23日Jリーグ14第16節が行われ、

アルビレックス新潟はホームデンカビックスワンで12位FC東京と対戦し

0対1で前半に先制点を許した後はペースを握るも

ゴールを割る事ができず再び決定力不足の課題に直面し、

5勝4敗7分勝ち点22得失点差0で10位に後退した。

再開後のホーム初戦は今のアルビの得点力を

どうすべきなのかを再び考えさせられる試合展開となった。

再開後生で観るのはこれが私は初めてになるんだけれど、

新戦力として磐田からMF山本、韓国からイ・ミョンジェがメンバー入りし、

エースの堅碁が外れるという状況になり、これまでと違うチームという感じもした。

PSMや天皇杯ではそれなりに結果も出ていただけに

新たな攻撃陣に期待したところだったが、

期待する故に大きなプレッシャーになったのかもしれない。

今季のFC東京と新潟は堅守という点では似たようなチームなので1点勝負になったが、

今の新潟がどうやって点を取るべきなのか?検証したい。

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アルビレックス新潟のフォーメーションは4−2−2−2

GK守田

DF

右SB松原 CB舞行龍 CB大井 左SBイ ミョンジェ

MF

ボランチ レオ 小林

右SH山本 左SH亜土夢

FW 武蔵 岡本

新戦力2人が入りスタートした。

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試合は序盤から大きな展開も無く中央でボールの奪い合いが続いた

前半17分に東京はFW武藤のゴールで先制を許す苦しい展開!

最も今季の新潟はリードされた試合は良くてもドローにしか持ち込めていないだけに

1点が重く圧し掛かる展開ではあった。

その状況でFW武蔵、岡本がゴールを狙うも2列目が中央に

寄り過ぎたために相手も中央に人数が集まってしまい

全くと言って良いほどゴールは遠い。

シュートもGK権田に防がれ前半はいいところなく折り返した。

後半は2列目がサイドに展開するようになりスペースもそれなりにできたものの、

ゴール前でシュートになかなか持ち込めずこじ開ける状況に至らない。

今季のアルビはゴール前を固められると

殆ど何もできない状況が続いているだけにゴール前で

どうやってシュートをイメージしているのか?

という部分がこのメンバーでは大きかった。

堅碁がいる時は悪くても堅碁に収めて他の選手に展開するのだが、

岡本と武蔵ではどちらに収めるべきか?という部分も大きかった。

特にカウンターという点ではどうしても武蔵を上手く走らせたいところだが、

思うように走らせられない。

これはパスの部分になるんだけれど、

今季スワンは芝を張り替えた事によりボールが転がらなくなった。

パスで展開するチームにとってはこの芝はあまり良くない。

パスのチームは芝が走り易い方が回せるだけに、

この芝で初めて試合を行うという点で不利な部分があったのは否めない。

その上でゴール前に長いパスを上手く出せなかった事も

武蔵を上手く使えなかった要因だし、

前半は2列目の山本、亜土夢が中央に寄り過ぎていた事でスペースすら作れなかった。

山本は合流して日が浅いのもあるが、

2列目としての動きは思うようにできていなかったというしかない。

もっと2列目がサイドに開けば中央を開ける事ができたと感じる。

そしてこのメンバーならFWを達也だけでなく堅碁をベンチ入りさせていれば

もう少し違った展開もできたと思う。

確かに堅碁は不調かもしれない。

それでもけがなくプレーできるならベンチ入りさせてほしかった。

そうすれば後半FWをそっくり代える事も可能だった。

結局最後までゴールを破れず新潟は今季リーグ戦初の連敗となった。

守備面は決定的なシーンで松原が起死回生のディフェンスで

2失点目を阻止したので殆どそれ以上の失態は無い。

ただ攻撃に関しては新加入メンバーもあるが、

それ以上に各選手がどうやってゴールを決めるのかが定まっていない実情がある。

堅碁がスタメンの時はポストプレー、泥臭いプレーで得点源の起点となった。

しかし堅碁がいない時どういう形で得点を取るのか描けていただろうか?

まずそこから手直ししないとゴールのイメージができる事はまずない。

ただ指宿が入るようになればまた違った形になっていくだけに

高さあるFWが必要という考え方だ。

高さを重視した戦いをするのか?

それともまた違った形でゴールを目指すのか?

ゴールまででポジティブになる以上に

ゴールをどう決めるのかが最大のポイントになるだろう。

次節は前半戦最後の試合が1番苦手にしている等々力に川崎戦だ。

勝ち点を取れれば御の字の試合となるが、

苦しい中でも勝ち点を重ねて後半戦に突入したいところだ。

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