14日サッカー国際親善試合日本対ホンジャラス戦が豊田スタジアムで行われ、

6対0で日本がDF吉田、MF本田、MF遠藤、MF乾2ゴール、

FW豊田のゴールで大勝し4試合の不安を払しょくする大量得点で勝利した。

試合は前半から日本が主導権を握り、

前半9分日本はCKからDF吉田が押し込み先制すると、

前半41分にフリーになったMF本田が落ち着いて決めて、

前半44分にはMF遠藤が決めて3点リードで前半を折り返した。

後半MF乾を入れてさらに活性化し後半2分にMF乾がゴールを決めると、

後半24分にはFW豊田、後半26分にはMF乾が再び決めて圧勝した。

これで日本代表はアギーレ体制の不安を払拭したが、

この5試合で何がダメで何がハッキリしたのか明らかにもなった。
この試合を見る限りは過去4試合でまず国内所属選手を振るいにかけて、

さらに海外の選手も振るいにかけた。

その結果アギーレが導き出した答えは国内で世界に通用する選手はわずかで、

海外の選手も自分の哲学に反する選手は

外したというのがこの試合での答えなのかもしれない。

今日の先発メンバーは

日本代表のフォーメーションは4−1−2−3

GK川島

DF

右SB内田 CB森重 CB吉田 左SB酒井高徳

MF

アンカー長谷部

右MF遠藤 左MF香川

FW

右W本田 CF岡崎 左W武藤

武藤を除けばブラジルW杯メンバーで構成されていた。

ザックでもそうだったが世界で戦うには国内で頑張っている選手では

通用するのはわずかで、ブンデス中心にリーグレベル5位以内に入る

リーグでプレーする選手が世界で戦えるという事を示した。

ブラジル戦では本田、長友ら主力の殆どを外したが、

これは主力なしでどれだけ戦えるのか?というのを試したという向きが強い。

確かにベストメンバーで戦えばどうなったかわからないが、

それでもあのメンバーで戦える選手じゃなければ

世界で通用しないという事をアギーレはあえて

ブラジル戦を生贄にする事で通用しないと判断したメンバーは外したと言える。

もちろん怪我人もいたとはいえだ。

期待されたハーフナー、細貝も今回は見限られている。

ただこれからの世代のこともあり、

海外以外では国内所属選手を控えとして招集している。

招集された面々がどれだけ使われるかは正直わからないが、

今アジア杯を獲るためには海外組中心にしなければならない

という事だけはハッキリしたという事だ。

このメンバーは配置が変わった以外は

やり慣れたメンバーなので連携面の不安は全くないし、

攻撃力ある3人をどう活かしてゴールを奪うかというのが

今回の課題だったが、あまりにもゴールが多過ぎたために何が良かったのか?

と問われればなり慣れたメンバーがアギーレの要求するサッカーをしたに過ぎない。

要するに上積みなし!

ただ忘れてはならないのはここに乾が加わった事により

乾が復活したのはある意味大きいし、

途中で起用された柴崎、田口はアギーレが長谷部、遠藤という生きた教材を見せて学べ!

という事だったのかもしれない。

2人は前回から続いて招集されているので

2人に続くボランチにしようという意図は十分感じた。

GKについては西川が途中から起用されたが

川島にある程度見切りをつけているのかも知れないし、

余裕で代えたのかは次の試合で判断したい。

とはいえこのメンバーで勝ったとはいえ遠藤に頼らなければならない

今の日本代表の世代交代の難しさだけは痛感した試合だった。

次はオーストラリアと対戦する。

アジア最大のライバルだけにこの相手に今どれだけ戦えるのか?見所だ。

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