12日Jリーグ百年構想リーグJ2・J3WEST-A第10節が行われ、アルビレックス新潟はアウェイGIKENスタジアムで高知ユナイテッドSCと対戦し、1対2で新潟は前半4分にMF奥村仁のゴールで先制するもFW小野裕二が負傷交代すると流れが大きく変わり前半32分と35分にCKから立て続けに失点して逆転を許して後半も高知に攻め込まれ続けて思うようなチャンスを作れずに敗れ、3勝3敗3PK勝ち1PK戦負けとした。

試合は前半4分にMFシマブクカズヨシのクロスにMF奥村仁がゴールを決めて先制する。しかし前半19分にFW小野裕二が負傷交代して流れが傾くと、高知は前半32分に同点として、前半35分に逆転し1点ビハインドで折り返した。

後半のホームの高知に再三攻め込まれるシーンが目立ちGKバウマンが何とか追加点を許さなかったものの殆どゴールを奪えるシーンを作り出せずに敗れた。

これでアルビレックス新潟はJ3の高知に1PK負け1敗でクラブ規模戦力差を考慮すると高知の良さだけが際立ち新潟は全く10試合を消化して重症から抜け出せる気配すら見えない。




こういう言い方は悪いのかもしれませんが、2020年以降新潟はポゼッションサッカーを目指してポゼッションサッカーを指導できる指導者でやってきました。10試合を観続けている上で今の船越監督及びコーチ陣がポゼッションサッカーをどうやってするのかを正直理解できていないのではないかと思えるほど精度も上がらない、ポゼッションサッカーとは言えないサッカーを続けているだけに流石に昨年の樹森監督の時でも多少アレンジしましたがコンセプトは変わらずやり続けました。

しかし入江前監督になって以降はその傾向も崩れてしまいポゼッションサッカーという指導が正直できていないと感じ続けています。

ポゼッションサッカーって戦術の中で最も難しいので本当に理解するのってカウンターサッカーやリアクションサッカーより難しいんです。日本代表のように格下相手ならポゼッションサッカー、格上強豪ならカウンターサッカーを切り替えられるのは本当に世界的にもなかなかできる事ではありません。

両方兼ね備えたサッカーをするなら今以上のサッカースキルが必要になりますが、それだけポゼッションサッカーは難しく、ポゼッションサッカーを指導できる人でなければ実現させる事はむずかしいです。

さらに4バックと3バックを使い分けられる監督である事も必要です。残念ながら新潟は長らく4バックで戦ってきた為に3バックを否定する人が少なくありません。成功体験から抜け出せないという部分が変化する事に対して受け入れ難い側面を作っている状況です。

中央にずば抜けた選手がいるなら4バックで戦い1トップトップ下でも戦ってよいと思いますが、残念ながら今の新潟にはそれだけの選手が揃っていません。なら中央の人数を増やすなどの考え方のチェンジも必要ですが残念ながらシステムの方に嵌めようとし過ぎる側面が10を試合を観ても抜けきれていません。

CF不在ですが、中央ができる選手はそれなりにいますし、2シャドーにする事で攻撃の幅は広げられます。CBも6起用できる選手が6人もいる訳でサイドバックがむしろ人材不足です。

怪我人が多数になっておりますが違うシステムを採用するチャレンジがあってよいと思いますし、東京Vだって昇格当初は4バックだったけれど生き残るために3バックに変更しただけにどうしたら今の選手たちを活かせるのかも考えなければなりません。

野澤社長、寺川強化部長、船越監督、平岡ヘッドは反町アルビの頃の選手たちであり、あの頃はカウンター攻撃主体のクラブでしたし、相手に応じて4バック3バックを使い分けていただけに船越監督もそういうクラブでプレーした以上3バックにする切り替えができないとなるとかなり戦術のとシステムの幅は狭まってしまいます。

寺川強化部長もこれまでの補強はどちらかと言えば監督の要望を受けての補強だった訳で、寺川強化部長がポゼッションサッカーに対する理解力があるのか?と問われると正直難しいと感じます。

そうでなければもっと適した監督にオファーしていますし、それに応じた選手も獲得するでしょうから監督だけでなく強化部長もポゼッションサッカーに対する理解力が必要という事です。

その事を踏まえると是永さんはいかにポゼッションサッカーの理解力が高過ぎたのかを痛感しますが、それを体現できる強化部長を呼び寄せていた訳ですからね。

新潟がこれからどんなサッカーにするのかを確り軸を持っていかなければ目指すサッカーがないまま8月を迎える事になります。

次節はホームで今治と対戦する。前回は勝利したけれど監督代わり全然違うクラブとして乗り込んでくるだけに負傷者が多数の今の新潟でどれだけ戦えるのか注目したい。





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