前年の綾瀬さんと違い心配された吉高さんが無難に司会を進行したので

司会によるハプニングは殆どなかったんだけれど、

それが逆に面白味を無くしてしまったかなというのを少し感じた。

でも吉高さんは見事にこの大役をやり切っただけに

本当にお疲れ様でしたと言いたいところです。

今回は北島三郎さんが引退されて初めての紅白でしたが、

世代交代は必要ですし、元気なうちに後進に譲れる事が１番なので

なかなか北島さんの後を引き継ぐのは難しいですが、

その意味ではSMAPが１番の後継者になるのかなと思います。

そんな中でも１番気になったのはAKBグループが４組も出場した事で

全く個性がないという事を痛感させられた。

ジャニーズのグループは６組登場しましたけれど、

それぞれ個性的で同じ事務所でもこれだけ違うものだと思うほどなので

本当に見所があるんですよ。

それに比べAKBグループは４組とも何が違うのか良くわからないと

言わざる得ないほどでした。

AKB本体を除けばSKE、NMB、HKTとこれだけAKBが４組も同じような飴を舐める様な

グループが必要なのか？と言いたい。

結局ＣＤを握手券にしてしまった功罪がここにあるという事ですが、

２０１５年からはハイレゾが本格的に普及していくようなので

本当に音楽が評価されるべきは歌である訳で

握手券を売った枚数で決めるものじゃない。

AKB本体だけは出場しても良いけれど、

SKE、NMB、HKTについては出る意味が殆どない。

これじゃあ近年復活してきたモーニング娘。のメンバーが報われないと思いますよ。

彼女たちのダンスパフォーマンスは相当凄いレベルになっているというから

SKE、NMB、HKT３組よりも見所が大きいと思いますよ。

そして残り２枠は歌で勝負できる歌手を入れるべきでしょうね。

SKE、NMB、HKT３組が出場したために質の高い歌手が出場できなかったのは

ある意味残念でならない。

売上は大切ではありますが、

真に音楽をどう評価すべきなのか今一度考えらせられました。

そんな中で個人的に気に入ったのは

miwa、西野カナ、V6、TOKIO、絢香、SEKAI NO OWARI、ゴールデンボンバー、

福山雅治、サザンオールスターズ、いきものがかり、椎名林檎、中島みゆきという感じですね。

もちろん花子とアンのコーナーも面白かったし、

アナと雪の女王も本家と日本版の共演は見所でした。

中森明菜さんの出場も驚きましたがレコーディングできるほどまで

回復しているので本格的な歌声を聴ける日が楽しみですね。

何か色々苦言が多かった今回でしたが

次回はどんな紅白を観る事ができるのか今年の大晦日を楽しみにしたいと思います。



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