殆どの選手が社会人と兼業選手という事で未知数の実力と言われていたチェコだけれど、確かに投手の球速が130km前後と遅く見た目は打ち頃に見えるボールではあったけれど、今のプロの球速は150kmが平均という投手が一杯いる為に130km前後のストレートの投手は絶滅危惧種状態で普段からあまり試合にお目に掛かれない。

大谷翔平選手すら何故あのボール空振り三振するの？と思う人がいるけれど逆にあまり遅いボールだと普段の練習に合わせているボールのスピードが落差があり過ぎて力んでしまうというケースがある。こういう投手の攻略は吉田正尚選手のように三振の少ないミートの上手い選手が適任だったりする。

投手はスピードじゃないコントロールだと言われるけれど、まさにその通りで遅いから抑えられない訳ではないという事だ。結果的には大勝になったものの改めて野球の奥深さを知る。

この試合ではこれまで出番のなかった選手にも出場機会を与えたり、緊急事態に備えて岡本選手をレフトで起用したりと源田選手が骨折したという事もあり準々決勝が終わったら入れ替えは必要になるだけにスクランブルや展開次第でというのがある。

投手陣はオーストラリア戦に備えて温存されたがまだ投げていない投手も何人かいるのでその投手が投げる事になりそうだ。

オーストラリア戦に勝利して準々決勝に弾みを付けたい。