ストーリー



今回はプロランナーのマネージメントについて描かれたけれど、長距離のマラソンは1つのレースをやるのにかなりの時間を要する。まずは確実に42.195kmを走れるようにする体力を持たなければならない。しかもこれを2時間5分位で走るとなれば相当な練習量で身に付けなければならず1度レースを走ると相当な疲労が蓄積する。

川内優輝のような公務員時代に毎週レースに出ていた選手もいるけれど、川内優輝はレースが練習と語っていたがそれは普段練習する時間がないからというのも理由だった。

しかし本来の選手だと年間でレースに出ても2，3レースが限度であり、マラソンとなるとそう何度も出場できるものではない。

その中で今回の選手秀島修平は世界記録を目指すとデカい事を言ったが、目標としては良いけれど、現実的には日本記録を破る事が前提になる訳でそう簡単に今の世界との差を縮める事は難しい。

そういう現実からもレースで入賞できず10位に終わった事はそれだけでバッシングを受けてしまうのは有り得る事で、新町もサッカー選手として散々叩かれた経験があるからこそ寄り添える気持ちがわかる面もあった。

その中で選手にとって1番良い形は何か？と新町が考えると色々な人が深沢がどうしてこの選手に思い入れがあるのか？を聞いた事により新町は深沢がマネージメントする事が1番最善だと感じて再び深沢が担当する事になり、今度はどんどん言いたい事を言う事を条件に担当に復帰したのだった。

次回は新町はまだ現役を諦め切れない中でテストを受けるチャンスが来た。果たして新町は現役を諦め切れるのか？それとも諦め切れないのか？その展開に注目だ。