23日Jリーグ14第25節が行われ、

アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで1位浦和レッズと対戦し、

0対2で浦和が2つのミスを見逃さずに決め切り、

新潟は同じシステムで挑むも経験と実力の差の前に阻まれ、

8勝10敗7分勝ち点31得失点差−9で12位に後退した。

深刻な得点力不足も重なり、上位進出も難しくなる状況に追い込まれた。
経験の差と言ってしまえばそれまでなんだけれど、

チャンスは新潟の方が作れていた試合だったのは間違いない。

しかしチャンスを作れていてもそれを活かし切れなければ何にもならない。

逆に少ないチャンスでもそのチャンスを確り決める浦和の強さを痛感した試合でもあった。

一体浦和と新潟にどれだけの差があったのかを振り返りたい。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは3−4−2−1

GK守田

DF

右CB大井 リベロ舞行龍 左CB和成

MF

右SH松原 ボランチ レオ 小林 左SH小泉

右トップ下 山本 左トップ下亜土夢

FW 指宿

浦和と同じシステムで挑んだ。

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まずこのシステムについてだけれど、

今の新潟にとって基本の4−2−2−2で挑んでいる事を踏まえても

和成の左SBの不適任さを踏まえればこの方がはっきりすると言えばハッキリするものの、

このシステムを果たして広島、浦和戦で使って良いものなのか?

と問われると実はかなり難しい面があったと思う。

システムが異なればこのシステムはかなり有効に活かせる。

仮に最近このシステムにしたという相手なら十分通用するだけの土台は

チームにはあるけれど、広島と浦和にはこのシステムで挑む事そのものが

逆に自らの弱点を相手に与えてしまう事になるという事でもあったし、

どうしても不慣れな選手が出て来てしまう。

できる事ならこのシステムを使う上で大切なのは

そのポジション慣れした選手を使う事だ。

このメンバーを見ればわかるかもしれないが、

CBは全員CB専門なので問題ない。

しかしMFについては左SHに入った小泉は元々ボランチの中央の選手なので

3−4−2−1の左というのはウイングバックを兼ねるポジションでもある。

4−2−2−2の左SHとは違う訳で、

右の松原はサイドバックなのでウイングバックになれるが、

小泉はウイングバックにはなれないという事だ。

この試合において失点シーンは全て左サイドを破られたものだ。

3バックだとどうしても両サイドの裏を突かれ易くなる。

故にそれを両サイドがケアしなければならないのだが、

そういう動きに慣れない選手を起用してしまえば

当然そういう欠点を突かれるのは当然の事だ。

システムそのものというよりもそのポジションに使うべき選手は誰だったのか?

というのが正しい見解になるだろう。

ただ現状として新潟の選手層を見ればわかるとおり

左サイドバックができるのは現時点でミョンジュと和成位しかいない。

その中でこれまで和成を使い続けてきている訳だけれど、

お世辞にもサイドバックの選手ではない。

故に和成を3バックの左にした理由は十分理解できる。

その上で左SHを誰にすべきだったのか?という見解だけれど、

私なら山本を左SHに起用した方が良かったと思う。

今回の3−4−2−1システムはこのメンバーであれば

4−2−2−2にシフト可能なメンバー構成なので

4−2−2−2にこの試合も変更したけれど、

変更した場合誰を何処に回すのかが1つのポイントとなる。

この試合では山本は2シャドーの右に配置した。

でもよく考えれば左サイドを本当にケアしたいなら

山本をサイドハーフに起用した方がこのシステムは機能させる事が可能だと思う。

元々磐田でも左サイドハーフをやった経験もあるし、

左サイドバックの経験もある。

その点を考慮すればどうして山本を左サイドハーフに起用しなかったのか?

という疑問がある。

試合開始のフォーメーションは3−4−2−1

GK守田

DF

右CB大井 リベロ舞行龍 左CB和成

MF

右SH松原 ボランチ レオ 小林 左SH小泉

右トップ下 山本 左トップ下亜土夢

FW 指宿

で行くなら以下のようにした方が確実に機能させる事ができたと感じる。

GK守田

DF

右CB大井 リベロ舞行龍 左CB和成

MF

右SH松原 ボランチ レオ 小林 左SH山本

右トップ下小泉  左トップ下亜土夢

FW 指宿

その上で4−2−2−2に戻す時には

GK守田

DF

右SB松原 CB舞行龍 CB大井 左SB和成

MF

ボランチ レオ 小林

右SH小泉 左SH山本

FW 指宿 亜土夢

元々亜土夢も昔はFW経験があるし、

小泉も右SHで試合出場経験があるので最も不慣れな

左サイドハーフとサイドバックを兼ねるポジション取りはしない方が良かったと思う。

3−4−2−1と4−2−2−2を使い分ける上で

どういう組み合わせなら欠点も少なくできてシステムとしてきのうできるのか?

を考えて入らなければ今日のような100試合以上3−4−2−1をやっている

浦和には到底太刀打ちできるものではない。

私自身は3−4−2−1を否定する必要はないと思っているし、

何より攻撃的に行くならサイドが高い位置を取る事で攻撃の選択肢は増えることになるし、

システムの転用で5−4−1にしてしまう事も可能なので

逆に上手く使えば3つのオプションを使い分ける事が可能だ。

その為には4−2−2−2で起用するに当たりどこで起用すれば

1番無理なく機能できるのか?

というのを確り理解した上で起用しなければならない。

後半には4−2−2−2に戻したけれど戻しても機能できるような選手起用が必要にはなる。

逆に中盤3枚にする4−3−2−1も実際に1度やっているので

位置取りと攻撃パターンを成熟させていく上では

1つのシステムに固持しない事も時として必要ではある。

現状指宿の高さがあるので1トップ2シャドーはかなり効果的ではある。

逆に今の新潟には3バックよりも4バックを維持して

3ボランチ、2シャドー、1トップという考え方があっても良いと思う。

現実1トップ2シャドーは機能していたので後ろを

4バックにするか3バックにするかの状況判断ができるようになれば

チームのシステム理解度と戦術理解度は向上して

得点に結びつけるだけの攻撃パターンを作れる事になる。

実際にこの試合では浦和の攻撃は本当に手数を掛けずにゴールまで結びつけている。

前半の失点シーンもMF阿部のロングボール1本を

サイドハーフのMF関根が折り返してFW興梠が決めるという

3プレーだけでゴールに持ち込んだ。

その間新潟守備陣は考える余裕すらなかった。

2失点目も左サイドが大きくスペースを与えたところに

ボールを出してDF森脇が走り込んで自らゴールを決めた。

わずか2プレー・・・

新潟の場合はシュートまでのシーンが何プレーもあり、

その間経験豊富な浦和DFは十分プレーを予測できてしまう為に

ゴールシーンに結びつかない。

最もGK西川の守備の大きさもあるんだけれど、

200試合の経験値と鉄壁GKの壁となれば普通に攻めてもゴールは遠い訳で、

本来なら浦和のように3プレーでゴールを決めるプレーが必要なのだ。

守る相手に速攻ばかりしても意味ない訳で、

よく見てそのスペースに選手が走り込めることが必要であり、

そしてわずかな時間で次のパスもしくばシュートを打たなければ

ゴールは遠いばかりだという事を浦和のプレーから学んでほしいところだ。

これで新潟は2連敗となり上位が遠のいた。

alb2014.09.23(10)


次の名古屋戦で敗戦するようだといよいよ残留争いを展開する事になるだけに

次のアウェイ名古屋戦は是が非でも勝ち点を取らなければならない。

名古屋戦ではこの2試合で学んだ経験を楢崎、闘莉王以外

経験不足のDFが多い名古屋に対してどれだけ活かす事ができるか?

そしてDFは確り無失点に抑えられるか?

まず守備の意識を持った上で戦って勝ち点を持ち帰ってきてほしいと思います。

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