5月3日公開の映画「悪夢ちゃん The夢ovie」を鑑賞した。

この映画は2012年10月に連続ドラマとして放送された悪夢ちゃんを映画化した作品で、

平和が訪れた6年2組がある転校生が来た事により

悪夢ちゃんが再び悪夢を観た事が現実となり

その悪夢を振り払うために再び彩未と悪夢ちゃんが阻止して行くストーリーである。

連続ドラマの続編に当たる今回は悪夢を観た先に悲しき事件の結末がそこにあった。
連ドラの時は最初から最後までレビューを続けていた訳だけれど、

悪夢ちゃんが悪夢を見る事でそれが現実になるというストーリーが面白かった。

もちろんその中には真剣に向き合うシーンもあった訳だけれど、

今回はスペシャルドラマの後のストーリーとなる訳だが、

1人の転校生が転校してきた事で起きる数々の事件に悪夢ちゃんが予知夢で見てしまい、

それを彩未が介入して悪夢を阻止していく。

しかし転校生の事情を知った先に待っていたのは悪夢では描かれなかった悲劇だった。

果たしてその悲劇とは何だったのか?

キャスト

武戸井彩未演じる北川 景子

古藤結衣子演じる木村 真那月

渋井完司演じるマリウス葉

渋井幸介演じる佐藤隆太

斉藤美保演じる本上まなみ

井上達彦演じる六角精児

志岐  貴演じるGACKT

平島 琴葉演じる優 香

原 聡子演じる濱田 マリ

麦山 勇市演じる岡田 圭右

稲本 克行演じる川村 陽介

山里 峰樹演じる和田 正人

中込 真也演じる阿南 健治

甘澤 龍子演じるキムラ 緑子

古藤万之介演じる小日向 文世

ストーリー

他人の無意識と感応し、その人の不吉な未来を悪夢として見てしまう

少女・古藤結衣子は“悪夢ちゃん”と呼ばれていた。

5年生の時から彼女のクラスの担任となった武戸井彩未も、

かつては同じような能力を持っていた。

ある日の結衣子の夢に、巨大な怪鳥に乗った夢王子が出てくる。

彼はクラスメイトを次々に剣で切り裂き、

一人残った結衣子は彼にキスをせがむのだった…。

そして次の日、夢王子とそっくりの転校生・渋井完司がクラスに現れて…。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとして6年生になった古藤結衣子は

担任の彩未とクラスメイトに囲まれながら平和な日々を送っていた。

しかしそんな結衣子も再び悪夢を見るようになり、

ある夢王子が生徒たちを消し去り、彩未の首を撥ねる夢で、

そんな夢王子に結衣子が恋をしてしまった。

その翌日その夢王子が現実に現れ、渋井完司という転校生だった。

完司は数々の学校を転向し続けてきたらしくなかなかクラスの人たちと馴染めない。

そんな中1人の生徒の屋台で売っているハム焼きを宣伝しようという事になり

クラスのみんなで考える事になる。

そんな中結衣子は再び悪夢を見てしまい、

その悪夢は空から鳥の糞がハム焼きで落とされるというものだった。

それがどういう事なのか良く解らないまま結衣子は

そのハム焼き屋のリニューアルオープンして

お店は繁盛していたところに突然食中毒のお客が続出し

お店は営業停止に追い込まれるのだった。

その原因は転校生の完司にある事を知った結衣子は完司の後を追うが、

完司は結衣子とある場所へ行く事にする。

完司はどうやら他の学校でもこういうトラブルがあったようだが、

その理由がここではハッキリしない。

結衣子も悪夢を観た事と初恋の相手という事で気になっていた。

そんな事で行方不明になった結衣子を彩未が探す事になるも、

その直後今度はクラスの生徒たちも忽然と消えてしまった。

その為保護者が集まり、事情説明しなければならなくなった彩未だったが、

ある保護者が生徒から心配しなくていいとか、

何か同じ夢を見たとかいう話になり、

完司の父親と対面した事により彩未は結衣子と完司、

そして生徒たちが向かったのは完司のかつて住んでいた家だった。

そして結衣子が残したその夢札にはある悪夢が描かれていた。

そしてその先には彩未も結衣子も知らない完司とその家族の秘密が隠されていた。

果たしてその秘密とは何だったのか?

結末は劇場で観てほしいけれど、

完司は色々な学校に転校を続けなければならなかった理由は

最後でハッキリする訳だけれど、

その前に完司がどうしてあのような事件を起こしたのか?

という部分があるんだけれど、完司のような幼少期にあのような経験をしてしまうと、

無意識に罪の意識を持ちながら罪を重ねてしまうケースがある。

多分完司はその事がどういう事なのか事件を起こした時点では

まだ理解できていなかった故に、

どうしても他人から見たら食中毒事件の謎がここで引っ掛かってしまうのだが、

人は時として制御しなければならない時があるけれど、

その制御方法を確り教えないと成長して行く過程で

その制御ができなくなってしまうケースがある。

本人はそういう事に無意識に苦しみ続けながら重ねて行く訳で、

これを終わらせるにはその原点に戻らなければならないという事だ。

その意味では悪夢を知る事で悪夢を防いできた結衣子と彩未は

その悪夢を理解した事でどうやって抑えるべきなのかを

連続ドラマの時には毎回考えて行った訳だけれど、

今回もその答えと理解できるまでに辿り着くまでに

完司の過去の出来事がどれだけ辛く苦しい事だったのか?という事だ。

本当ならその場で素直に行動すれば良かったのだろうけれど、

事情を考慮すると母親が子供を思って自らの事を責めてしまったが

故に3人の秘密にしてしまったという事だ。

当然そうなれば罪を重ねる事になる訳だけれど、

これは結果論になるけれど、

正直に通報していたらここまで苦しめる事はなかったかもしれないし、

正当防衛が認められたかもしれない。

そう思うと結衣子と彩未がその悪夢から3人を解き放ったという事になるだろう。

総評として結衣子と彩未は完司の悪夢から解き放った。

もちろん完司のやった事は許される事ではない。

その中でも1番重要な悪夢を解き放った事によって

完司が再び社会復帰する時には今度は悪夢に苦しむ事は無いだろう。

結衣子にとっては辛い失恋となったけれど、

成長した悪夢ちゃんは一歩大人の階段を上ったのでした。

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