10日Jリーグ161st第6節が行われ、
アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで11位ジュビロ磐田と対戦し、
1対2で新潟は先制しながらも2本のPKを献上して2本とも決められて逆転負けを屈し、
2勝1分3敗勝ち点7得失点差-3で13位に後退した。
勝って上位進出を伺うチャンスを自らの自滅でふいにしてしまい
厳しい戦いを強いられる結果となった。
アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで11位ジュビロ磐田と対戦し、
1対2で新潟は先制しながらも2本のPKを献上して2本とも決められて逆転負けを屈し、
2勝1分3敗勝ち点7得失点差-3で13位に後退した。
勝って上位進出を伺うチャンスを自らの自滅でふいにしてしまい
厳しい戦いを強いられる結果となった。
3年ぶりの対戦となった磐田戦はこれまで実はあまり対戦成績が良いとはいえず
どちらかといえば分が悪い相手ではある。
3年前こそ4対2で勝利したものの、
4年前には2対6の大敗を屈して監督解任劇に直結しているだけに
3年ぶりの対戦でどんな戦いを繰り広げられるのか?という試合だった。
新潟にとってはここで勝利して広島との対戦を迎えられれば
かなり気持ちが楽になるところだったが、
やはり簡単にはいかず1番いい流れの時に得点できないシーンが繰り返された。
この試合を振り返って何が問題だったのか振り返りたい。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−2−2
GK守田
DF
右SB慶 CB繁人 SB和成 左SBコルテース
MF
ボランチ 小林 レオ
右SH大 左SH達也
FW ラファエル 山崎
指宿欠場でラファ、山崎の2トップでスタートした。
試合は序盤こそ磐田が有利に試合を展開するものの、
次第に新潟は磐田FWジェイを抑えて思うような攻撃をさせない。
この試合のポイントはジェイをいかにしてプレーさせないかだったが、
正直なところ空中戦もそれ以外のプレーでも決定的なチャンスを作らせた訳じゃなかった。
PKを取られたシーンについては後ほど触れるとするけれど、
前半は途中から確り守備もできていたし、攻撃も流れ良く攻撃できていた。
ただ前半のうちにゴールを決められるシーンが数多くあっただけに1番の問題は何か?
と問われるとやはりペナルティエリア内でもパスを出してしまう悪い癖が出てしまっている。
確かにより有利なシーンを作るべきだと思うけれど、
そんな簡単にできるほど有利なシーンを作れるわけじゃないし、
これだけゴール前まで迫っているなら最初はミドルシュートを多用して
その上でパスを選択した方が良いと思う。
新潟の場合ミドルシュートが少なく、
この試合では指宿が欠場という事で頭で合わせる選手がいなかった事も
攻撃の幅を縮めてしまった。
あれだけドリブル突破してゴール前まで迫っているのだから余計歯がゆい訳だ。
いい流れのまま前半を折り返した。
後半新潟はいい流れのまま迎えた後半3分新潟は
MFレオのパスをFWラファエルが決めて新潟が鮮やかに先制する。
このシーンは本当に見事に相手の守備を崩したゴールだった。
しかしその直後新潟はFWジェイをペナルティエリア内で倒してしまいPKを献上してしまう。
このシーン遠めだとどうしてPKだったのかよくわからなかったけれど、
録画で確認したけれどやはりこれでPKならほとんどのプレーは笛を吹かれて
止められるシーンばかりになる。
少なくてもあれ位のプレーで笛を吹かないでほしいし、
何より決定的な場面ではない。
ここを抜かれたら1点というプレーとはいい難いし、
殆ど動けず競り合っているだけのプレーだ。
あれで倒れる方が逆にシュミレーションをとっても良いぐらいだと感じた。
結局このPKをFWジェイに決められてしまう。
そして後半19分磐田はMF松井の突破をGK守田が倒してしまいこれは完全なPKだった。
このシーンは一発レッドを受けなかっただけ良かったというしかない。
決定的に1点のシーンだけに警告止まりは救いだった。
しかしPKは再びFWジェイに決められてしまい逆転を許してしまう。
ここから新潟はシステムを3トップに変更するけれど、
正直このシステム今日の試合ではあまり有効的ではなかった。
この試合は2トップでゴールに迫っているからラファも山崎も良かった訳で、
CFに最初はまさかの達也を回してラファを左W、
途中からラファをCFに回すというこの采配は正直考えものだった。
最後のカードはコルテースに代えて前野だから
この采配には疑問が残ったのが正直な感想だ。
柏戦では最後には繁人をFWに上げてパワープレーに出た訳で、
それを差し引いてもどうして宗を入れて空中戦勝負に行かなかったのか?と感じてしまう。
2枚目まではそれなりに説明できるけれど、正直山崎を代えるべきだったのか?と思う。
大の運動量を考慮すれば前線で走り続けた山崎の交代は理解するとしても
起用するポジションが右Wというのは野津田を活かす上で本当に右Wなのか?
と疑問視してしまう。
広島では2シャドーの左、代表では左SHと左が主戦場である選手!
右は広島の時でもあまり起用されていないポジションだけに
連携面で多少問題があるとしても起用するなら
慣れ親しんだポジションで起用すべきだし、
次の名古屋戦までに野津田の起用を考え直した方が良いと思う。
2枚目のカードは達也との交代だけれど、ここが分岐点だったと思うんですよね。
ここで宗を入れて前線で高さで勝てる選手を投入すべきだった。
そうすれば野津田も左SHに入る事ができたし、
磐田の身長もジェイを除けばほとんどは180cm以下の選手だ。
そうなれば宗の高さは十分活きる訳で、
パワープレーになる時には繁人も上げれば
それだけで相手は押される事でだんだん後ろに下がって
高さ勝負で競り勝てる可能性が高かった。
3枚目の前野の交代は正直私には警告を1枚受けているから以外に説明がつかない。
普通に守備の枚数を削ってでも前線でプレーできる選手を起用すべきなので
柏戦で見せたパワープレーがこの試合で封印した理由が私にはよくわからない。
これまで1度もやった事ないというなら別だけれど、柏戦で見せただけにだ。
それこそ小林に代えて宗という手があったのではないか?
この試合では吉田監督の采配にも疑問が残る結果となり、
結局ゴールを割れないまま終わった。
最後までビハインドがありながら崩しに拘ったプレーは柳下政権時にはよくあったけれど、
吉田監督も同じような采配をされると逆にどうして高さで勝負に行かなかったのか?
と確認したくなる。
柏戦で繁人を上げてまで執念を見せたのにだ。
相手に長身の選手がいるならそれもありだが、
この試合では新潟の方が高い選手が揃っていた。
そう踏まえると交代カードの切り方を間違ったのではないかと感じるし、
短い時間で攻めるならロングボールでゴール前に1本運んだ方が
時間を掛けずにゴールを狙える。
その意味でリードされた時の戦い方に課題を残したのは確かだ。
ただ守備については次第に良くなってきているし、
繁人も空中戦では強さを発揮している分成長と共にディフェンス力も向上している。
しばらく我慢して起用してほしい。
やはり右SBについては史哉を起用した方がディフェンスは落ち着くのではないかと感じる。
元々右SBの選手なのでその当たりで起用してみると面白いかもしれない。
あと攻撃面はミドルシュートをもっと多用してゴールへの意識を強くしてほしい。
次節はアウェイで昨年王者広島と対戦する。
今の広島は浅野が故障、野津田が新潟に来ているので戦力的にはダウンしている。
しかし王者である以上強敵に変わりなく
いかに相手の焦れた後方からのパスに耐えられるか?
厳しい戦いになるが全員の力で勝ち点を持ち帰ってきてほしい。
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どちらかといえば分が悪い相手ではある。
3年前こそ4対2で勝利したものの、
4年前には2対6の大敗を屈して監督解任劇に直結しているだけに
3年ぶりの対戦でどんな戦いを繰り広げられるのか?という試合だった。
新潟にとってはここで勝利して広島との対戦を迎えられれば
かなり気持ちが楽になるところだったが、
やはり簡単にはいかず1番いい流れの時に得点できないシーンが繰り返された。
この試合を振り返って何が問題だったのか振り返りたい。
アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−2−2
GK守田
DF
右SB慶 CB繁人 SB和成 左SBコルテース
MF
ボランチ 小林 レオ
右SH大 左SH達也
FW ラファエル 山崎
指宿欠場でラファ、山崎の2トップでスタートした。
試合は序盤こそ磐田が有利に試合を展開するものの、
次第に新潟は磐田FWジェイを抑えて思うような攻撃をさせない。
この試合のポイントはジェイをいかにしてプレーさせないかだったが、
正直なところ空中戦もそれ以外のプレーでも決定的なチャンスを作らせた訳じゃなかった。
PKを取られたシーンについては後ほど触れるとするけれど、
前半は途中から確り守備もできていたし、攻撃も流れ良く攻撃できていた。
ただ前半のうちにゴールを決められるシーンが数多くあっただけに1番の問題は何か?
と問われるとやはりペナルティエリア内でもパスを出してしまう悪い癖が出てしまっている。
確かにより有利なシーンを作るべきだと思うけれど、
そんな簡単にできるほど有利なシーンを作れるわけじゃないし、
これだけゴール前まで迫っているなら最初はミドルシュートを多用して
その上でパスを選択した方が良いと思う。
新潟の場合ミドルシュートが少なく、
この試合では指宿が欠場という事で頭で合わせる選手がいなかった事も
攻撃の幅を縮めてしまった。
あれだけドリブル突破してゴール前まで迫っているのだから余計歯がゆい訳だ。
いい流れのまま前半を折り返した。
後半新潟はいい流れのまま迎えた後半3分新潟は
MFレオのパスをFWラファエルが決めて新潟が鮮やかに先制する。
このシーンは本当に見事に相手の守備を崩したゴールだった。
しかしその直後新潟はFWジェイをペナルティエリア内で倒してしまいPKを献上してしまう。
このシーン遠めだとどうしてPKだったのかよくわからなかったけれど、
録画で確認したけれどやはりこれでPKならほとんどのプレーは笛を吹かれて
止められるシーンばかりになる。
少なくてもあれ位のプレーで笛を吹かないでほしいし、
何より決定的な場面ではない。
ここを抜かれたら1点というプレーとはいい難いし、
殆ど動けず競り合っているだけのプレーだ。
あれで倒れる方が逆にシュミレーションをとっても良いぐらいだと感じた。
結局このPKをFWジェイに決められてしまう。
そして後半19分磐田はMF松井の突破をGK守田が倒してしまいこれは完全なPKだった。
このシーンは一発レッドを受けなかっただけ良かったというしかない。
決定的に1点のシーンだけに警告止まりは救いだった。
しかしPKは再びFWジェイに決められてしまい逆転を許してしまう。
ここから新潟はシステムを3トップに変更するけれど、
正直このシステム今日の試合ではあまり有効的ではなかった。
この試合は2トップでゴールに迫っているからラファも山崎も良かった訳で、
CFに最初はまさかの達也を回してラファを左W、
途中からラファをCFに回すというこの采配は正直考えものだった。
最後のカードはコルテースに代えて前野だから
この采配には疑問が残ったのが正直な感想だ。
柏戦では最後には繁人をFWに上げてパワープレーに出た訳で、
それを差し引いてもどうして宗を入れて空中戦勝負に行かなかったのか?と感じてしまう。
2枚目まではそれなりに説明できるけれど、正直山崎を代えるべきだったのか?と思う。
大の運動量を考慮すれば前線で走り続けた山崎の交代は理解するとしても
起用するポジションが右Wというのは野津田を活かす上で本当に右Wなのか?
と疑問視してしまう。
広島では2シャドーの左、代表では左SHと左が主戦場である選手!
右は広島の時でもあまり起用されていないポジションだけに
連携面で多少問題があるとしても起用するなら
慣れ親しんだポジションで起用すべきだし、
次の名古屋戦までに野津田の起用を考え直した方が良いと思う。
2枚目のカードは達也との交代だけれど、ここが分岐点だったと思うんですよね。
ここで宗を入れて前線で高さで勝てる選手を投入すべきだった。
そうすれば野津田も左SHに入る事ができたし、
磐田の身長もジェイを除けばほとんどは180cm以下の選手だ。
そうなれば宗の高さは十分活きる訳で、
パワープレーになる時には繁人も上げれば
それだけで相手は押される事でだんだん後ろに下がって
高さ勝負で競り勝てる可能性が高かった。
3枚目の前野の交代は正直私には警告を1枚受けているから以外に説明がつかない。
普通に守備の枚数を削ってでも前線でプレーできる選手を起用すべきなので
柏戦で見せたパワープレーがこの試合で封印した理由が私にはよくわからない。
これまで1度もやった事ないというなら別だけれど、柏戦で見せただけにだ。
それこそ小林に代えて宗という手があったのではないか?
この試合では吉田監督の采配にも疑問が残る結果となり、
結局ゴールを割れないまま終わった。
最後までビハインドがありながら崩しに拘ったプレーは柳下政権時にはよくあったけれど、
吉田監督も同じような采配をされると逆にどうして高さで勝負に行かなかったのか?
と確認したくなる。
柏戦で繁人を上げてまで執念を見せたのにだ。
相手に長身の選手がいるならそれもありだが、
この試合では新潟の方が高い選手が揃っていた。
そう踏まえると交代カードの切り方を間違ったのではないかと感じるし、
短い時間で攻めるならロングボールでゴール前に1本運んだ方が
時間を掛けずにゴールを狙える。
その意味でリードされた時の戦い方に課題を残したのは確かだ。
ただ守備については次第に良くなってきているし、
繁人も空中戦では強さを発揮している分成長と共にディフェンス力も向上している。
しばらく我慢して起用してほしい。
やはり右SBについては史哉を起用した方がディフェンスは落ち着くのではないかと感じる。
元々右SBの選手なのでその当たりで起用してみると面白いかもしれない。
あと攻撃面はミドルシュートをもっと多用してゴールへの意識を強くしてほしい。
次節はアウェイで昨年王者広島と対戦する。
今の広島は浅野が故障、野津田が新潟に来ているので戦力的にはダウンしている。
しかし王者である以上強敵に変わりなく
いかに相手の焦れた後方からのパスに耐えられるか?
厳しい戦いになるが全員の力で勝ち点を持ち帰ってきてほしい。
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