15日WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)2026の決勝ラウンド準々決勝日本対ベネズエラ戦がローンデポ・パークで行われ、5対8で日本は初回から打撃戦となり一時は5点取って3点リードを奪うもベネズエラの強力打線が日本投手陣を打ち砕きホームラン攻勢で逆転し最後は大谷翔平選手が討ち取られて準々決勝敗退となった。

試合は日本先発山本由伸投手、ベネズエラ先発R.スアレスの投げ合いで始まり、初回にベネズエラは1番R.アクーニャJr.の先頭打者ホームランで先制するもその後は山本由伸投手は抑えて迎えたその裏に日本は1番大谷翔平選手のホームランですぐに同点に追いついた。

しかしベネズエラは2回にも勝ち越しのタイムリーでリードを許すも3回に日本は2番佐藤輝明選手の同点タイムリー、3番に鈴木誠也選手の負傷交代で途中出場した 森下翔太選手の3ランで一挙4点を獲り逆転した。

しかしベネズエラは5回にM.ガルシアの2ランで1点差とすると、6回にW.アブレイユの3ランで逆転を許し、その後日本打線はベネズエラ投手陣に抑え込まれ最後は大谷翔平選手が最後の打者となり準々決勝敗退となった。

これで日本代表はベスト8止まりとなり20年となったWBCは各国が本気で国の為に戦う大会になった事を感じる事になった。




MLBのトップ選手が揃うベネズエラ相手にパワーの前に屈した。打撃戦になってしまうと日本は流石に不利になってしまうし、何より守備面でも見えない部分で付け込まれたシーンもあった。

特に外野守備については今回の外野陣はどうしても吉田正尚を起用するに当たりそれ以外ポジションを考慮するとセンターに守備力ある選手を起用する事が難しい布陣だった。前回大会はセンターにヌートバーを起用してセンターの守備は固まったけれど、本来ライトが本職の鈴木誠也選手をセンターで起用するというのは少し厳しい状況だった。

次の大会を考えた時に吉田正尚選手を選ぶ事が外野守備のマイナスをどう考えるかもポイントになるしやはり外野守備は強化しなければならない。

今の日本に打てる捕手がいない事も痛い所ではある。ここが日本の今後のアキレスけんになる可能性もあるだけに強打の捕手が今後出てきてほしい。

投手陣の編成については先発投手が1番優れているという考え方は今後考え直さなければならない事もMLB選手が揃う他の国を観ると痛感する。

WBCの場合投球数制限がありベネズエラは投手17人登録している。日本は大谷翔平選手が投手も期待した故に14人編成と1人の投手が長いイニングを投げるという事になりこれがルール上の足かせになってしまった。

いい投手を長く投げさせるというのはWBCではもう難しいとわかっている以上今後代表に選ぶ場合は各チームの抑えやセットアッパーを選ぶ事が重要だ。スターターは6人いればいい。予選ラウンドで65球の投球数制限があり、50球以上は中4日以上空けなければならないのなら50球未満なら中1日で投げられるルールをより有効に活かさなければならない。

その点では本来先発の伊藤大海、隅田知一郎、種市篤暉をリリーフで登板させるのは今後日本の弱みになる可能性も否定できない。

アメリカ、ドミニカ、ベネズエラはスターターは5,6人それ以外はリリーフが本職のメンバー選考をしているだけに今後はリリーフ投手を多く選出する事で途中から投げる事に慣れている選手が必要だと感じる。

次回大会では大谷翔平選手も既に35歳になるし、他の選手も代表で活躍できるのは村上宗隆選手、岡本和真選手がMLBで主軸としてプレーしてくれていれば良いが1番の問題は外野守備ができる外野手が現れるかだ。

二遊間も源田壮亮選手は次の大会では厳しいだろうからここに日系人のMLBでプレーする選手を入れる事も必要ではないか?今の遊撃手の後継者としては巨人で昨年3割を打った泉口友汰選手、今回代表の小園海斗選手がいますがMLB基準で考えるとMLBで活躍する日系人選手がいるなら選んでほしい。

WBCも今回で6回目になったけれど、1回目はアメリカも全く本気を出していなかったというよりMLBと他は違うという認識でしたが、今はドミニカ、ベネズエラはアメリカと引けを取りませんし、むしろ2国の方が強いかもしれない。それ以外の国もMLB選手が国の為にプレーする事に意義を見出すようになりこれも前回大会で大谷翔平選手があれだけの活躍を見せたからこそWBCに出場したいという気持ちが強くなった。

実際にベネズエラの選手たちは国の為に普段は各チームでプレーする選手も国の為にプレーするという気持ちは本当に強かった。それだけ本気で戦う相手と戦えるようになったWBCはレベルが格段に上がったという事だ。

まだまだMLB主導の大会になっているけれどいずれは日本が開催国となり戦う大会になればまたWBCの価値も大きくなるだろうし、開催時期も今の3月から11月になればまた違った戦い方も十分あり得るので回数を重ねる毎に国の為にプレーする選手がこの大会でプレーする事に憧れて誇りを持つ大会になってほしい。

結果的には残念な結果に終わったけれどそれだけWBCに賭ける選手たちの本気度が上がっただけに今後日本が大谷翔平選手が引退後に再びWBCを獲る事はかなり難しいという事は実感した。

6回中3回優勝しているという事で今後も日本を目標にされる事は変わらないだけに選手たちが今回の悔しさを次の大会の時にはレベルアップして挑めるようにしてほしいと思います。





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