18日(日本時間19日)ブラジルW杯B組スペイン対チリ戦がリオデジャネイロで行われ、

0対2でチリが前回王者スペインに勝利し、スペインはオーストラリアと共に1次リーグ敗退が決まった。

試合は前半23分チリがFWバルガスのゴールで先制すると、

前半43分にMFアランギスが押し込んでチリ2点リードで折り返す。

後半スペインも猛攻を仕掛けるも尽くゴールを捉える事ができず、

スペインがまさかの1次リーグ敗退が決まった。

これでスペインは早々に大会から姿を消し、

前回大会に続く王者の1次リーグ敗退となった。
サッカーとはどんなに強くても1度歯車が狂ってしまうと

どうする事もできないという事を教えてくれた試合だった。

チリの好守に渡る献身的な動きも良かったけれど、

それ以上にスペインの選手達が焦っていた。

初戦で5失点した事が最終的に大きく響いた結果だけれど

これだけ強いチームが早々と1次リーグで敗退するというのは

多くの人が想像できなかった事だ。

スペインは元々ポゼッションサッカーなので

ボールをキープしている時は抜群に有利だ。

しかしそこに決定力ある選手を欠いたり、

不用意に先制点を許すとなかなか打開できるものでない事も事実だ。

スペインは昨年のコンフィデレーション杯決勝で

ブラジルに0対3で敗れていた事を踏まえるとその弱点を突かれた格好だ。

また1つの時代が終わったという事なのだろう。

これでグループBは早々にオランダ、チリが決勝トーナメント進出を決めた。

直接対決で1位か2位かを決めるけれど、

やはり1位通過してブラジルとの対戦を避けたいのが本音だろう。

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