27日(日本時間25日)パリ五輪サッカー日本代表男子グループリーグU23日本代表対マリ戦がスタッド・ドゥ・ボルドーで行われ、1対0で日本がMF山本理仁のゴールをGK小久保玲央ブライアンがPKを決めさせず守り切り2大会連続決勝トーナメント進出を決めた。

試合は前半から日本がゴールに迫るもマリもカウンターからゴールに迫る展開となり前半は0対0で折り返した。

後半日本はマリのカウンターと個人技に苦しむ展開となるが、後半37分カウンターからMF山本理仁が最後は押し込み先制するも後半アディショナルにPKを取られるがこれをGK小久保玲央ブライアンがPKを決めさせず相手が外した事でリードを守り切り日本が決勝トーナメント進出を決めた。

これでU23日本代表は余程の大敗をしない限り1位通過となり準々決勝ではスペイン対エジプトの結果次第となりスペインがドロー以上でエジプト、スペインが敗れるとスペインと対戦する事になる。







厳しい試合だったけれど全員でゴールを奪い全員で守り抜いた結果決勝トーナメント進出を決めた。

マリのカウンター攻撃と個人技には組織的守備で対抗し続けて決定的なシーンではGK小久保玲央ブライアンがファインセーブで止め続けた。

中2日という事もあり攻撃陣の稼働時間を短くして負担をなるべくさせないようにしたが誰が出場しても戦えるのが今の日本代表の強みなので交代カードで変化を出しやすい事もこの試合の局面打開に繋がった。

三戸舜介が入ってからいいチャンスを作れていただけに攻撃のキーマンになっている事は心強い。



少しDMFとCBに警告を受けている選手が多い事が気がかりだが3戦目では余程の大敗をしない限り1位通過が決定的なので次の対戦に備えやすい。

GK、DFは総替えして挑めるし、攻撃陣も出番の少ない選手を中心に出場させる方向だと思う。

準々決勝ではスペインかエジプトかドミニカ共和国になるがスペインがエジプトに無得点で2得点以上勝利でドミニカが1得点勝利すると逆転でドミニカが2位になる可能性がある。但しエジプトが1対3で敗戦、ドミニカが1対0で勝利するとエジプトとドミニカが得失点差、得点と失点が同じとなり直接対決の結果になるがここでは警告数でエジプト1、ドミニカ2によりエジプトが2位になる。

ドミニカが2点差勝利をするとエジプトが点差問わず敗戦すると逆転して2位通過になるだけにスペインの戦い方次第で対戦相手が変わる。

ただスペインの勝利もしくはドロー以上の可能性はかなり高いだけにエジプトかドミニカになるだろう。

スペインが2位通過しなければ日本はかなり有利なトーナメントになる。B組1位が現時点で4チームが勝ち点3で並ぶだけにアルゼンチンも1位通過が危うい。アルゼンチンが2位以下になるとA組のフランス1位突破が堅いだけに強敵の殆どは反対側のトーナメントに行く事になる。

そうなった場合は準々決勝でエジプトかドミニカ、準決勝でアメリカ、ニュージーランド、ギニア、モロッコ、ウクライナ、イラクの勝者と対戦する事になる。フランス、アルゼンチン、スペインが反対側に回るだけでもかなり大きいだけにメダルの可能性は大きく広がる。

C組は先に結果が出るのでその結果を見据えて戦える事は大きい。

イスラエルも可能性を残しているだけに油断できない相手だけに出場するメンバーが確りした戦いを見せてほしい。





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