21日公開の映画「聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY」を鑑賞した。

この映画は1986年に3年間放送された聖闘士星矢の最新作の劇場版で、

1番人気のある12宮編を新たにリアルに描き直した作品である。

長年のファンなら全てのシーンを知っているけれど、

原作と多少ストーリーは異なるものの、

新たに提示されたストーリーに見入ってしまう事だろう。
アニメが放送開始されて28年になる訳だけれど

当時の技術と今の技術では大きな差がある故に

今回の描かれ方が果たして当時のファンにとって

どういう受け方をする事になるのか人それぞれかもしれない。

無論私も当時見入ったファンの1人だけれど、

あの時代のストーリーのその後はコミックなどで読んでいるので

その後のストーリーも知りながら3月まで放送されたΩでは

星矢の次の世代の活躍を見届けていたものだ。

でもΩに辿り着くまでにはそれ以前の伝説を知らなければ

辿り着かない訳で短い中で原作と違った部分について触れながらレビューしていきたい。

ストーリー

遥か神話の時代、闘いの女神アテナを護る戦士たちがいた。

彼らこそ、この世に邪悪がはびこる時、必ずや現れるという希望の戦士・聖闘士。

長きに渡る「聖戦」より時は経ち、現代。

自らの持つ不思議な力に思い悩む少女・城戸沙織は、

突如刺客に襲われ、青銅聖闘士の少年・星矢に救われる。

そこで自らの運命と使命を知った沙織は、

星矢と仲間の青銅聖闘士と共に聖域へと向かう決意をするのだった。

だがそこには教皇の罠と、

聖闘士の中でも最強を誇る伝説の黄金聖闘士たちとの死闘が待ち受けていた――!

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとしてわずか90分で描かれるという事で

どうしても省略される部分が否めないのだが、

個人的には120分位で描いてほしかったとは感じている。

ファンにとって観たかったシーンも少なくなかったと思うので、

その中で絶対に変えていなかったシーンはほぼ12宮前半に纏められている。

その前に沙織と星矢たちの出会いが描かれているが、

それはある意味沙織が決意するまでのエピローグとして捉えれば良いと思う。

12宮へ向かう前に本来ならシルバー聖闘士との戦いも描かれるのだが、

それは完全にカットされている。

あれを描いたら逆に即12宮へは行けないんですけれど、

それでも白銀聖闘士を通り越していきなり黄金聖闘士との戦いになる。

そして始まった12宮の戦いだが、

その直前に沙織が弓矢に刺された事が描かれるが、

ここでは矢は見えずある程度は動けるようになっている。

そしてムウとは戦わず、アルデバランと戦うも、

アルデバランは大量のごちそうを食べているという図式は

アニメ版ではなかったシーンである。

本来ならこの次に双児宮があるがここでサガは登場せずそのまま通過し、

巨蟹宮でデスマスクと対峙する。

デスマスクがユニークなキャラクターになっていたのには驚いたが、

それでも残忍さは変わらない。

ここで冥界に飛ばされるのは本来紫龍だけだったが、

ここに氷河も飛ばされる。

しかしここで氷河は宝瓶宮を守るカミュに拾われ、ここでカミュと戦う。

いきなりカミュとの最終決戦になる訳だけれど、

殆ど戦っていない氷河がここでカミュ最大の奥義

オーロラエクスキューションの相撃ちとなっている。

本来なら1度天秤宮に降り立つ事になるのだが、ここは完全省略となった。

そして獅子宮ではアイオリアと再び対峙する。

しかし以前のアイオリアじゃないのは原作と一緒で星矢と瞬が戦うが、

星矢がここでペガサス彗星拳でアイオリアと互角に戦うが、

ここで止めに入ったのが意外にもシャカというのは本当に意外だ。

このストーリーではシャカは最初から戦う存在ではなく

既に星矢たちの味方というのは意外な展開になっている。

そして次は天蠍宮のミロと磨羯宮のシュラが人馬宮で挟み撃ちにしている。

原作ではこの2人が共闘する事は無いが、

ここで2人が星矢たちを散々叩きのめす。

しかしここで後から追ってきたムウたちに沙織が本物のアテナである事が説明され、

ミロとシュラがここで沙織に忠誠を誓う。

そこで愛降ろすが残した君たちにアテナを託すという言葉が出てくる。

ここでシェラが生き残るというのは元々シェラはアテナに忠誠心が強かった事で

あえて生き残る事が得策という判断からだろう。

そして最後に登場するはずのアフロディーテは星矢たちと戦う事なく

サガにあっけなく倒されるというもう存在そのものがなかったかのように扱われている。

そして最後にサガと星矢が対決する。

果たして星矢はサガに勝つ事ができるのか?

結末は劇場で観てほしいけれど、短い時間だと本来描きたかったシーンを

カットして新訳するケースは珍しくない。

でも新訳も考え方次第ではこういう見方もあるかと思わせてくれるものだ。

個人的にはこういう描かれ方も悪くはない。

逆にその後に続くストーリーがどう描かれていくのかという楽しみはある。

でもそうなるとある程度入れ替えなければならなくなりますけれどね。

総評としてリアルな絵写になってもやはりこの伝説のシーンは見所多数だったし、

戦闘シーンがどう描かれるのかはやはり原作者が監修だからこそ

上手く描かれたと言って良い。

もし続編が制作されるならその先の新訳を是非観て観たいものだ。

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聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY Original Soundtrack
サントラ
ユニバーサル ミュージック
2014-06-18