12日大河ドラマ「軍師官兵衛」第41話を視聴した。

今回は官兵衛が北条を降伏させて秀吉の天下統一が果たされた。

しかし秀吉は降伏した北条氏政を切腹させ、

その領土を家康の転封という形にしたが、官兵衛は家康に詫びを入れている。

そんな中秀吉は次に明を征服するために朝鮮を従わせようとしたが、

朝鮮が首を縦に振る訳が無く、

秀吉の暴走に秀長が危惧して利休、官兵衛に託してこの世を去った。

そんな中秀吉に官兵衛は意見するも聞き入れられず、

逆に利休に切腹を言い渡されて切腹してしまう。

そんな最中鶴松が病死し憔悴する秀吉はそれを忘れようと

官兵衛らに朝鮮出兵を言い渡し名護屋に城を築城する事になったシーンがメインだった。
今回は官兵衛の説得で降伏した北条だったが、

これを秀吉が約束を破り氏政を切腹させ、

家康に転封を命じてますます秀吉の暴走に拍車をかけた。

これに官兵衛らも動揺するが、

秀長が利休、官兵衛に秀吉の暴走を止めるようにという遺言を言い渡してこの世を去る。

そんな中で秀吉は朝鮮の使者に道案内を求めるが、朝鮮が応じる訳がなかった。

日本は朝鮮から見れば小国であり、

歴史的にも朝鮮の方が長くそんな条件を受け入れる訳がなかったし、

何より明は領土だけなら世界有数の大国だった訳で、

そういう相手に対して征服しようともくろむのがそもそも無謀であったのは言うまでもない。

まして言葉が通じない相手との戦いになる訳で尚更困難を極める。

この朝鮮出兵が400年以上経ても遺恨を残す事になった訳であり、

秀吉の行動が今に至るまで日本を苦しめる事となる。

最も300年前に元寇で2度攻められた経験があり、

その時は嵐に助けられた訳だけれど、

陸地続きだったら間違いなく日本は中国の属国だったのは言うまでもないだろう。

海という天然の要塞を持っていたからこそ攻められなかった訳で、

朝鮮は陸続きだったら常に中国の脅威を晒されてきた。

当然それを阻止すべく利休、官兵衛が苦言を述べるも当時の秀吉の耳に届く事は無く、

官兵衛は戦で絶対的に重要な人物だったので切腹を言い渡す事はしなかったが、

利休には切腹を命じている。

利休が官兵衛の身代わりになったという事になっている。

それでも秀吉の暴走は止められず、

鶴松が病死した中で秀吉を止める術は残されていなかった。

そして官兵衛に名護屋城築城を命じる。

次回はついに朝鮮へ出兵する事になった官兵衛は

そこでどんな采配を振るう事になるのか?

その采配に注目だ。

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