29日Jリーグ151st第8節が行われ、
アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで4位FC東京と対戦し、
0対1でチャンスを多く作りながらもゴールを奪えず
後半41分にセットプレーからDF森重に決められて敗れ、
1勝3分4敗勝ち点6得失点差-5で15位もままだった。
試合前には今季初の待ち入りを行って選手たちに大きな勇気を与えたが
厳しい結果となりサポーターのサポートがさらに必要な試合が続いていく事になる。
アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで4位FC東京と対戦し、
0対1でチャンスを多く作りながらもゴールを奪えず
後半41分にセットプレーからDF森重に決められて敗れ、
1勝3分4敗勝ち点6得失点差-5で15位もままだった。
試合前には今季初の待ち入りを行って選手たちに大きな勇気を与えたが
厳しい結果となりサポーターのサポートがさらに必要な試合が続いていく事になる。
2013シーズンの最終節以来となる待ち入りを行ってチームに勇気を与えた訳だけれど、
勇気を与える事と結果が伴う事は違うのでなかなか思い通りに行かないものである。
もちろん結果が出れば1番良いのだが、結果が出ない時にどう向き合っていくべきなのか?
というのが今のチームに課せられている課題なのかもしれない。
強豪との対戦が続いた4月は本当に厳しい試合の連続だった。
その中で新潟にとってどういう課題があり、どう克服すべきなのか?
という部分も書きたいと思う。




アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−2−2
GK守田
DF
右SB尚紀 CB舞行龍 CB和成 左SBコルテース
MF
ボランチ レオ 小林
右SH小泉 左SH成岡
FW 武蔵 ラファエル
康裕がベンチ外となり、代わりに成岡が入ってスタートした。




試合は前半から新潟は積極的にゴールを目指して攻めた。
これはやはり待ち入り効果があったと言えるシーンではあるけれど、
前半については東京はカウンターに徹した。
まあ無理もないが東京のシュート数はわずか4本だ。
わずかなチャンスだけを狙う省エネサッカーに徹した訳だけれど、
これはイタリア人監督らしく守りを固めて少ないチャンスを仕留める。
特にこの過密日程では無駄に動いてスタミナを消費するような
サッカーをするチームは不利な訳で、
その点では効率重視のサッカーだったと言える。
特に交代カードの切り方で前線選手のスタミナ、
さらにこれ以上得点が難しいとなれば守りのカードを
最後に切っていただけにドロー狙いだった。
そんな相手に対して終始新潟は攻撃的に行けた訳だけれど、
逆に言えば東京は1点だけ取れば御の字という
イタリアサッカーの1点を守る美学そのものだった訳だ。
これは敵ながらそういうサッカーに屈した事はある意味納得せざる得ないだろう。
そんな新潟は前後半通じてチャンスを作り続けた。
中央中心にこじ開けようとしていたが、残念ながら中央に固持しすぎた。
逆に言えばあれだけ中央に行くならミドルシュートを増やす事が必要だ。
どうしてもペナルティエリア内に入ってからに固持しすぎている。
もちろんなかった訳じゃないが、
サイドからシュートを狙うシーンが少な過ぎるのが柳下体制になってから長い課題だ。
確かに正面から狙った方がゴールを狙い易いが、
サイドからシュートを打つ事で正面が空いてくるだけに
守りを固める相手こそサイドからのシュートをもう少し増やしてほしい。
セットプレーは相変わらず全く精度が上がらない。
これについてはどう改善すべきかは試合の総括の中で書きますけれど、
これだけチャンスを作りながら枠内シュートが少なかったのでは
さすがに東京の思う壺という事になる。
そして後半41分にセットプレーからDF森重に決められ
新潟は4月を2分3敗で終わり1stステージでの優勝争いからは脱落した。
これだけチャンスを作りながら相手のセットプレー1シーンだけで決められるという
サッカーとはチャンスの数を作れば良いだけじゃなく
チャンスを活かせるシーンを作れるか?が重要だと改めて感じる。
シュート14本に対してシュート4本の相手に敗れた訳ですから考えなければならない。
この試合で1番残念なのは主審の判定以上に選手、
監督が冷静になれなかった事に尽きる。
確かに主審の判定は?でした。
明らかに神の手ハンドがあった訳ですし、
あれを逃す主審は何処観ていた?という事になると思いますが、
それが記者会見で審判団は何人いますか?の質問になったのだと思います。
ただそれを差し引いても新潟は決めるチャンスを多く作った訳で
その中で決められないのはチーム力が東京より下であるという事も忘れてはならない。
1点をシュート1本で決めるか?それとも14本打って決めるか?
となればシュート1本で決めた方が良い訳です。
シュートを打つ練習をしても決める事ができなれば練習する意味はないんです。
ブラジルの練習ではシュート10本決めたら上がりというルールで練習をするらしいので、
そうなれば100本打って10本より10本打って10本の方が良い訳です。
それはどんな形でも決めれば10本です。
形にこだわるあまり肝心のゴールが決まらないのでは意味を成さない訳です。
そこが今新潟が欠けている部分だと感じます。
あとこういう事で主審に抗議しても判定は変わりませんので
要らぬカードを貰うような事はチームの首を絞める事に
繋がるだけに絶対にやめないといけません。
そして全く決まらないセットプレーですが、
今レギュラーの中で蹴っているのは小林、康裕になりますが、
この2人の精度は及第点に行くかどうかなので
やはり今日の東京のような太田の精度から比べると全く落ちてしまいます。
その点を踏まえると小林、康裕より上手い選手を入れる必要がある訳です。
レオは正面からのFK以外は蹴りませんというより正面以外は苦手なのだと感じます。
そう考えた時FKの上手い選手は新潟では大と前野になるでしょう。
大は既に過去のプレーで知り尽くしていますし、
前野はナビスコ杯でその精度を観たので使うなら2人になるでしょうが、
先発させるとして何処で使うか?というのが非常に難しいところです。
個人的には2列目にコルテースを上げて、
左SHに前野を起用すればある程度解決すると感じます。
コルテースのディフェンス力も捨てがたいところですが、
現状として突破力ある2列目がほしい事を踏まえると
コルテースを2列目に上げて攻撃力を上げた方が良いと感じます。
サイドバックの控えは小泉をベンチに入る事で
解消できるのでその点では複数ポジションできるようにしていた事が
ここで活かされると思います。
次節はアウェイで松本と対戦する。
ここで勝てないようだと本当に残留争いを強いられるだけに絶対に勝ち点3が必要だ。
中2日の強行日程が続くが、今日ベンチ入りしたメンバーが先発に入り、
ラファエルの出場停止には指宿、達也、山崎、武蔵でカバーできるので問題ない。
あとはどんな内容でも勝ち点3を持ち帰る事が重要だ。
相手は昨シーズンJリーグ20位のチーム!
Jリーグ12位のチームとの差はない。
公式戦1度も勝利していない相手だけに気を引き締めて挑んでほしい。




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勇気を与える事と結果が伴う事は違うのでなかなか思い通りに行かないものである。
もちろん結果が出れば1番良いのだが、結果が出ない時にどう向き合っていくべきなのか?
というのが今のチームに課せられている課題なのかもしれない。
強豪との対戦が続いた4月は本当に厳しい試合の連続だった。
その中で新潟にとってどういう課題があり、どう克服すべきなのか?
という部分も書きたいと思う。




アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−2−2
GK守田
DF
右SB尚紀 CB舞行龍 CB和成 左SBコルテース
MF
ボランチ レオ 小林
右SH小泉 左SH成岡
FW 武蔵 ラファエル
康裕がベンチ外となり、代わりに成岡が入ってスタートした。




試合は前半から新潟は積極的にゴールを目指して攻めた。
これはやはり待ち入り効果があったと言えるシーンではあるけれど、
前半については東京はカウンターに徹した。
まあ無理もないが東京のシュート数はわずか4本だ。
わずかなチャンスだけを狙う省エネサッカーに徹した訳だけれど、
これはイタリア人監督らしく守りを固めて少ないチャンスを仕留める。
特にこの過密日程では無駄に動いてスタミナを消費するような
サッカーをするチームは不利な訳で、
その点では効率重視のサッカーだったと言える。
特に交代カードの切り方で前線選手のスタミナ、
さらにこれ以上得点が難しいとなれば守りのカードを
最後に切っていただけにドロー狙いだった。
そんな相手に対して終始新潟は攻撃的に行けた訳だけれど、
逆に言えば東京は1点だけ取れば御の字という
イタリアサッカーの1点を守る美学そのものだった訳だ。
これは敵ながらそういうサッカーに屈した事はある意味納得せざる得ないだろう。
そんな新潟は前後半通じてチャンスを作り続けた。
中央中心にこじ開けようとしていたが、残念ながら中央に固持しすぎた。
逆に言えばあれだけ中央に行くならミドルシュートを増やす事が必要だ。
どうしてもペナルティエリア内に入ってからに固持しすぎている。
もちろんなかった訳じゃないが、
サイドからシュートを狙うシーンが少な過ぎるのが柳下体制になってから長い課題だ。
確かに正面から狙った方がゴールを狙い易いが、
サイドからシュートを打つ事で正面が空いてくるだけに
守りを固める相手こそサイドからのシュートをもう少し増やしてほしい。
セットプレーは相変わらず全く精度が上がらない。
これについてはどう改善すべきかは試合の総括の中で書きますけれど、
これだけチャンスを作りながら枠内シュートが少なかったのでは
さすがに東京の思う壺という事になる。
そして後半41分にセットプレーからDF森重に決められ
新潟は4月を2分3敗で終わり1stステージでの優勝争いからは脱落した。
これだけチャンスを作りながら相手のセットプレー1シーンだけで決められるという
サッカーとはチャンスの数を作れば良いだけじゃなく
チャンスを活かせるシーンを作れるか?が重要だと改めて感じる。
シュート14本に対してシュート4本の相手に敗れた訳ですから考えなければならない。
この試合で1番残念なのは主審の判定以上に選手、
監督が冷静になれなかった事に尽きる。
確かに主審の判定は?でした。
明らかに神の手ハンドがあった訳ですし、
あれを逃す主審は何処観ていた?という事になると思いますが、
それが記者会見で審判団は何人いますか?の質問になったのだと思います。
ただそれを差し引いても新潟は決めるチャンスを多く作った訳で
その中で決められないのはチーム力が東京より下であるという事も忘れてはならない。
1点をシュート1本で決めるか?それとも14本打って決めるか?
となればシュート1本で決めた方が良い訳です。
シュートを打つ練習をしても決める事ができなれば練習する意味はないんです。
ブラジルの練習ではシュート10本決めたら上がりというルールで練習をするらしいので、
そうなれば100本打って10本より10本打って10本の方が良い訳です。
それはどんな形でも決めれば10本です。
形にこだわるあまり肝心のゴールが決まらないのでは意味を成さない訳です。
そこが今新潟が欠けている部分だと感じます。
あとこういう事で主審に抗議しても判定は変わりませんので
要らぬカードを貰うような事はチームの首を絞める事に
繋がるだけに絶対にやめないといけません。
そして全く決まらないセットプレーですが、
今レギュラーの中で蹴っているのは小林、康裕になりますが、
この2人の精度は及第点に行くかどうかなので
やはり今日の東京のような太田の精度から比べると全く落ちてしまいます。
その点を踏まえると小林、康裕より上手い選手を入れる必要がある訳です。
レオは正面からのFK以外は蹴りませんというより正面以外は苦手なのだと感じます。
そう考えた時FKの上手い選手は新潟では大と前野になるでしょう。
大は既に過去のプレーで知り尽くしていますし、
前野はナビスコ杯でその精度を観たので使うなら2人になるでしょうが、
先発させるとして何処で使うか?というのが非常に難しいところです。
個人的には2列目にコルテースを上げて、
左SHに前野を起用すればある程度解決すると感じます。
コルテースのディフェンス力も捨てがたいところですが、
現状として突破力ある2列目がほしい事を踏まえると
コルテースを2列目に上げて攻撃力を上げた方が良いと感じます。
サイドバックの控えは小泉をベンチに入る事で
解消できるのでその点では複数ポジションできるようにしていた事が
ここで活かされると思います。
次節はアウェイで松本と対戦する。
ここで勝てないようだと本当に残留争いを強いられるだけに絶対に勝ち点3が必要だ。
中2日の強行日程が続くが、今日ベンチ入りしたメンバーが先発に入り、
ラファエルの出場停止には指宿、達也、山崎、武蔵でカバーできるので問題ない。
あとはどんな内容でも勝ち点3を持ち帰る事が重要だ。
相手は昨シーズンJリーグ20位のチーム!
Jリーグ12位のチームとの差はない。
公式戦1度も勝利していない相手だけに気を引き締めて挑んでほしい。




