6日大河ドラマ「軍師官兵衛」第27話を視聴した。

今回は備中高松城を水攻めを実行した官兵衛は

毛利に清水宗治の切腹と5か国以上の明け渡しを条件に和睦を進める。

小早川隆景と安国寺恵瓊との会談で概ね合意に至ったが、

清水宗治は寝返りではなく切腹を選択する。

一方安土では光秀が家康との接待を仰せつかっていたが、

信長は光秀の態度が気に入らず、尽くダメ出しをする。

そしてついに光秀は信長からある言葉を受けた事で

信長に謀反をする事を決意し本能寺を目指すシーンがメインだった。
今回は本能寺直前という事でこの時の情勢として

まず東側は既に関東では滝川一益が上野で北条と戦っており、

北陸でも柴田勝家が上杉景勝と魚津城で壮絶な戦いを繰り広げていた。

家康は安土で接待を受けた後に堺を観光している。

丹羽長秀は摂津で待機していた。

そして秀吉は今備中毛利攻めの最中だった訳だ。

既に中央は制覇していた事もあり多数の軍勢が必要としなかった事も大きい。

殆どの兵は国境で戦っていた訳だ。

そんな中で秀吉の備中高松城攻めはここで毛利に勝利すれば

毛利に勝ち目がない事を決定づける戦でもあった。

恐らく毛利はこの戦で和睦し信長に降るつもりだったのかもしれないが、

信長は即刻打ち首にしたのかもしれない。

官兵衛の策によって水攻めをされた備中高松城は兵糧が尽きる直前だった。

そこで毛利側の安国寺恵瓊と和睦交渉を続けて行く訳だけれど、

ここで官兵衛はまさか本能寺が起きるとは考えていなかったと思うが、

もし知っていたらこの策は秀吉に天下を取らすために大きな策になった事にもなる。

そして光秀もまた丹波を召し上げられた事、

そして天皇を信長が排除しようとしていた事が引き金になった。

確かに信長は既に天皇の存在意義そのものが

この国を変えるキッカケになると考えていたのだろうけれど、

1000年以上続く天皇制の国において天皇そのものが神だった訳だが、

信長はそれこそ日本を変えるチャンスだと考えたのだろう。

ここでもし天皇が排除されていたら

果たしてその後どうなっていたのかは想像できない部分だが、

少なくても混乱を収める存在が無くなった事は間違いない。

どんな時でも天皇あってこその世であった訳で、

江戸幕府時代ですら徳川が力を持っていても天皇を廃していない訳で、

天皇そのものを廃す事がいかに大変な事なのかという事を知る。

次回はついに光秀が信長を討つ!

これを知った官兵衛は秀吉に天下を取るチャンスと進言する。

果たして官兵衛はこの時何を思ったのだろうか?

その決断に注目だ。

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