7日Jリーグ15開幕戦が行われ、

アルビレックス新潟はアウェイベストアメニティスタジアムでサガン鳥栖と対戦し、

1対2でFWラファエルのゴールで先制するもDF舞行龍の負傷交代から

リズムを失って逆転負けを屈して黒星スタートとなった。

試合は前半12分MF康裕のスルーパスに

FWラファエルが抜け出して先制ゴールを決めて先制した。

しかし前半21分DF舞行龍が膝を負傷してDF和成に交代するとリズムを崩し、

前半28分新潟はDF和成がPKを献上し、

これを鳥栖はFW豊田が決めて同点に追いつき前半は1対1で折り返した。

後半早々4分鳥栖はFKのチャンスにFW池田が合わせて決めて

逆転を許すと新潟はFW達也に代えてFW山崎を投入し、

後半30分にMF平松に代えてFW指宿を投入して打開を図ろうとしたが

最後まで同点に追いつけず新潟は開幕戦黒星スタートとなった。

これでアルビレックス新潟は開幕黒星スタートとなりホームで巻き返しを図る事になった。
今季は2ステージ制という事だけれど個人的には34試合トータルで戦うつもりなので

正直のところステージ優勝を目指すよりシーズン3位以上を目指して方が目標を高く持てる。

その先にはACL獲得がある訳でACL出場を目指して戦うのに変わりない。

その中で始まった開幕戦だけれど、

どうしても五輪予選があるのでそれを考慮しての起用もあるだろうし、

武蔵がベンチ外、松原がベンチスタートにはちょっと驚いたけれど、

2人を起用しても3節及びナビスコ杯2試合出場できないので

今のうちに他の選手を起用してチーム力を上げようという意図もある。

松原の代わりにスタメンに入ったのが慶だったのは

昨シーズン慶が両サイドをやって右サイドの適性が高かったからでもあるけれど、

色々なケースを想定しながら戦わなければならないだけに

複数ポジションをやる事は悪い事ではないが、

問題はこれで機能できるかどうかという点はある。

新戦力の平松、山崎、コルテースがどれだけやれるのか?という部分をあったけれど、

1試合を観てある程度特長は把握したので3人をどう起用して行くべきなのか?

を踏まえて試合を振り返りたい。

アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−2−2

GK守田

DF

右SB慶 CB舞行龍 CB大井 左SBコルテース

MF

ボランチ レオ 小林

右SH平松 左SH康裕

FW 達也 ラファエル

新人として9年ぶりのスタメン出場を果たした平松、新戦力のコルテースが入ってスタートした。

試合は前半12分に新潟がMF康裕のスルーパスに

FWラファエルが抜け出してゴールを決めた。

このシーンはラファエルの個人技が活きたシーンだったし、

体が絞れた事で昨シーズン以上の切れのある動きをしてくれているので

ラファエルの今季の活躍を期待できるシーンだった。

しかしその後鳥栖にロングボールで押し込まれるシーンが続き、

DF舞行龍が負傷交代してから流れは完全に鳥栖に傾いた。

舞行龍のアクシデントは仕方ないとしても

この試合で大きくミスがあったとすれば芝のコンディションを見誤った事に尽きる。

新潟は昨シーズンからポゼッションサッカーを展開しているけれど、

このサッカーは芝のコンディションが良い競技場なら問題ない。

しかし今日のベストアメニティスタジアムのような芝では

ポゼッションサッカーは全く活かせない。

現実ホームの鳥栖はそれを見越して現実的な豊田の高さを起点にしたサッカーを導いた。

一方それによって中盤は省略され殆ど中盤は空中戦か頭を超えて行くケースばかりで

殆ど拾えるシーンはなかった。

柳下監督は自らの理想としたサッカーをしようとしたが、

この試合ではそれができる状況ではなかった。

時として理想のサッカーではなくより現実的なサッカーをしなければならない。

そう踏まえると達也を途中で交代する事を考慮して

そこで指宿を入れて指宿の高さを起点にしたサッカーをする事も実際に可能だった。

舞行龍の負傷で2枚目のカードは山崎だったが空中戦を考慮すれば

ここで山崎を起用するならどうして山崎を最初から2列目の左に入れて

康裕を右に回して高さがある平松をFWにしなかったのか?という事だ。

これだけでも実際に高さが出来上がる故に

相手も高い選手がいるといないではかなり意識も違ってくる。

そこでラファエルが拾ったりすればチャンスは広げられたと思うのだが、

2枚目の山崎はそのまま達也のポジションに入ったが、

この交代はポジション選択のミスと言わざる得ない部分だ。

そして昨シーズンからの課題であるセットプレーの攻守だけれど、

この試合実際に1度も流れから鳥栖に崩される事は無かった。

PKは仕方ないとしてもセットプレーの守備は防げた失点だ。

そして何よりセットプレーの攻撃が全く活かされていないのも

昨シーズンから変わりない部分だった。

確かに小林のキックは悪くはないよ凄い訳でもない。

故に余程相手がミスしない限りまず跳ね返されている。

指宿を活かそうにもそれを活かすだけのキッカーがいないというのは課題だが、

コルテースのキックはこの試合では観れなかっただけに

コルテースのクロスの精度がどれ位なのかは

ある意味次のホームで観て観たい部分だ。

ただこの試合だけで言えばグラウンダーのパスはなかなかの精度があっただけに

もし舞行龍の負傷が無く3枚目のカードが切れていたなら

コルテースを2列目に上げてサイドバックに前野を入れて

攻撃に専念させるオプションも柳下監督は考えていたと思う。

今日のリザーブを観る限り右SB松原、左SB前野が入っていたので

本来ならここで尚紀が入ればどちらにも入れる事が可能なだけに

コルテースを2列目にするオプションがあれば

より攻撃的になる事は感じる事ができた。

結局後半のセットプレーからの失点が決勝点となり

新潟は黒星スタートとなったけれど、全てにおいて悲観する内容ではなく、

セットプレーの課題はあるものの、

それ以外の部分では改善点を補るだけの部分は観る事ができた。

コルテースの守備に不安があると言われたが、

私が感じる限り確かにオーバーラップした後のケアこそ必要だが

周りが思うほど守備は悪くない。

柳下監督も守備次第では考える様な事を言っていたので

サイドバックの守備に問題なしという判断での左SBでの起用だったと思う。

平松についてだけれど、まだ私自身彼のプレーの特長を把握し切れていないので

この試合ではいいところや印象がなかったというところなのだが、

2列目で起用する事でFWが2列目からどんなボールが出ると良いのか

という経験値を積ませている部分と、

元々足元のプレーに自信がある故にこのポジションで起用されたという考え方もある。

決定力も考慮しての起用だが、

新潟にとって2列目の選手層が薄いだけに

平松がこのまま定着するようならチームにとってもプラスになる。

山崎についてだけれど、個人的にはFWでの起用よりも2列目の左で起用した方が

彼の特長が生かされると感じる。

途中出場でFWと2列目の左SHでプレーしたが

私は2列目のプレーの方が良かったと感じるし、

何よりキープ力とドリブル突破ができるので起用するなら左SHがベストだ。

舞行龍の負傷というアクシデントがあったけれど、

この点については和成が今後埋めて行く事になるだろうし、

ジュフンも成長しているので十分補えるだけのメンバーはいる。

良かった部分は継続し、悪かった部分は改善して行けば次は必ず勝ち点3を獲れる。

次節はホームで清水と対戦する。

メンバーがかなり入れ替わっているので

どんな戦い方をするかは開幕カードを観てからになるが、

相性が良い相手なのでホームでの清水戦の連勝を伸ばせるように全力を尽くしてほしい。

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アルビFun 2015開幕特別号
ニューズ・ライン
2015-02-26