22日Jリーグ152nd第8節(年間第25節)が行われ、

アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで年間2位サンフレッチェ広島と対戦し、

0対2にアルビレックス新潟は散々決定的なチャンスを作りながらも決め切れず、

強かな広島のわずかなチャンスを決められて敗れ、

年間成績5勝7分13敗勝ち点22得失点差-16で15位のままだった。

今シーズン最後の強敵相手に新潟は強いサッカーと弱いサッカーの違いを見せつけられたが

残り9試合年間順位5位以上との対戦が全て終わっただけに

ここからが生き残りの本当の戦いになる。
今1番強い相手との対戦となった訳だけれど、

サッカーはチャンスの回数では無く、

チャンスで決められる回数の問題が強いチームと弱いチームの差として現れた。

広島の場合ペトロビッチ政権から森保政権までの計8年間に及ぶ

熟練されたシステム、戦術は解っていてもなかなか破る事ができない。

広島の弱点は攻撃に転じていた時に数的同数もしくは不利になっているところに

カウンターで沈められる位だ。

広島守備陣を上回る個人技を持つ選手がいないと簡単には破れない。

それ以外で破れるとすればセットプレーだが、

今の新潟のセットプレーの精度を考えるとこれまた酷な状況だ。

強いて言えば6月からこの試合を迎えるまで

得点を取り続けている事が明るい材料ではあった。

本当の戦いをこれから迎えるに当たり

この試合で強いチームと弱いチームの差は何だったのか振り返りたい。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−2−2

GK守田

DF

右SB尚紀 CB舞行龍 CB大井 左SBコルテース

MF

ボランチ レオ 慶

右SH康裕 左SH大

FW 指宿 山崎

CBに和成に代わって健太郎が復帰してスタートした。

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試合は前半開始から新潟が押し気味に試合を展開する。

最近の新潟は最初の15分は非常にいいプレーをみせるが、

この間にゴールが決まるとチームとしても波に乗れるのだが、

ここで得点ができないと流れは相手へ行ってしまうのがだいたい20分過ぎになる。

そこから前回のホーム浦和戦も中盤が空きだして

相手ボランチに拾われてサイドに展開され始めた。

ただこの試合の前半は決定的ミスがありながらも

前半はこのピンチを防いで前半を0対0で折り返した。

まず広島についてだけれど、

広島のメンバー構成を見ればわかるとおり

主力の殆どが30前半か30目前の選手ばかりだ。

特にボランチからセンターバック、GKに至っては経験値抜群の選手で構成され

最低でも2年以上最長で8年このメンバー構成だ。

広島の戦術は後方でボール回しをして相手がボールを取りに来たところに

サイドへ大きく展開する。

両SHがWになり、5FWという形になる。

新潟の場合前線の4人がボールを奪いに前へ出てしまうと

ボランチから2列目が大きく開いてしまうという欠点が浮かび上がってしまう。

どうしても前線からのハイプレスを行うと

広島のようなチーム相手だと餌食になり易い。

逆に守り一辺倒なチームになると後方からやりたい放題になるので出過ぎず、

出な過ぎずという戦い方が必要だ。

この試合の失点シーンが象徴的で広島は両サイドをワイドに使うので

左サイドで展開しながらがら空きになった右サイドに展開して

オーバーラップしてきたDF塩谷にフリーでプレーさせてしまっている。

ボランチやDFにとってCBがゴール前まで上がってくる事は

浦和と広島以外はあまりないがこの2チームだけは違う。

それが決定的な他のチームと違うんですね。

私個人として考えるには浦和、広島相手の場合は

マンツーマンやハイプレスを掛けてくるチームは格好の餌食にできると思いますが、

ポジショニング重視にしてくるチームには苦戦する感じです。

どうしても浦和にしても広島にしても後方でボールを回すので

奪えばチャンスと思うんだけれど、

それが相手の術中である訳で、

それができるのは後方のボールコントロール並びにキープ力があるからできる訳で、

ある意味最後はリードされたところをカウンターで沈められた。

広島の決定的なチャンスは新潟のミスから生まれている訳だけれど、

1失点目はサイドをワイドに使われてがら空きの中央を破られた。

2失点目も中盤でカットされて数的不利を決められた。

逆に新潟は決定的なチャンスを多く作りながら決めれなかった。

これはGK林のセーブを褒めるシーンも多いし、

何より守りに入った広島相手にしたら中央封鎖ならびに

サイドも固められるので殆ど攻める手を失う。

逆にチャンスがあるとすれば上手くセットプレーを獲得して

セットプレーから得点する事だがそれができないとなれば

0対0でない限りリードされた時点で同点に追いつく事は難しい。

それだけ強かな相手だったし、

新潟が浦和にしても広島にしても勝てないのは戦術的な問題もある。

実際に広島に勝利した試合は2012年のアウェイだが、

あの時は徹底的に守り、わずかなチャンスを決めただけだ。

特にGKが西川、林になってからの広島は守りが堅い。

得点シーンもセットプレー、カウンターしか取れていない。

真っ向勝負して勝てるほどまだ新潟は強くないという事だ。

来季以降は浦和と広島の対戦では守備的戦術をマンツーマンでなく

ポジショニングを重視したプレスと数的有利を作る必要があるかもしれない。

更に言えば浦和、広島に中6日以上与えると

休養十分なので勝機は限りなく低くなる。

逆に中3日だとベテランが多い事もあり運動量が落ちるのが早いので

その辺の兼ね合いも来季以降の対戦では考えた方が良いのかもしれない。

ただ新潟の攻撃についてはここまでラファエルを欠いても得点は取れているが、

逆に言えばずば抜けた得点力を持つ選手がいない。

特定の選手だけの得点源も良くないが、

ラファエルが戻ってきても正直守備面を踏まえると

先発で起用すべきか否かという面がある。

得点力についてはどこからでも取れるという点では依存度は少なくなった。

さてこれからの残り9試合だけれど

この時点で年間1位から5位までの対戦が終了した。

残るは6位から16位までの対戦となる。

これはある意味これまで厳しい試合が続いただけに

5位までのチームと対戦しながら15位まで浮上した事は前向きに捉えたい。

逆にこれからの戦いが本当の意味での生き残りの戦いとなる。

新潟の残り試合の相手は

A仙台 H横浜 A神戸 H川崎 A甲府 H松本 A名古屋 H湘南 A柏

柏のACL次第では湘南と逆になる可能性はあるんだけれど、

次の仙台戦、そして10月の甲府、松本の直接対決は絶対に勝利しなければならない。

その他の試合で勝ち点3を獲得できる試合がどれだけ達成できるかもある。

その他のチームの対戦相手は13位〜18位までの対戦相手は

甲府 A柏 H川崎 H鹿島 A鳥栖 H新潟 A山形 H広島 A名古屋 H清水

仙台 H新潟 A名古屋 H湘南 A山形 H横浜 A清水 Hガンバ A鳥栖 A川崎

新潟 A仙台 H横浜 A神戸 H川崎 A甲府 H松本 A名古屋 H湘南 A柏

松本 A湘南 Hガンバ H山形 A東京 H清水 A新潟 H鳥栖 A神戸 A横浜

清水 H東京 A鳥栖 H浦和 H広島 A松本 H仙台 H柏 A山形 A甲府

山形 H広島 A柏 A松本 H仙台 A湘南 H甲府 A神戸 H清水 Aガンバ

うち直接対決と5位以上の上位対決があるチームを太字にした。

甲府 上位2 直接3

仙台 上位1 直接3

新潟 上位0 直接3

松本 上位2 直接3

清水 上位3 直接4

山形 上位2 直接4

新潟は上位対決が終了している。

清水が9試合中3試合が上位対決であり、4試合が直接対決になる。

この日程からも直接対決以外のの6試合の結果いかんで

新潟はこの混戦を抜け出すカギととなる。

もちろん直接対決は勝利する事が前提だ。

相手の対戦相手を見ながら今後戦っていく事になる。

次節は勝ち点差5の仙台と対戦する。

前回のホームではレオ不在で全くサッカーにならなかっただけに

この直接対決で勝ち点3を得る事が1番大事な試合となる。

ここまで新潟は2ndステージで上位5チーム以外の対戦では2勝1分で負けはない。

直接対決を制して16位との勝ち点差を開く事ができるか?

勝ち点3を持ち帰るための1週間にしてほしい。

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