3月14日公開の映画「アナと雪の女王」を鑑賞した。
この映画はウォルト・ディズニー制作の3Dアニメで全世界で
空前の大ヒットしている作品で氷の魔法を使える
エルサ女王がその力を抑え切れず国全体を氷で覆われた冬の世界にしてしまい、
それを止めるべく妹のアナ王女がエルサ女王に元通りにしてほしいと話すも、
エルサ女王も元に戻す術を知らず国から命を狙われてしまうストーリーである。
ミュージカル仕立てによる作品としては一昨年実写版として
レ・ミゼラブルが大ヒットした事が記憶に新しいが、
この作品もその系統同様に最初から最後まで絶妙の歌声で観客を魅了し、
最後は感動に包まれる事だろう。
この映画はウォルト・ディズニー制作の3Dアニメで全世界で
空前の大ヒットしている作品で氷の魔法を使える
エルサ女王がその力を抑え切れず国全体を氷で覆われた冬の世界にしてしまい、
それを止めるべく妹のアナ王女がエルサ女王に元通りにしてほしいと話すも、
エルサ女王も元に戻す術を知らず国から命を狙われてしまうストーリーである。
ミュージカル仕立てによる作品としては一昨年実写版として
レ・ミゼラブルが大ヒットした事が記憶に新しいが、
この作品もその系統同様に最初から最後まで絶妙の歌声で観客を魅了し、
最後は感動に包まれる事だろう。
私が洋画アニメを鑑賞するのは2001年以来実に13年ぶりになるほど、
実は洋画のアニメについては殆ど観た記憶がない。
もちろんテレビやDVDなどでは観た事ありますけれど、
どういう訳か外国アニメを観る事はほとんどしていないが別に理由がある訳じゃなく、
個人的に観たい作品に出逢わなかったに過ぎない。
私の場合日本アニメは先日のコナン筆頭に
ルパン、エヴァ、ガンダムシリーズ、ジブリシリーズなど
数多くの作品を鑑賞しているのでアニメ嫌いではない。
ただどうしてそんな人が今回この作品を観ようとなったのか?
というのは理由は単純明快でどうしてこんなに空前の大ヒットをしているのか
知りたかったからです。
だから私としては作品的なストーリーは観るまである程度は感じながらしか
知識が無く殆どぶっつけ本場で鑑賞しました。
しかし公開されたのが3月14日ですから既に1か月半が経過しているにもかかわらず
私が観た劇場で3番目に観客が入るスクリーンが満員とはビックリした。
確かに日曜日の昼という面を差し引いても
これだけの人が観たいと感じさせる作品とはどんなものなのかさらに知りたくなった。
ストーリーはそれほど難しいものではないんだけれど、
果たしてどうしてエルサはアナを避け、
そしてどうやってこの状況を解決させたのだろうかレビューしていく。
ストーリー
運命に引き裂かれた王家の美しい姉妹、エルサとアナ
触れるものを凍らせる“禁断の力”を持つ姉エルサは、
妹アナを傷つけることを恐れ、幼い頃から自分の世界に閉じこもって暮らしていた。
美しく成長したエルサは新女王として戴冠式に臨むが、
力を制御できずに真夏の王国を冬に変えてしまう。
城から逃亡した彼女は、生まれて初めて禁断の力を思うがまま解き放ち、
雪と氷を自由自在に操り、冬の王国を作り出す。
愛する者を守るため本当の自分を隠して生きてきたエルサは、
“雪の女王”となることで生きる喜びと自由を手に入れたのだ。
一方、妹を守るために姉が払ってきた犠牲と愛の深さを知ったアナは、
エルサと王国を救うため、山男のクリストフとその相棒のトナカイのスヴェン、
“夏に憧れる雪だるま”のオラフと共に雪山の奥深くへと旅に出る。
アナの思いは凍った心をとかし、凍った世界を救うことができるのか?
そして、すべての鍵を握る“真実の愛”とは…?
以上アナと雪の女王HPより
結末は劇場で観てほしいけれど、
今回のレビューとしてレ・ミゼラブルのミュージカル風の作品が受け入れられた
という過去がある事を踏まえてもこの作品はそれ以上に
幅広い世代に受け入れられる作品なのだという事は
冒頭から十分感じ取る事ができた。
映画には時として音楽がかなりの役割を果たす事がある。
実際にアナと雪の女王は音楽シーンでも映画作品の
トラックの1部の曲がこれほどヒットした記憶は私の中にはない。
それは主題歌として年間1位になったケースはあるけれど、
松たか子さんが歌っているシーンの歌が1番売れているというのは
映画のシーンを観て十分納得した。
この映画の中でエルサが魔法の力を使ってしまった事に対する
後悔と自由になった喜びが上手く表現されている。
ここからは日本語吹き替え版のレビューとなるけれど、
こういうシーンで実写版のミュージカル作品だと
相当な歌唱力を備えないと表現できないのだが、
松たか子さんは元々歌舞伎界の家の出身で舞台でデビューしている。
そして歌手としてもヒット曲を数多く出しており、
舞台経験、さらに歌手としての経験がある事で
この役が務まるのは松たか子さん以外にいないという事になったのは十分納得する。
アニメになるとどうしても専門の声優を起用するべきだ!
という意見がアニメファンの間でよく出る事は少なくない。
実際に色々な作品でどうして俳優、女優が起用されるのか?とよく問われる。
ただこの作品については条件として歌唱力が求められたという点で
考えると確かに過去日本のアニメではマクロスフロンティアで
歌を前面に出すシーンでは歌のシーンと声のシーンは
声優と歌手で使い分けて使用されたケースもあり、
それだと整合性が取れないという部分があり、
専門の声優で声と歌を両方となると確かに色々な人が
最近歌手と声優を両立しているけれど、
この作品に求めた声の人が専門の声優にはいなかったという事になるんだろうと思う。
アナの声を演じた神田沙也加も最近は舞台中心に女優活動をしており、
元々歌手としてデビューしており、親子で紅白に出場した事もある。
歌手経験もあり、舞台経験もあるという事でこの役に抜擢されたが、
見事にアナを演じ切っていた。
これは私が観たのが吹替え版だったからであり、
これが字幕版だとまた違った感じ方をしただろう。
ストーリーに戻ると小さい時からエルサは氷の魔法を備えていた。
アナにも魔法が備わっていたようだが、
ある日エルサが誤ってアナに氷の魔法を掛けてしまった事で、
アナを救うために魔法が使えなくなる事と
引き換えにエルサとの魔法の記憶を消し去る。
そしてその日以来エルサは孤独の生活を強いられ、
アナもエルサに対面できない生活となる。
ある日国王と王妃が外国へ向かう途中の船が遭難し、
それにより国王を失ってしまい、成人になるまで国王が不在となった。
月日は流れエルサは成人と共に正式に女王となり、アナは王女としてこの日を迎えた。
そして戴冠式に挑んだエルサだったが、
アナがそこで出会った王子と恋に落ちた事で口論となり
エルサは氷の魔法を誤って使ってしまい国中が
氷に覆われる真冬となってしまった。
この責任を感じたエルサは城を去り、
山奥へ行って氷の城を構えるのだった。
しかしこのままでは真冬のままで元に戻すためアナはエルサに会いに向かった。
途中で出会ったクリストフと共にエルサに会いに向かうが
エルサはさらに心を閉ざしてしまっていた。
このままにはできないと側近たちは兵を引き連れてエルサ討伐に向かうが
エルサの氷の魔法に苦戦するも何とかエルサを捉える事に成功した。
しかしその直後国を乗っ取られようとする陰謀がエルサとアナに迫っていた。
果たしてアナはエルサを救えるのか?
そしてエルサはどうやってこの氷の世界を元に戻すのだろうか?
結末は劇場で観てほしいけれど、
どうしてこの作品が魅了されたのかは十分理解できたので
やはり映画には音楽の要素が不可欠だという認識を再確認できたし、
ストーリーが子供にも解り易く描かれている事も共感を呼んでいる部分である事も
空前の大ヒットになっているのが理解できた。
全く声もないアーティストのような作品だと評価できる反面退屈してしまうが、
ミュージカル風の作品は途中で歌声がワンシーンの
心境を解り易く心に伝えてくれる事で下手に考えなくても
理解し易いという側面がある。
ミュージカルは元々歌の要素なくしては成り立たないだけに、
外国作品のアニメを日本語で翻訳すると解り難くなり易いところを
実に解り易く仕上げた事は翻訳した人たちの努力でもあるし、
何度もこの作品を魅了するためには誰なら
それができるのかを確り選んだ事で世代を超えて魅了できる作品になった。
英語が全て理解できる人は字幕なしの英語版で良いと思う。
総評として作品全体として実に解り易くミュージカル風に
仕上げた事が空前の大ヒットになった。
最近の作品は考えながら観る事が多くなっているけれど、
時としてそれが難解過ぎて解らず終わってしまう事も少なくない。
でもこの作品は多くの人が理解する事が可能な作品で
子供にも理解し易い作品として仕上がった。
そして子供たちには困難を乗り越える時に必要な事は
誰か何かを愛する事である事を解り易く示してくれた事は
作品の評価をさらに高める事になったと思います。

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実は洋画のアニメについては殆ど観た記憶がない。
もちろんテレビやDVDなどでは観た事ありますけれど、
どういう訳か外国アニメを観る事はほとんどしていないが別に理由がある訳じゃなく、
個人的に観たい作品に出逢わなかったに過ぎない。
私の場合日本アニメは先日のコナン筆頭に
ルパン、エヴァ、ガンダムシリーズ、ジブリシリーズなど
数多くの作品を鑑賞しているのでアニメ嫌いではない。
ただどうしてそんな人が今回この作品を観ようとなったのか?
というのは理由は単純明快でどうしてこんなに空前の大ヒットをしているのか
知りたかったからです。
だから私としては作品的なストーリーは観るまである程度は感じながらしか
知識が無く殆どぶっつけ本場で鑑賞しました。
しかし公開されたのが3月14日ですから既に1か月半が経過しているにもかかわらず
私が観た劇場で3番目に観客が入るスクリーンが満員とはビックリした。
確かに日曜日の昼という面を差し引いても
これだけの人が観たいと感じさせる作品とはどんなものなのかさらに知りたくなった。
ストーリーはそれほど難しいものではないんだけれど、
果たしてどうしてエルサはアナを避け、
そしてどうやってこの状況を解決させたのだろうかレビューしていく。
ストーリー
運命に引き裂かれた王家の美しい姉妹、エルサとアナ
触れるものを凍らせる“禁断の力”を持つ姉エルサは、
妹アナを傷つけることを恐れ、幼い頃から自分の世界に閉じこもって暮らしていた。
美しく成長したエルサは新女王として戴冠式に臨むが、
力を制御できずに真夏の王国を冬に変えてしまう。
城から逃亡した彼女は、生まれて初めて禁断の力を思うがまま解き放ち、
雪と氷を自由自在に操り、冬の王国を作り出す。
愛する者を守るため本当の自分を隠して生きてきたエルサは、
“雪の女王”となることで生きる喜びと自由を手に入れたのだ。
一方、妹を守るために姉が払ってきた犠牲と愛の深さを知ったアナは、
エルサと王国を救うため、山男のクリストフとその相棒のトナカイのスヴェン、
“夏に憧れる雪だるま”のオラフと共に雪山の奥深くへと旅に出る。
アナの思いは凍った心をとかし、凍った世界を救うことができるのか?
そして、すべての鍵を握る“真実の愛”とは…?
以上アナと雪の女王HPより
結末は劇場で観てほしいけれど、
今回のレビューとしてレ・ミゼラブルのミュージカル風の作品が受け入れられた
という過去がある事を踏まえてもこの作品はそれ以上に
幅広い世代に受け入れられる作品なのだという事は
冒頭から十分感じ取る事ができた。
映画には時として音楽がかなりの役割を果たす事がある。
実際にアナと雪の女王は音楽シーンでも映画作品の
トラックの1部の曲がこれほどヒットした記憶は私の中にはない。
それは主題歌として年間1位になったケースはあるけれど、
松たか子さんが歌っているシーンの歌が1番売れているというのは
映画のシーンを観て十分納得した。
この映画の中でエルサが魔法の力を使ってしまった事に対する
後悔と自由になった喜びが上手く表現されている。
ここからは日本語吹き替え版のレビューとなるけれど、
こういうシーンで実写版のミュージカル作品だと
相当な歌唱力を備えないと表現できないのだが、
松たか子さんは元々歌舞伎界の家の出身で舞台でデビューしている。
そして歌手としてもヒット曲を数多く出しており、
舞台経験、さらに歌手としての経験がある事で
この役が務まるのは松たか子さん以外にいないという事になったのは十分納得する。
アニメになるとどうしても専門の声優を起用するべきだ!
という意見がアニメファンの間でよく出る事は少なくない。
実際に色々な作品でどうして俳優、女優が起用されるのか?とよく問われる。
ただこの作品については条件として歌唱力が求められたという点で
考えると確かに過去日本のアニメではマクロスフロンティアで
歌を前面に出すシーンでは歌のシーンと声のシーンは
声優と歌手で使い分けて使用されたケースもあり、
それだと整合性が取れないという部分があり、
専門の声優で声と歌を両方となると確かに色々な人が
最近歌手と声優を両立しているけれど、
この作品に求めた声の人が専門の声優にはいなかったという事になるんだろうと思う。
アナの声を演じた神田沙也加も最近は舞台中心に女優活動をしており、
元々歌手としてデビューしており、親子で紅白に出場した事もある。
歌手経験もあり、舞台経験もあるという事でこの役に抜擢されたが、
見事にアナを演じ切っていた。
これは私が観たのが吹替え版だったからであり、
これが字幕版だとまた違った感じ方をしただろう。
ストーリーに戻ると小さい時からエルサは氷の魔法を備えていた。
アナにも魔法が備わっていたようだが、
ある日エルサが誤ってアナに氷の魔法を掛けてしまった事で、
アナを救うために魔法が使えなくなる事と
引き換えにエルサとの魔法の記憶を消し去る。
そしてその日以来エルサは孤独の生活を強いられ、
アナもエルサに対面できない生活となる。
ある日国王と王妃が外国へ向かう途中の船が遭難し、
それにより国王を失ってしまい、成人になるまで国王が不在となった。
月日は流れエルサは成人と共に正式に女王となり、アナは王女としてこの日を迎えた。
そして戴冠式に挑んだエルサだったが、
アナがそこで出会った王子と恋に落ちた事で口論となり
エルサは氷の魔法を誤って使ってしまい国中が
氷に覆われる真冬となってしまった。
この責任を感じたエルサは城を去り、
山奥へ行って氷の城を構えるのだった。
しかしこのままでは真冬のままで元に戻すためアナはエルサに会いに向かった。
途中で出会ったクリストフと共にエルサに会いに向かうが
エルサはさらに心を閉ざしてしまっていた。
このままにはできないと側近たちは兵を引き連れてエルサ討伐に向かうが
エルサの氷の魔法に苦戦するも何とかエルサを捉える事に成功した。
しかしその直後国を乗っ取られようとする陰謀がエルサとアナに迫っていた。
果たしてアナはエルサを救えるのか?
そしてエルサはどうやってこの氷の世界を元に戻すのだろうか?
結末は劇場で観てほしいけれど、
どうしてこの作品が魅了されたのかは十分理解できたので
やはり映画には音楽の要素が不可欠だという認識を再確認できたし、
ストーリーが子供にも解り易く描かれている事も共感を呼んでいる部分である事も
空前の大ヒットになっているのが理解できた。
全く声もないアーティストのような作品だと評価できる反面退屈してしまうが、
ミュージカル風の作品は途中で歌声がワンシーンの
心境を解り易く心に伝えてくれる事で下手に考えなくても
理解し易いという側面がある。
ミュージカルは元々歌の要素なくしては成り立たないだけに、
外国作品のアニメを日本語で翻訳すると解り難くなり易いところを
実に解り易く仕上げた事は翻訳した人たちの努力でもあるし、
何度もこの作品を魅了するためには誰なら
それができるのかを確り選んだ事で世代を超えて魅了できる作品になった。
英語が全て理解できる人は字幕なしの英語版で良いと思う。
総評として作品全体として実に解り易くミュージカル風に
仕上げた事が空前の大ヒットになった。
最近の作品は考えながら観る事が多くなっているけれど、
時としてそれが難解過ぎて解らず終わってしまう事も少なくない。
でもこの作品は多くの人が理解する事が可能な作品で
子供にも理解し易い作品として仕上がった。
そして子供たちには困難を乗り越える時に必要な事は
誰か何かを愛する事である事を解り易く示してくれた事は
作品の評価をさらに高める事になったと思います。

