25日Jリーグ162nd第13節(年間第30節)が行われ

アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで年間3位鹿島アントラーズと対戦し、

0対2でアルビレックス新潟は鹿島の強かなサッカーの前に力負けして4連敗となり、

7勝6分17敗勝ち点27得失点差-13で年間15位のままだった。

4連敗で窮地に陥った状況で新潟はどう打開すれば良いのか?
残り4試合で磐田、浦和、ガンバ、広島と過去の対戦を考えたら

それは厳しいという以外にないけれど、

勝てないと思えばいくらでも勝てない理由は付けられる。

まずこの試合で何が足りず、何をすべきだったのか?

それから振り返る事にしたい。

その上で残り試合必要な事を全てやっていく事にしよう。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは3−4−2−1

GK守田

DF

右CB松原 リベロ舞行龍 左CB前野

MF

右WB慶 ボランチ 小林 レオ 左WBコルテース

FW 右シャドー野津田 左シャドー山崎

FW ラファ

舞行龍が復帰し3バックでスタートした。

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試合は立ち上がりから鹿島のプレッシャーで思うようにボールが運べない。

その中でも何度かサイドを攻略できそうなところがあったがここでFWに合わず、

2シャドーにも合わない。

ここで必要だったのは何か?と問われればミドルシュートを放つ事だった。

前半で唯一その姿勢があったのは前野だけ!

多少距離があっても狙う姿勢があると相手も前へ出ざる得ないので

鹿島の場合はミドルでプレッシャーを掛けた方が後方に隙を作れた。

しかしそれができなかった事で前半はそのまま0対0で折り返した。

前半だけの内容だと厳しいの一言だった。

この0をどこまで続けられるかが後半の勝負どころになるのは間違いなかったが、

後半開始早々それがあっさり訪れてしまう。

鹿島のCKからMF柴崎が鮮やかなボレーシュートがさく裂して均衡が破れた。

このボレーシュートは鮮やかというしかないゴールだった。

あれは誰がGKでも止められなかったほどのシュートだった。

そこから新潟は攻撃に転じなければならなかったが

今の新潟にとってこの点差から逆転するのは厳しいに等しい状況だった。

とにかく鹿島のディフェンスのプレッシャーが半端じゃない。

さすが上位を毎年争うチームは何処を潰せば良いのか

確り怠らない事が常にトップを争うチームだという事だ。

相手を褒めてばかりでもしょうがないんだけれど、

それだけ鹿島と新潟では力の差が歴然だったという事だ。

新潟のやる気云々以上に鹿島の選手の質が上だった。

そしてそれが怠らないサッカーをされたらそれは得点を獲るチャンスが限られる。

唯一あったのはFK2本だがどちらも決められず

終了間際にPKを決められて万事休すとなった。

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まず自分たちの弱さを自覚しなければならないという事だ。

そうなれば簡単にボールを回すサッカーではない。

いかにプロセスを短くしてゴールに迫れるかがポイントになる。

その上で誰なら突破できるのか?を真剣に考えなければならないが、

この試合では山崎とラファが突破できるポイントになっていた。

ラファが1トップで完全にマークされてしまった事で

それ以外に誰が突破口を切り開くか?となれば今の状況なら山崎になる。

途中出場の武蔵も必死にサイドを突破しようとしていたがどうやって突破し、

どうやって打開するか?という点ではやはり山崎と達也がカギを握る。

野津田もいい選手だがFKとして考えるには良いが

突破を前提にするとやはり物足りなくなっている。

セットプレーを活かす事ができなければ当然得点はできない訳で、

私自身前野が次節万全ならコルテースを2列目で起用したいものではある。

ただ現状難しいのでコルテースは仕方なくサイドバックで起用になるだろう。

攻撃の形として1トップ2シャドーが良いのか?

それとも2トップ2サイドハーフが良いのか?

という点を考慮すれば次節慶が出場停止なのでWBの戦術は使えない。

私はこういう時だからこそ突破もできて状況判断できる達也を先発で起用してほしい。

今の新潟には動ける選手、必死に追いかける姿勢を出せる選手こそ必要だし、

試合途中からセットプレーを蹴れる選手も必要だ。

ただ最後のパワープレー要因も考慮しなければならないので

指宿、繁人はベンチに入れておくだけで

パワープレーの意図を選手たちに合図できる。

ここからどうやって戦っていくべきか?

まずここではメンタル面について語りたい。

この状況は2008シーズンと似た状況だ。

あの時は残り5試合で浦和、鹿島、大宮、東京、ガンバ

という勝つ事の難しい相手ばかりが続いた。

あの時の最終節が負けたら入れ替え戦の可能性があった戦いだが、

あの時よりも今回の残り5試合の相手鹿島、磐田、浦和、ガンバ、広島は

かなりの強敵である。

2008シーズンは最後の4試合で勝ち点5を積み上げた。

ただ残留争いの名古屋、甲府の相手を考慮しなければならない。

14位 甲府 勝ち点28 横浜 福岡 湘南 鳥栖

15位 新潟 勝ち点27 磐田 浦和 G大阪 広島

16位 名古屋 勝ち点26 福岡 磐田 神戸 湘南

17位 湘南 勝ち点20 柏 大宮 甲府 名古屋

18位 福岡勝ち点19 名古屋 甲府 広島 柏

残り4試合

福岡、湘南を残す甲府、名古屋は大きなアドバンテージを持っていると言える。

ただ逆にまだこの時点で降格が決まっていない福岡も

必死になって戦ってくる事は間違いなく、

2連勝すれば場合によって残留圏が見える可能性がある。

この時点で潰しあいをする可能性もあるだけに

最終節に勝ち点3差を付けれないとかなり厳しい事になる。

この現実を受け止めながら戦っていくが、

新潟の残り4試合の戦い方としてはやはりカウンター攻撃、

積極的なミドルシュートを狙う姿勢を見せる事だ。

新潟らしく4−4−2で戦う事が新潟らしく戦えると感じるし、

何より新潟には1トップは合わないと感じる。

少しでも可能性を見出すために走れる!

戦える姿勢を出せる選手を選んでほしい。

最後にこの状況だからこそ一度内田、寺川を呼んで

8年前のあの最終節のガンバ戦に挑んだ時の話をしてほしい。

あの時舞行龍、和成はベンチ外でスタンドから見ていたが

もう一度話を聞いて感じてほしいし、

今いる選手たちにあの時俺たちは

こういう気持ちで闘ったという事を経験者から聞いて感じてほしい。

あの時の新潟は本当にみんなが生き残るために必死に最後まで走りそして諦めなかった。

チームに当時の経験者がいるだけで大きいものだ。

最後まで諦めないという姿勢をみんなが見せる事で

この試練を乗り越える可能性が見えてくるはずだ。

次節はアウェイで磐田と対戦する。

健太郎の負傷で不安定なディフェンスにチャンスは必ずある。

勝利すれば15位以上をキープできる。

甲府を抜けば対象チームが代わる。

得失点差で優位に立つ事を忘れずに残り4試合全てを掛けて戦い抜こう!

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