11月22日公開の映画「日々ロック」を鑑賞した。

この映画は勉強もスポーツもダメだが、

ロックを愛する事だけは人一倍強い男がある日凶暴なアイドルに

曲を作ってほしいと頼まれた事から誰かのために曲を作っていくストーリーである。

売れないロックバンドは数多いと思うけれど、

彼らのようにとことんバカをやれるのもある意味羨ましいと思う事があるだろう。
人には色々な得意、不得意があるものだけれど、

個々で登場する男たちは他は不得意だが、

ロックを愛する気持ちは誰にも負けない人たちだ。

ロックの上手い下手は聴く人次第だけれど、

ロックは魂の曲なので正直上手い下手ではなく魂が届くかどうかというのがある。

その中で男たちはある女性アーティストに出会った事で

誰かのために曲を歌おうとするのだった。

果たしてロックを愛する男たちはどんな魂のロックを歌うのだろうか?

キャスト

日々沼拓郎演じる野村周平

宇田川咲演じる二階堂ふみ

草壁まもる演じる前野朋哉

依田明演じる岡本啓祐

新庄演じる 落合モトキ

犬飼祐一郎演じる 古舘佑太郎

町田町子演じる喜多陽子

象徴さん演じる蛭子能収

風間泉演じる毬谷友子

松本猛演じる竹中直人

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

勉強もスポーツもダメ、彼女ナシのパッとしない高校生だが、

ロックを愛する心だけは人一倍強い日々沼拓郎。

友人に誘われバンドを結成した彼は卒業後、

上京して伝説のライブハウスで活動し始めるが、なかなか客は集まらない。

そんな現実にもめげず熱いライブパフォーマンスを繰り広げていたある日、

アーティスト宇田川咲と出会う。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとして勉強もスポーツもダメ、

彼女ナシのパッとしない高校生だがロックを愛する心だけは

誰にも負けない日々沼拓郎は高校卒業と同時に上京してライブハウスで活動していた。

しかしライブだけでは食べて行けずバイトの日々を送りながらライブハウスで歌っていた。

そんなある日何時ものようにライブを行っていた日々沼の前に

突然ある女性が飛び入りでライブに割り込んできた。

日々沼らを蹴り飛ばして歌ったのは人気アーティストの宇田川咲だった。

2人の出会いは最悪だったが、ライブハウスのオーナーとは

顔なじみで以前はこのライブハウスで歌っていたが

芸能事務所のイメージ戦略でこのライブハウスで

歌っていた事は伏せられていたのだった。

よく芸能人の過去の経歴というのを紹介されているけれど、

中には再ブレイクしたアーティストが

実は過去別のアーティストとして活動していた事は珍しくない。

咲も人気アーティストになったばかりに色々イメージ戦略で制限が掛けられていた。

そんな咲は日々沼に曲を書いてほしいと依頼され

日々沼はどういう曲を書いて良いのか悩む事になった。

そんな中で日々沼は対バンをする事になり、

負けたらこのライブハウスで出なければならない窮地に追い込まれる。

そんな中で日々沼は渾身の曲を作り、

魂のロックで観客を惹き付け見事に対バン勝利を飾ったのだった。

その中で日々沼は咲のライブに招待されて

咲のライブパフォーマンスに圧倒される。

咲は今で言うときゃりーぱみゅぱみゅというイメージのテクノサウンドだけれど、

確かに魅了されるだけのステージを演出している。

そんな中で咲の紹介で咲のプロデューサーが日々沼の歌を聞くが、

プロとしては3流とバッサリ切られたのだった。

さらに不幸にもライブハウスが火事になり

日々沼らは各地でバイトをしてライブハウスの修繕費を支払うために働いていたが、

そんな中で日々沼の元にに思わぬニュースが飛び込んできて

再び咲へ会いに行くのだった。

果たして日々沼は咲に曲を届ける事ができるのだろうか?

結末は劇場で観てほしいけれど、

ロックは魂の歌なので正直上手い下手というのは関係なく、

その歌が伝わるか否かなのだと個人的には思っている。

日々沼もボーカルは正直上手くないが、魂で歌っているロッカーである。

その中で日々沼は誰のために歌っているのか?

何のために歌っているのかを咲と出会うまでは持っていなかった。

故に咲のプロデューサーから何のために歌っているのかを

問われた時に何も答えられなかった。

しかし咲がある事になったのをキッカケに日々沼は

咲の為に曲を書く事を意味を理解して、

咲の為に曲を書いて咲の前で歌うのだったが、

この劇中で登場する歌詞の内容は地上波ではピーの連続となってしまうので

地上波で放送するのはほぼ無理なのかもしれない。

日々沼が咲に伝えた魂はしかと受け止められたのだった。

総評として日々沼はロックを愛する意味を咲との出会いで本当に理解した。

誰かのために歌う事こそロックなのだという事を!

そして咲もそんな日々沼の魂を受け止め生きようとしていく気持ちにさせた。

魂を相手に伝える事こそロックだという事を描いた作品だった。

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