29日Jリーグ14第33節が行われ、

17位セレッソ大阪はホームで3位鹿島アントラーズと対戦し、

1対4で敗れてJ2降格が決まった。

セレッソはFWフォルランをベンチ外とし、

FWカカウもベンチスタートにする不可解起用でスタートし、

前半33分に鹿島のMFカイオのゴールで先制を許して前半を折り返すと、

後半もFW赤崎に立て続けにゴールを奪われ、

最後はMF柴崎に引導を渡されるゴールで力尽きた。

これでセレッソ大阪は5シーズンぶりのJ2降格が決まり

有望な若手選手の大量流失の可能性でチーム崩壊の危機を迎えた。
チームというのはバランスであり、

1度バランスを崩してしまうとどんなチームでの立て直す事が

困難なのは2年前のガンバ大阪の戦いぶりで良く知っているはずだ。

遠藤、今野、二川、明神らベテランに有望な選手を多く抱えた

チームの降格劇はチームは1度バランスが崩れると

それだけ凄いメンバーでも立て直すのが困難だという事を痛感させられた。

セレッソもシーズンで2度も監督交代劇を行っている以上

チームの方向性がおかしくなるのは当然であり、

監督代われば方針変わるし、選手起用も変わってくる。

シーズン前はフォルランが入り、柿谷、南野、山口、扇原ら有望な選手が揃っていた事で

上位争いが注目された。

ACLを戦った事もあるけれど、前半戦は過密日程で苦しんだのは仕方ない。

フォルランがいくら世界的選手とはいえ、

アジアの移動は欧州CLとは比べものにならないほど過酷で厳しいものだ。

それに選手層が厚くないチームにおいてフォルランがフル稼働できるほどの状況に無く、

リーグ戦、ACLを戦う事そのものがどのチームも難しい。

W杯前を振り返ればそれほど悪い位置とは個人的には思わなかった。

守備も崩壊している訳じゃなく、ただ勝ち切れないだけだった。

それがポポビッチ監督を解任してからチームはおかしくなった。

ポポビッチ監督はポゼッションを活かした攻撃サッカーだったが、

次に就任したペッツァイオリ監督はそれとは正反対のカウンターサッカーだった故に

攻撃力が鳴りを潜めてしまった。

セレッソには不幸も重なり、監督交代のために山口、柿谷、フォルランが

その間ペッツァイオリ監督の指導を受ける時間がなくリーグ戦を戦う事になった。

戻ってきたら全然別なチームに戻ったという感覚になった事で

サッカーの方向性が確実におかしくなったのは否めない。

そして9月に2度目の監督交代となり大熊裕司監督になったら

今度はフォルラン、カカウらが外された。

要するに大熊裕司監督にフォルラン、カカウを扱える技量が明らかに無かったという事だ。

ポポビッチ監督、ペッツァイオリ監督はそれなりのチームで指揮した経験が

あったから保たれていたが、大熊裕司監督は実績もなく、

彼らが主張する事でチームの和が乱れると外す暴挙に出た。

監督ってこういう時重要なもので、

選手をどうコントロールするかという部分だ。

残念ながらセレッソにはそういう部分を重要視しなかったというしかない。

フォルランのような世界的な選手が故障じゃない理由で

試合に出場させてもらえないとは選手の扱い方を

間違ってはならないと感じたものだ。

利益はもたらしたが土台は大きく崩れた。

これでセレ女も多くは去る事だろう。

多くの主力選手が移籍すれば残る選手に興味があるセレ女はどれだけいるだろうか?

一種の流行り病のようなものを来季のセレッソは観る事になるのかもしれない。

これで残るは清水と大宮だけれど、

どちらが落ちてもオレンジ伝説に終止符が打たれる事は決定している訳だけれど、

清水はドロー以上で残留、大宮は清水が敗れた上で勝利したら

残留と清水にアドバンテージがある。

果たして最終節で歓喜の残留を得るのはどちらか?

目が離せない。

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