3日(日本時間3日)パリ五輪サッカー日本代表女子準々決勝日本代表対アメリカ戦がパルク・デ・プランスで行われ、0対1で日本はアメリカに果敢に挑んだが延長FWトリニティ・ロドマンに決勝ゴールを決められて力尽きベスト8で五輪の戦い終えた。

試合は前半から果敢にゴールを目指した日本は再三チャンスを作るもゴールを奪えるシュートを打てず0対0のまま延長戦に突入し、延長前半アディショナルタイムにアメリカはFWトリニティ・ロドマンにゴールを決められてその後ゴールに迫ったものの最後までゴールが遠くベスト8で姿を消した。

これでなでしこジャパンは2大会連続ベスト8止まりとなり、改めて世界との差を痛感する大会となった。





男子同様準々決勝で当たるにはあまりにも高い壁だった。今のなでしこジャパンを見るとW杯を優勝し、ロンドンで銀メダルを獲得した頃の強さはなく当時のメンバーだった熊谷紗希が唯一経験者として知る世代になった。

今のメンバーでも当時と違い欧州主要クラブのレギュラーとしてプレーする選手は増えてきているが当時から最大の課題となっているシュート力の差がこの試合でも顕著に表れた。

欧州やアメリカの選手を見るとやはりパワーが違うし、ミドルシュートもかなり強力だが日本はそういうシュートを打てる選手が少なく唯一あっと言わせたのがブラジル戦で決勝ゴールを決めた谷川萌々子だったがコンディションが万全ではなくアメリカ戦ではベンチ外となった。

ボールを回せるもののゴール前で競り勝てる選手がなかなかいないのが今のなでしこジャパンの来る新台所事情だった。

この大会を持ってDF熊谷紗希が代表を退く可能性がありそうなるとW杯で準優勝を経験した選手が誰もいなくなる。それだけ澤穂希がいた時代の選手が凄かったという事だけれど、その時代は国内リーグでプレーする選手が多かったが、今は欧州では女子サッカーはかなりの人気であり待遇もかなり改善されているという事で代表の多くの選手が欧州でプレーするようになった。

そこは代表としては明るい未来があるけれど、国内リーグのWEリーグはプロ化したものの人気が乏しくW杯で優勝したメンバーが現役を続けている状況で引っ張っているが底上げはこれからになる。

次のW杯やロス五輪が長谷川唯らの中心メンバーが最後の代表になるだろうから彼女たちに続く選手が出てきてほしいところではある。その意味ではこの大会では20歳前後の選手を多く起用して経験させた事は今後に繋がる大会になったと思う。

次のW杯まで3年あるけれどそれまでにどれだけ選手たちが成長するのか期待したい。



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