5日サッカー国際親善試合日本対ウルグアイ戦が札幌ドームで行われ、
0対2でウルグアイに日本のミスを逃さず決められ世界との差を痛感して
ロシアを目指した戦いがスタートした。
試合は一進一退で進んだ前半34分
日本のバックパスを見逃さなかったウルグアイがボールを奪い、
これをFWカバーニが押し込んでウルグアイが先制する。
日本も攻撃を仕掛けるもウルグアイの堅い守りに阻まれ前半を折り返した。
後半日本は少ないチャンスを狙うも尽くゴールを防がれた
後半25分ウルグアイはFWエルナンデスに追加点を許してリードを広げられ、
日本も再三ゴールを目指したものの力の差は大きく日本はウルグアイに完敗した。
これで日本代表はロシアへのロードは世界との差を痛感するスタートを切り、
アギーレ監督が目指すシステムと戦術をまず知る試合となった。
0対2でウルグアイに日本のミスを逃さず決められ世界との差を痛感して
ロシアを目指した戦いがスタートした。
試合は一進一退で進んだ前半34分
日本のバックパスを見逃さなかったウルグアイがボールを奪い、
これをFWカバーニが押し込んでウルグアイが先制する。
日本も攻撃を仕掛けるもウルグアイの堅い守りに阻まれ前半を折り返した。
後半日本は少ないチャンスを狙うも尽くゴールを防がれた
後半25分ウルグアイはFWエルナンデスに追加点を許してリードを広げられ、
日本も再三ゴールを目指したものの力の差は大きく日本はウルグアイに完敗した。
これで日本代表はロシアへのロードは世界との差を痛感するスタートを切り、
アギーレ監督が目指すシステムと戦術をまず知る試合となった。
アギーレ監督体制となって初めての試合だった訳だけれど、
まず実際に試合をしないとアギーレがやろうとするサッカーが見えなかったので
まずその初戦としてアギーレがやろうとしているサッカーはある程度把握した。
このサッカーはとにかく多様性が求められる訳であり、
プレーヤーは状況に応じてシステムを理解してプレーする事が必要な事を
まず初戦でアギーレが目指すサッカーとして示された。
アギーレの4−3−3は時として攻撃的になり、時として守備的にもなる。
そして4−3−3でどういう選手が必要なのかもある意味知る事ができたと言って良い。
まだ戦術が浸透しない中で2つのミスが試合を決めた試合を振り返りたい。
日本代表のフォーメーションは4−1−2−3
GK川島
DF
右SB酒井宏樹 CB吉田 CB坂井 左SB長友
MF
アンカー森重
右MF細貝 左MF田中順也
FW
右W本田 CF皆川 左W岡崎
アギーレ監督の初陣は新戦力を即起用というメッセージを示してスタートした。
まずこのシステムについてだけれど4−3−3で大きくシステムを多重に変化できるという事だ。
ザックジャパンでは4−2−3−1か3−4−3のどちらかだったけれど、
この場合CBの選手を1人増やしたりしなければシステムを変更できない致命的な欠陥があった。
しかしアギーレが示したシステムではそういう欠陥はない。
具体的に説明すると
基本陣形である
4−3−3通称4−1−2−3は
5−2−3にする場合はアンカーの選手をCBの中央に下げて
4−1−2−3の2がダブルボランチという位置づけになる。
さらに守備的にしてしまえば5−4−1というWを2列目まで下げると
スペースを全て消す事ができるほど守備的にもできる。
もちろんこれが攻撃に転じた場合は両サイドが上がって
3−4−3とサイドバックがサイドハーフとして高い位置で攻撃参加し、
アンカーとセンターバック2人で守るから事実上の3バックにもなる。
4−3−3のシステムで以下のシステムが出来上がるという事だ。
基本 4−1−2−3
守備的 5−2−3
完全守備 5−4−1
攻撃的 3−4−3
1つのシステムで4つのフォーメーションが試合中に
変化できるというのがアギーレの示したシステムだ。
当初は4−3−3と5−2−3を分ける?という言い方をしていたが、
その回答はアンカーがCBだという事だ。
この試合で起用したのが森重だったという事でもわかるとおり、
森重はボランチ経験もあり、ボールコントロールにも長けている。
昔で言えばリベロというポジションに当たる。
3バックのど真ん中ができる選手がアンカーの位置で起用されるという事だ。
そしてこのシステムの軸はアンカーとCFはほぼ中央の軸で動くという事であり、
両サイドはアギーレが求めるシステムに対して
攻守の運動量が必要になるというのはこのシステムを実現するためだ。
そして2列目のアンカーの前は守備の時はボランチにもなるという事で
守備力のある細貝を起用している。
確かに守備的な5−2−3にした場合2の選手が
どちらも攻撃的で守備が弱い選手では務まらない。
一方で攻撃的な田中順也を起用している点でも
アギーレは1人守備に強い選手、
もう1人は攻撃に強い選手を使い分けるというメッセージと捉えて良いだろう。
今日の試合ではMFに田中順也を起用し、Wの右に本田を起用している。
本来なら逆な気もするのだけれど、
色々試していく中で田中順也の2列目起用は
パスを回す選手よりゴールを目指す選手を置きたいという表れかもしれない。
逆に言えばもう1人の2列目は守備と展開力が必要という事にもなる訳で
この要求はなかなか厳しいものがある。
守備の時にボランチになる事ができて
さらに展開力を備える選手は現状では長谷部か細貝というところなのだろう。
そうなると香川は何処で起用するのか?という部分があるが、
私が感じる限り田中順也のポジションで起用するのではないかと感じる。
本田をサイドで起用したという点はサイドからの展開も
視野に入れての起用でもあり、時として高さと決定力を備えるという面を感じた。
試合内容についてはこの試合は2つのミスで落としたのが全てなので
これも初めて起用された選手にとっては世界の厳しさを知っただけでも収穫だし、
選手達もアギーレが何を求めているのかを知る事ができたのではないかと感じる。
次はベネズエラ戦となるけれど、
ウルグアイよりは戦力が落ちるとはいえ南米相手では侮れない。
起用される選手は次も選ばれるように
必死でプレーしてアギーレの試験をパスしてほしいところだ。

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まず実際に試合をしないとアギーレがやろうとするサッカーが見えなかったので
まずその初戦としてアギーレがやろうとしているサッカーはある程度把握した。
このサッカーはとにかく多様性が求められる訳であり、
プレーヤーは状況に応じてシステムを理解してプレーする事が必要な事を
まず初戦でアギーレが目指すサッカーとして示された。
アギーレの4−3−3は時として攻撃的になり、時として守備的にもなる。
そして4−3−3でどういう選手が必要なのかもある意味知る事ができたと言って良い。
まだ戦術が浸透しない中で2つのミスが試合を決めた試合を振り返りたい。
日本代表のフォーメーションは4−1−2−3
GK川島
DF
右SB酒井宏樹 CB吉田 CB坂井 左SB長友
MF
アンカー森重
右MF細貝 左MF田中順也
FW
右W本田 CF皆川 左W岡崎
アギーレ監督の初陣は新戦力を即起用というメッセージを示してスタートした。
まずこのシステムについてだけれど4−3−3で大きくシステムを多重に変化できるという事だ。
ザックジャパンでは4−2−3−1か3−4−3のどちらかだったけれど、
この場合CBの選手を1人増やしたりしなければシステムを変更できない致命的な欠陥があった。
しかしアギーレが示したシステムではそういう欠陥はない。
具体的に説明すると
基本陣形である
4−3−3通称4−1−2−3は
5−2−3にする場合はアンカーの選手をCBの中央に下げて
4−1−2−3の2がダブルボランチという位置づけになる。
さらに守備的にしてしまえば5−4−1というWを2列目まで下げると
スペースを全て消す事ができるほど守備的にもできる。
もちろんこれが攻撃に転じた場合は両サイドが上がって
3−4−3とサイドバックがサイドハーフとして高い位置で攻撃参加し、
アンカーとセンターバック2人で守るから事実上の3バックにもなる。
4−3−3のシステムで以下のシステムが出来上がるという事だ。
基本 4−1−2−3
守備的 5−2−3
完全守備 5−4−1
攻撃的 3−4−3
1つのシステムで4つのフォーメーションが試合中に
変化できるというのがアギーレの示したシステムだ。
当初は4−3−3と5−2−3を分ける?という言い方をしていたが、
その回答はアンカーがCBだという事だ。
この試合で起用したのが森重だったという事でもわかるとおり、
森重はボランチ経験もあり、ボールコントロールにも長けている。
昔で言えばリベロというポジションに当たる。
3バックのど真ん中ができる選手がアンカーの位置で起用されるという事だ。
そしてこのシステムの軸はアンカーとCFはほぼ中央の軸で動くという事であり、
両サイドはアギーレが求めるシステムに対して
攻守の運動量が必要になるというのはこのシステムを実現するためだ。
そして2列目のアンカーの前は守備の時はボランチにもなるという事で
守備力のある細貝を起用している。
確かに守備的な5−2−3にした場合2の選手が
どちらも攻撃的で守備が弱い選手では務まらない。
一方で攻撃的な田中順也を起用している点でも
アギーレは1人守備に強い選手、
もう1人は攻撃に強い選手を使い分けるというメッセージと捉えて良いだろう。
今日の試合ではMFに田中順也を起用し、Wの右に本田を起用している。
本来なら逆な気もするのだけれど、
色々試していく中で田中順也の2列目起用は
パスを回す選手よりゴールを目指す選手を置きたいという表れかもしれない。
逆に言えばもう1人の2列目は守備と展開力が必要という事にもなる訳で
この要求はなかなか厳しいものがある。
守備の時にボランチになる事ができて
さらに展開力を備える選手は現状では長谷部か細貝というところなのだろう。
そうなると香川は何処で起用するのか?という部分があるが、
私が感じる限り田中順也のポジションで起用するのではないかと感じる。
本田をサイドで起用したという点はサイドからの展開も
視野に入れての起用でもあり、時として高さと決定力を備えるという面を感じた。
試合内容についてはこの試合は2つのミスで落としたのが全てなので
これも初めて起用された選手にとっては世界の厳しさを知っただけでも収穫だし、
選手達もアギーレが何を求めているのかを知る事ができたのではないかと感じる。
次はベネズエラ戦となるけれど、
ウルグアイよりは戦力が落ちるとはいえ南米相手では侮れない。
起用される選手は次も選ばれるように
必死でプレーしてアギーレの試験をパスしてほしいところだ。

