
新潟の力では決定力ある選手は限られるし、あまりいない。
それはチーム力として仕方ない側面はある。
その分若く可能性を秘めた選手多い分可能性は無限大だ。
今のサッカーを観るとパスが回せるのは悪い事ではない。
ただしパスの酔い過ぎていると感じる。
パスはゴールへの直結するためのパスであり、
今の新潟のパス回しはパスで崩そうと拘り過ぎている。
現実崩せればよいんだけれど、
残念ながら今の近代サッカーでは相当良い選手が揃ったチームで
圧倒できるチームでなければこの戦術弱者には向かない戦術と言える。
回せる力を持つ事は良い!
しかしそれは手段に過ぎず最終目的であるゴールへのプロセスに辿り着けなければ
意味を持たない戦術である。
パスを回す戦術を悪いと切り捨ているのではなく、
今の戦術の考え方を変えるべきだと言いたいのだ。
ボールを持つ場合ドリブル突破する場合は持っても良いけれど、
パスを選択する場合は持つ時間を限りなく短くする。
具体的には2タッチ3タッチパス!
今の新潟を観ているとレオも小林も何処へパスしようか考えてしまっている。
ボールを持ちすぎるために相手が既に守備を構えてしまっているのだ。
さすがにゴール前を固められたらゴールは難しいのはどのチームも同じだ。
多くは固める前に何とかしたいという部分で
相手の守備を整わせないようにする訳で同じパスでも
素早いパスとただ回すだけのパスでは意味が違う。
そのためにはパスを回すよりも視野の広さが重要になるが、
意外にこの点が問題点なのだと思う。
ここで重要になるのは2列目の選手になる訳で
今の新潟にとって2列目が最大のウィークポイントになっている。
2列目に適した選手という意味で得点を狙うのだったら山崎の2列目は悪くないが、
2列目として考えると現状野津田に続く選手は成岡か達也になるが、
このポジションが今の新潟の泣き所と言える。
試合をコントロールできる2列目不在は周りが思った以上に深刻に感じる。
マルシオ、ヨンチョルがいた時代は2列目から打開したからね。
対策としてあるとすればコルテースの2列目起用が良いのではと思う。
攻撃に専念させることで本来眠っていた力を引き出せるのでは?
と私は考えているのだが、
守備に追われるサイドバックより攻撃に専念しやすい
サイドハーフの方が守備も相手には嫌な選手だろうからね。
次節はホームで神戸と対戦する。
神戸は外国人2トップ次第のチームなのでここを抑えられるかがポイントだ。
武蔵、野津田を欠いて新潟は残るメンバーで戦う事になるが、
控える選手たちの力を信じていかなければならない。
連敗は絶対に避ける!
全力で戦い抜こう!
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実際に監督が代わると戦術やシステム、
さらに選手を入れ替えてくる可能性もある訳でふたを開けないとわからない部分もある。
実際には福岡で監督経験がある方だったので
ある程度のサッカーは見えていたけれど、
それを差し引いても元々東京のポテンシャルの高さは言うまでもなく、
昨年4位のチームであった事を少し忘れている。
悪い悪いと言いながらACLベスト16ですから強豪に変わりない。
新潟も後半戦6試合で大敗はない。
ただし1点差というやり切れない点差が続いている。
大敗が続いているチームから比べればどん底ではないが現場所から抜け出せない。
何が足りないのか?何が必要なのか?確り見つめていくレビューにしたい。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4−1−4−1
GK守田
DF
右SB慶 CB舞行龍 CB和成 左SB前野
MF
アンカー小林
右SHラファエル トップ下野津田 トップ下レオ 左SH山崎
FW成岡
前節と同じメンバーでスタートした。
試合は新潟が東京で様子を探る展開でスタートした。
まあ無理もないけれど監督が代わった事でやり方をうかがう事が必要だ。
その意味で15分の間で東京がどういうサッカーをやってくるのかはある程度見えたけれど、
正直連携不足であり、個人技任せという戦術だった。
強いて言えばサイド攻撃がある程度だけれど、
これも通ればの状況だったが、
そんな中でも元々ポテンシャルのあるチームなので
ある程度ボールが収まればゴールを奪えるだけの力を持っている選手が多い訳で、
そういう意味では個人技任せという部分が強い。
今のJリーグは戦術が完成されたチームが1番強いと言われるだけに、
今季は浦和、川崎がその象徴と言える。
これも長期政権であるからこそ完成を迎えている訳で
選手がある程度長く在籍しているチームでないと難しい。
東京もこの5年で監督4人目という状況なので一時期は攻撃的に、
昨年まで守備的にとなったが、また攻撃的にとなったものの、
結局戦術が固まらないというよりポテンシャルを持ちながら
方向性が見えないサッカーを続けている。
新潟の場合はJ1昇格後13年で5人の監督という
J1に在籍しているチームでは少ない方になる。
方向性を決めて継続するという姿勢があるチームは目指す方向性はブレないものだが、
ポテンシャルという点ではどうしても違いが出てしまうために
東京のポテンシャルと新潟のポテンシャルでは同じに計れない。
その意味で今日の東京は今後どんなサッカーを目指すのか?
という点では客観的視点ではよく分からなかった。
ただこの試合において決定的に違ったのは東京はとにかく
どんな形でも勝つ事だけに徹したという事だ。
正直なところかなり汚いサッカーをやったし、
現在地として戦術が全くやり直しな状況だからこれまでのベースの守備を重視して
最悪1点取れれば逃げ切るという決め込んだサッカーだった。
対して新潟はパスで崩す拘りがこの試合でも出てしまった。
パス力が向上したのは悪い事ではないが、
私自身はバルサのようなパスサッカーは好きではない。
私自身がフランスとイタリアのサッカーを2で割ったサッカーが理想なので
回せる力はあるけれど、守備が確りしてカウンターを狙い、
通常の攻撃の時は中盤でパスを素早く展開するサッカーが理想形だ。
結局のところ今の新潟は何が足りないのか?
と言われれば決定力云々という部分を言ってしまうと
新潟の力では決定力ある選手は限られるし、あまりいない。
それはチーム力として仕方ない側面はある。
その分若く可能性を秘めた選手多い分可能性は無限大だ。
今のサッカーを観るとパスが回せるのは悪い事ではない。
ただしパスの酔い過ぎていると感じる。
パスはゴールへの直結するためのパスであり、
今の新潟のパス回しはパスで崩そうと拘り過ぎている。
現実崩せればよいんだけれど、
残念ながら今の近代サッカーでは相当良い選手が揃ったチームで
圧倒できるチームでなければこの戦術弱者には向かない戦術と言える。
回せる力を持つ事は良い!
しかしそれは手段に過ぎず最終目的であるゴールへのプロセスに辿り着けなければ
意味を持たない戦術である。
パスを回す戦術を悪いと切り捨ているのではなく、
今の戦術の考え方を変えるべきだと言いたいのだ。
ボールを持つ場合ドリブル突破する場合は持っても良いけれど、
パスを選択する場合は持つ時間を限りなく短くする。
具体的には2タッチ3タッチパス!
今の新潟を観ているとレオも小林も何処へパスしようか考えてしまっている。
ボールを持ちすぎるために相手が既に守備を構えてしまっているのだ。
さすがにゴール前を固められたらゴールは難しいのはどのチームも同じだ。
多くは固める前に何とかしたいという部分で
相手の守備を整わせないようにする訳で同じパスでも
素早いパスとただ回すだけのパスでは意味が違う。
そのためにはパスを回すよりも視野の広さが重要になるが、
意外にこの点が問題点なのだと思う。
ここで重要になるのは2列目の選手になる訳で
今の新潟にとって2列目が最大のウィークポイントになっている。
2列目に適した選手という意味で得点を狙うのだったら山崎の2列目は悪くないが、
2列目として考えると現状野津田に続く選手は成岡か達也になるが、
このポジションが今の新潟の泣き所と言える。
試合をコントロールできる2列目不在は周りが思った以上に深刻に感じる。
マルシオ、ヨンチョルがいた時代は2列目から打開したからね。
対策としてあるとすればコルテースの2列目起用が良いのではと思う。
攻撃に専念させることで本来眠っていた力を引き出せるのでは?
と私は考えているのだが、
守備に追われるサイドバックより攻撃に専念しやすい
サイドハーフの方が守備も相手には嫌な選手だろうからね。
次節はホームで神戸と対戦する。
神戸は外国人2トップ次第のチームなのでここを抑えられるかがポイントだ。
武蔵、野津田を欠いて新潟は残るメンバーで戦う事になるが、
控える選手たちの力を信じていかなければならない。
連敗は絶対に避ける!
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